シュピールベルクのレッドブル・リンクを舞台に29日(金)、2018年FIA F1世界選手権第9戦オーストリアGP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのハミルトンが最速タイムを記録した。
初回セッションもハミルトンが1分04秒839を刻んでトップに立ち、ボッタスが0.127秒差で2番手、レッドブルのフェルスタッペンが3番手に並んだ。
初日は雲が多かったレッドブル・リンクは気温21℃、路面温度27℃、湿度62%のドライコンディションで2回目のフリー走行がスタート。セッションが始まると各車がインストレーションラップに臨み、システムチェックを終えた順にタイム計測を開始している。
チームメイト間でタイヤを分ける陣営が多く、ソフトとスーパーソフトを使ったプログラムが中心となった。ベッテルがソフト、ライコネンがスーパーソフトを履いたフェラーリ勢が序盤に1分05秒台に乗せて1-2態勢を築き、先にライコネンがトップに立つも、ひとつ硬いコンパウンドを履いたベッテルの方が速くラップをまとめて1分04秒949をマークし、暫定トップの座を手に入れている。
遅れて始動したレッドブルとメルセデスもソフトとスーパーソフトのコンパウンドに分けて出陣し、メルセデスはフェラーリ同様に硬い方のタイヤで走ったハミルトンの方が好ペースだったが、レッドブルはスーパーソフトを試したリカルドが0.1秒速い。
序盤の走行が終了した時点でトップにいたのは1分04秒579を刻んだハミルトン。ボッタスが0.188秒差で2番手に続き、1分04秒台に入れていたベッテルが3番手だ。
残り時間が60分を切った頃にウルトラソフトタイヤでのショートランがスタートし、ハースF1勢が大きくタイムを更新する一方で、ベッテルやリカルドは自己ベストに近いタイムこそ刻むものの、ラップ全体を整えられずにペースを上げられない。多くのマシンがコースに出ていたこともあり、トラフィックの対応も求められた。
セッション半ば、高速のターン10でトロ・ロッソのガスリーがコントロールを失ってグラベルにはまり、一時、赤旗が振られるインシデントが発生。ガスリーはコーナー手前の縁石に乗り上げた際に左フロントサスペンションを傷めたようで、ランオフエリアを突き抜けてグラベルで停車したが、身動きが取れずにその場でマシンを降りている。
4分ほどでセッションが再開されると、まだウルトラソフトを試していなかった面々が柔らかいコンパウンドを履いてコースになだれ込む。ただ、ソフトやスーパーソフトのタイムと大差はなく、メルセデス勢は自己ベストに届かず、ベストタイムを刻んだフェルスタッペンもポジションを上げられずに5番手にとどまった。
各チームがロングランに集中した終盤、残り20分を切ってガスリーが再びコックピットに収まり、数分後にはユーズドのスーパーソフトを履いてコースに向かう。トロ・ロッソクルーは壊れたマシンがガレージに戻されてから短時間で修復作業を完了させ、ガスリーをコースへと送り出した。
タイムシートに目立った変化がない状態で90分のセッションは終了し、1分04秒579を刻んだハミルトンがトップに立っている。ハミルトンのベストタイムはソフトタイヤでマークしたものだ。0.176秒差でボッタスが2番手に続き、初回セッション同様にメルセデスが1-2で初日を締めくくった。3番手に入ったベッテルはハミルトンに0.236秒遅れだ。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーはトラブルがありながらも9番手で初日を終え、53周を走破した相棒のハートレーは17番手のタイムを残している。
ガスリーは、トップのハミルトンから1.12秒差、20番手のストロールでも2秒程度と今までと違って接戦です。予選が楽しみですね!
初回セッションもハミルトンが1分04秒839を刻んでトップに立ち、ボッタスが0.127秒差で2番手、レッドブルのフェルスタッペンが3番手に並んだ。
初日は雲が多かったレッドブル・リンクは気温21℃、路面温度27℃、湿度62%のドライコンディションで2回目のフリー走行がスタート。セッションが始まると各車がインストレーションラップに臨み、システムチェックを終えた順にタイム計測を開始している。
チームメイト間でタイヤを分ける陣営が多く、ソフトとスーパーソフトを使ったプログラムが中心となった。ベッテルがソフト、ライコネンがスーパーソフトを履いたフェラーリ勢が序盤に1分05秒台に乗せて1-2態勢を築き、先にライコネンがトップに立つも、ひとつ硬いコンパウンドを履いたベッテルの方が速くラップをまとめて1分04秒949をマークし、暫定トップの座を手に入れている。
遅れて始動したレッドブルとメルセデスもソフトとスーパーソフトのコンパウンドに分けて出陣し、メルセデスはフェラーリ同様に硬い方のタイヤで走ったハミルトンの方が好ペースだったが、レッドブルはスーパーソフトを試したリカルドが0.1秒速い。
序盤の走行が終了した時点でトップにいたのは1分04秒579を刻んだハミルトン。ボッタスが0.188秒差で2番手に続き、1分04秒台に入れていたベッテルが3番手だ。
残り時間が60分を切った頃にウルトラソフトタイヤでのショートランがスタートし、ハースF1勢が大きくタイムを更新する一方で、ベッテルやリカルドは自己ベストに近いタイムこそ刻むものの、ラップ全体を整えられずにペースを上げられない。多くのマシンがコースに出ていたこともあり、トラフィックの対応も求められた。
セッション半ば、高速のターン10でトロ・ロッソのガスリーがコントロールを失ってグラベルにはまり、一時、赤旗が振られるインシデントが発生。ガスリーはコーナー手前の縁石に乗り上げた際に左フロントサスペンションを傷めたようで、ランオフエリアを突き抜けてグラベルで停車したが、身動きが取れずにその場でマシンを降りている。
4分ほどでセッションが再開されると、まだウルトラソフトを試していなかった面々が柔らかいコンパウンドを履いてコースになだれ込む。ただ、ソフトやスーパーソフトのタイムと大差はなく、メルセデス勢は自己ベストに届かず、ベストタイムを刻んだフェルスタッペンもポジションを上げられずに5番手にとどまった。
各チームがロングランに集中した終盤、残り20分を切ってガスリーが再びコックピットに収まり、数分後にはユーズドのスーパーソフトを履いてコースに向かう。トロ・ロッソクルーは壊れたマシンがガレージに戻されてから短時間で修復作業を完了させ、ガスリーをコースへと送り出した。
タイムシートに目立った変化がない状態で90分のセッションは終了し、1分04秒579を刻んだハミルトンがトップに立っている。ハミルトンのベストタイムはソフトタイヤでマークしたものだ。0.176秒差でボッタスが2番手に続き、初回セッション同様にメルセデスが1-2で初日を締めくくった。3番手に入ったベッテルはハミルトンに0.236秒遅れだ。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリーはトラブルがありながらも9番手で初日を終え、53周を走破した相棒のハートレーは17番手のタイムを残している。
ガスリーは、トップのハミルトンから1.12秒差、20番手のストロールでも2秒程度と今までと違って接戦です。予選が楽しみですね!