20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

突然の上海出張

2019-09-29 16:03:59 | ビジネス
木曜日午後3時、突然の上海出張、
珠海空港発20時20分。



中華人民共和国建国70周年のモニュメント。



金曜日朝、上海虹橋高鉄(新幹線)駅は明日から国慶節の休みのため、殺人的混みようです。



昆山南駅にも70周年のモニュメント。



客先で会議の時間が押したので、上海浦東空港まで電車に乗っている以外は猛ダッシュ。
何とか1分前にチェックインすることができ、ヤレヤレ

 

これに乗れなければ、国慶節の国民大移動の最中、いつ珠海に帰れるか分からないところでした。

上海浦東19時40分定刻発2時間20分で珠海のとなりの江門の街の明かりが見えてきました。



電車移動以外の猛ダッシュ、久々の駆け足で息が上がりましたが、無事珠海で帰れて良かったです。



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ロシアGP-予選

2019-09-29 08:17:28 | F1レース
28日(土)に行われた2019年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGP予選はフェラーリのルクレールが4レース続けてポールポジションを獲得した。



3回にわたって実施されたフリー走行は全体的にフェラーリ勢が速さを示しており、予選前の土曜フリー走行もルクレールがトップタイムを刻み、チームメイトのベッテルが2番手に続いた。

ソチの週末に先だって、Hondaが最新のスペック4を投入するにあたり、レッドブルの2台とトロ・ロッソのガスリーがICEを交換して5グリッド降格、トロ・ロッソのクビアトはバッテリー以外のパワーユニット一式を新しいコンポーネントに交換したため、後方グリッドに並ぶことが決まっていた。しかしながら、土曜フリー走行でエンジントラブルに見舞われたクビアトに関しては、すでにペナルティを受けていたこともあり、新しいスペック4のパワーユニットに交換することを決断。ペナルティを踏まえ、チームは交換作業を急ぐ理由はないとしてクビアトの予選セッション参加を見送っている。

ピレリはソチ・オートドロームにC2からC4のコンパウンドを持ち込み、土曜日には降雨の予報が発表されていたものの、Q1が始まった時点で青空が広がり、気温22℃、路面温度31.2℃、湿度61.9%のドライコンディションだった。各ドライバーは予選Q3用としてソフトタイヤを1セット確保することが義務付けられている。

ピットレーンオープンと同時にウィリアムズのラッセルがコースに向かい、少し間を置いて相棒のクビサがガレージを離れた。フェラーリ勢は共にミディアムタイヤを選んで始動し、ルクレールが最初のアタックラップで1分33秒613を記録するも、ベッテルはセクター3でコースを飛び出してしまい、ペースを緩めている。

ソフトタイヤを履いて出陣したメルセデスとレッドブルの面々はハミルトンが1分33秒230をマークしてトップに立ち、フェルスタッペン(レッドブル)が0.138秒差の2番手、ルクレールをはさんでボッタス(メルセデス)が4番手に並んだ。レッドブルを駆るアルボンは最初のラップで思うようにタイムを残せず、2回目のアタックで加速していったものの、ターン13への進入でスピードを出しすぎたようでリアのコントロールを失ってスピンを喫する。アルボンがマシン後部をウオールにぶつけてしまい、セッションは赤旗が振られて中断した。マシンにダメージはあるが、アルボンにケガはない様子。

6分38秒を残した状態でトップ5にはハミルトン、フェルスタッペン、ルクレール、ボッタス、マグヌッセン(ハースF1)が並び、ノックアウトゾーンの16番手以下にはラッセル、クビサ、アルボン、ベッテルの名前が連なっていた。

およそ5分後にセッションが再開されると、ベッテルとクビサが動き出し、2人がアタックラップに入った頃には他のドライバーもガレージを後にしている。予選Q1終盤のアタックを見送ったのはフェルスタッペン、ルクレール、ヒュルケンベルグ(ルノー)だ。メルセデス勢は序盤に使ったソフトタイヤを履いたまま、再度コースに向かっている。

ベッテルが1分33秒フラットを刻み、ノックアウトゾーンを脱すると同時にトップに浮上した。これに0.198秒差だったハミルトンが2番手、フェルスタッペンが3番手でQ1が終了する。

予選順位を確定させたのは16番手に終わったライコネン(アルファロメオ・レーシング)ほか、ラッセル、クビサ、アルボンだった。クビアトは予選で出走しておらず、決勝レースの出走可否はスチュワードの判断に委ねられるが、フリー走行のタイムを踏まえて判断されるため、出走に障害はないと思われる。

15分間で争われたQ2はミディアムタイヤに履き替えたメルセデスコンビが先陣を切り、ソフトタイヤを選んだフェルスタッペンがすぐ後に続いた。ベッテルがユーズドだったものの、フェラーリ勢は2人ともソフトタイヤを履いてアタックラップに臨んでいる。

Q2最初のアタックが完了した時点では1分32秒434をマークしたルクレールがタイムシート最上位につけ、2番手以下に0.657秒のリードを築く。2番手のベッテルに0.001秒差で3番手に食い込んだのはフェルスタッペンだ。ライバルよりも硬めのコンパウンドを履いたメルセデスコンビはハミルトンが4番手、ボッタスが5番手のタイムを残している。

6番手につけたガスリーから10番手のサインツ(マクラーレン)まで5台のギャップが0.035秒と超接戦となったQ2。サインツと11番手にいたマグヌッセンのタイムは0.097秒しか違わず、14番手に控えていたリカルド(ルノー)と比べても0.252秒差だった。

メルセデス勢がソフトタイヤに交換して臨んだQ2終盤のアタックではベッテルとフェルスタッペンが自己ベストを更新するもポジションは変わらず。ベッテルはルクレールとのギャップを0.1秒に縮め、フェルスタッペンは0.2秒差に接近した。メルセデス勢は結局ソフトタイヤではタイムを更新しておらず、レーススタートはミディアムタイヤを履くことになる。

11番手以下でQ2敗退となったのはガスリー、ペレス(レーシング・ポイント)、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、マグヌッセン、ストロール(レーシング・ポイント)だった。ガスリーとペレスは0.1秒とないわずかな差でQ3進出を逃している。

ポールポジションを競ったQ3はルノーとマクラーレンの各車が真っ先にガレージを離れ、ハースF1のグロージャンとメルセデスに続いてフェラーリの2台がコースに向かう。フェルスタッペンは若干前との距離を開けるようにしてコースインした。

1分31秒台に入れたルクレールをトップに、0.334秒差でベッテル、ハミルトンは0.5秒以上遅れて3番手にとどまり、ボッタスとフェルスタッペンがトップ5に並んでいる。フェルスタッペンはエンジンペナルティを受けるため、5番手以上で予選を終えればトップ10スタートを死守できる。

その後、ラストアタックでルクレールが1分31秒628をマークしてリードを広げ、4連続ポールポジションを達成。ハミルトンがベッテルを0.023秒上回ってフロントローを手に入れ、ベッテルが3番手におさまった。フェルスタッペンは4番手タイムを刻んでおり、レースは9番グリッドからスタートする予定だ。

ボッタスが5番手、以下、サインツ、ヒュルケンベルグ、ノリス、グロージャン、リカルドが10番手だった。

ホンダPU勢は、4台ともPUを交換したため、フェルスタッペンが9番グリッドとスターティンググリッド的には良い結果ではありませんが、オーバーテイクが可能なサーキットですので、決勝では全員頑張って欲しいですね!




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ロシアGP-金曜フリー走行

2019-09-28 09:11:23 | F1レース
ソチ・オートドロームにて27日(金)、2019年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGP金曜フリー走行2回目が実施され、レッドブルのフェルスタッペンがトップタイムを記録した。



C2からC4のピレリタイヤが用意されたソチのグランプリ週末は初回セッションでフェラーリのルクレールが1分34秒462をマークしてトップに立ち、0.082秒差でフェルスタッペンが2番手に食い込んでいる。

現地午後に入って雲が上空を覆う中、気温23.9℃、路面温度29.6℃、湿度57.9%のドライコンディションで始まった2回目のフリー走行はマクラーレンのノリスが先頭でコースイン。初回セッションでトラブルに見舞われて5周しか走れなかったトロ・ロッソのクビアトが後ろに続いた。Hondaによれば、クビアトのパワーユニットは影響がなかったとのことで、同じエンジンで走行を続けるとのこと。

システムチェックを終えたノリスが早速プログラムに取り掛かり、1分36秒170を記録した後、クビアトもコントロールラインを通過して0.6秒差のタイムをマークしている。徐々ににぎやかになるコース上ではミディアムタイヤを評価するドライバーが多かったが、アルファロメオ・レーシングのライコネンとマクラーレンのサインツはハードタイヤ、ウィリアムズの2台はソフトタイヤを履いてガレージを離れた。

他に、トロ・ロッソのガスリーとメルセデスのボッタスもハードタイヤで出陣しており、ボッタスはミディアムを履くフェラーリ勢に次ぐ3番手タイムを記録している。ターン2でコースを飛び出したボッタスがボラードにぶつかってしまい、コースマーシャルが清掃に入ったために一時、バーチャルセーフティカーが発令されたが、すぐに解除された。

コース上に青信号が灯されると同時にリカルドがルノーガレージを離れ、ハードタイヤを履いてシステムチェックを完了し、タイム計測に入っていく。セッション開始後もしばらくマシンの調整に励んでいたリカルドがコントロールラインを通過して全車のタイムが出そろい、トップ5にはルクレール、ベッテル(フェラーリ)、ボッタス、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レーシング・ポイント)が並んだ。

その後、レッドブルを駆るフェルスタッペンがハミルトンを上回って4番手に浮上し、さらにペースアップを成功させて3番手にポジションを上げるも、ハミルトンが自己ベストでラップをまとめて3番手に飛び込んだ。トップ10に名を連ねた中でハードタイヤを履いているのはボッタスだけで、それ以外のドライバーはミディアムタイヤで自己ベストタイムを記録している。

序盤の走行プランを終えてピットに戻った各車は柔らかいコンパウンドに履き替えて予選シミュレーションに励み、ルクレールが1分33秒台に入れていったンはトップの座をキープしたものの、フェルスタッペンが0.335秒速く走ってタイムシート最上位のドライバーが入れ替わった。

セッション後半はミディアムタイヤを中心に各チームがレースシミュレーションに取り組み、トロ・ロッソやルノー、アルファロメオ・レーシングはハードタイヤのロングランにも励んでいる。

予選シミュレーション以降に大きくタイムを改善したドライバーはおらず、1分33秒162を刻んだフェルスタッペンがトップに立ち、ルクレール、ボッタス、ハミルトン、ベッテルが続いた。

6番手にはガスリーが食い込み、アルボン(レッドブル)は10番手、クビアトは12番手のタイムを残している。

ホンダPU勢は、両チームとも仕上がりが良いようですので、今日の予選が楽しみですね!


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シンガポールGP-決勝

2019-09-23 18:32:36 | F1レース
22日(日)、夜景の美しいシンガポール市街地サーキットで2019年FIA F1世界選手権第15戦シンガポールGP決勝レースが開催され、フェラーリのベッテルが優勝した。



予選ではライバルを驚かせるほどのペースを見せつけたフェラーリのルクレールがポールタイムを記録し、0.191秒差でメルセデスのハミルトンがフロントローを確保。もう1台の跳ね馬を駆るベッテルは最初のランで暫定ポールにつけるも、2回目のアタックでタイムを伸ばせずに3番手にとどまった。

なお、ルノーのリカルドは予選Q3に進んで8番手タイムを残したが、セッション後にMGU-Kの違反が見つかり、予選結果を剥奪されている。予選Q1の最速タイムをマークしたラップでリカルドのルノーマシンに搭載されたMGU-Kがレギュレーションで許可されている120kw以上の電気エネルギーを発生していたことが発覚したのだ。リカルドは最後尾の20番グリッドに並び、新品のミディアムタイヤを装着してスタートに臨んでいる。

他に、フリー走行でクラッシュを喫したレーシング・ポイントのペレスがギアボックスを交換して予選とレースに挑むこととなり、5グリッド降格処分を受けたため、予選11番手だったペレスは15番グリッドに並んだ。

全長5.065kmのシンガポール市街地サーキットに夜の帳が下りる中、人工照明が灯され、61周で争われた決勝レースは気温29.8℃、路面温度33.7℃、湿度64.5%のドライコンディションでスタート時刻を迎える。ピレリタイヤはC3からC5の組み合わせが用意され、決勝レースではハードもしくはミディアムのコンパウンドを使用することが義務付けら
れた。

注目のスタートはポールシッターのルクレールが好発進を決め、ハミルトンが2番手を死守するもフェラーリの滑り出しが良く、ベッテルから激しいプレッシャーを受ける。それでも、なんとか持ちこたえたハミルトンはオープニングラップをスタート位置と同じ2番手で終え、ベッテル、フェルスタッペン(レッドブル)、ボッタス(メルセデス)、アルボン(レッドブル)と予選のオーダーと変化なく2周目に突入した。

その中で8番手スタートだったルノーのヒュルケンベルグがピットレーンに飛び込み、ウィリアムズのラッセルとマクラーレンのサインツも同様にピットに向かっている。ラッセルはスタート直後のターン1でフロントウイングがリカルドのルノーマシンと接触しており、ノーズを交換すると共にタイヤをミディアムからハードに履き替えた。

ヒュルケンベルグは左フロントタイヤがパンクチャーに見舞われたとのことで、どうやらターン5でサインツと交錯してしまったようだ。サインツは右リアタイヤの取り外しに時間を要してしまい、なんとかハードタイヤに交換してピットアウトするも、コースに戻った時点ですでに周回遅れにされている。

スタート後に混乱が生じることの多いシンガポールのレースだが、今年は多少のインシデントが発生するも大きなアクシデントはなく、ルクレールを先頭とする上位6台は1秒前後の間隔で隊列を組みながら接近戦を繰り広げた。7番手につけていたノリス(マクラーレン)はアルボンから徐々に遅れ始め、10周目を迎えた時点で前の集団から3.4秒離されていた。

それでも、予選Q2でベストタイムを記録したソフトタイヤでスタートした上位勢がデグラデーションを抱えてラップタイムが1分49秒台にとどまる中、フレッシュタイヤを履いてレースに臨んだ面々の方が好タイムを刻み始めると、ラップリーダーのルクレールから12番手に上がっていたリカルドまでが18秒差の団子状態となり、さらにギャップは少しずつ縮まっていく。

リカルドにかわされ、レーシング・ポイントの2台にもオーバーテイクを許したトロ・ロッソのクビアトは13周目の終わりに最初のピットストップに向かい、ハードタイヤに履き替えた。レース序盤はペースに苦しんでいた様子のクビアトだが、タイヤを交換してからはファステストラップを刻むなどペースアップに成功している。

タイヤのケアが必要とあって思うように後続に対するリードを築けなかったルクレールが自己ベストを刻んだのは16周目。次のラップには追いかけるハミルトンがタイヤのタレを報告しており、上位勢のタイヤ交換が迫っている様子をうかがわせた。ルクレールのペースが上がったのに伴ってハミルトンやベッテル、フェルスタッペンも自己ベストタイムを更新している。

ピットストップのタイミングを探る上位勢の中で最初に動いたのはフェラーリとベッテルだ。フェルスタッペンも同時にピットインしており、2人ともハードタイヤに交換してコースに戻っている。ベッテルは10番手、ヒュルケンベルグを挟んでフェルスタッペンは12番手の位置につけた。フェルスタッペンはボッタスとポジションを争っていたため、ヒュルケンベルグを早めに追い抜く必要があったが、オーバーテイクの難しいシンガポールながらスペースを見いだして早々とルノーマシンを料理している。

さらにルクレールとアルボンが次のラップでピットに入るも、ルクレールが戻った位置はベッテルの後ろだった。ベッテルはピットストップにおよそ3秒かかっており、決して最高速のタイヤ交換とはならなかったが、それでもルクレールの前に出ることに成功している。

一方、メルセデスはハミルトンに対してルクレールと逆の動きを取るように指示したため、ハミルトンはステイアウトを選び、ボッタスもコースにとどまっている。メルセデスの動きに注目が集まる中、先にピットに呼ばれたのはボッタスで、23周目に入るタイミングでハードタイヤに交換。第1スティント終盤にはコンマ数秒差でフェルスタッペンを追いかけていたボッタスだが、ピットアウトした時点でフェルスタッペンに6秒以上も引き離されていた。

メルセデスはセーフティカー導入の可能性にかけているのか、ハミルトンの第1スティントはさらに長く続く。ハミルトンのラップタイムは1分49秒台に落ち込んでおり、タイヤ交換を済ませたライバルたちは1分47秒台をキープしている。ハミルトンから15秒離れた位置にはアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィが控え、トロ・ロッソのガスリー、リカルド、レーシング・ポイントのストロールが1秒前後のギャップで連なった。いずれもスタートと同じタイヤを履き続けており、ガスリーがハード、それ以外はミディアムタイヤだ。

25周を走り終えると同時にピットインしたハミルトンはハードタイヤを履いて僚友ボッタスの目前で隊列に復帰。フェルスタッペンに5.6秒遅れとなったハミルトンはボッタスとその真後ろにいたアルボンを従える格好で、ペースアップに努めた。

ハミルトンのピットインでラップリーダーに躍り出たジョビナッツィはガスリーとリカルドからプレッシャーを受けながらも必死にポジションを守っていたが、レースの折り返し地点を目前にフェラーリ勢が追いつき、ストロールをかわしたベッテルがリカルドもコース上でオーバーテイクしてガスリーにも攻撃を仕掛けていく。ガスリーに対する追い抜きではトロ・ロッソマシンをコース外に押し出す形になりながらも、2番手に浮上したベッテルはすぐさまジョビナッツィも料理してラップリーダーに。ガスリーとの一件はスチュワードに報告されたが、おとがめなしの裁定が下っている。

ガスリーが最初で最後のピットストップに向かったのはベッテルが33周目に入ったタイミングだ。新しいミディアムタイヤに交換したガスリーは16番手で隊列に復帰した。この時点でまだジョビナッツィとリカルドは第1スティントを続けていたが、リカルドがボッタスとアルボンに続いてジョビナッツィをオーバーテイクしようとした際、リカルドの右リアタイヤとジョビナッツィのマシンが接触してしまい、リカルドはパンクチャーに見舞われる。コース外に押し出されたジョビナッツィは衝撃でマシンを弾ませており、多かれ少なかれ接触の影響を受けていたと思われるが、そのままピットインしてタイヤ交換を完了した。

パンクしたタイヤのままピットを目指したリカルドは大きくタイムを失いながらもチームのもとにたどり着き、ハードタイヤに履き替えてレースを継続したものの、それまでに稼いだ大幅なポジションアップがご破算となり、一時は18番手まで後退してしまう。

しかしながら、同じ頃、グロージャンがラッセルを追い抜こうとしたところ、ウィリアムズマシンにぶつかってしまい、その反動でラッセルがターン8のウオールに接触。マシンにダメージを受けてそのまま停車したため、黄旗が振られた後にセーフティカーが導入される。上位勢に動きはなかったものの、中団グループにはタイヤ交換に向かうドライバーが複数おり、ルノーはヒュルケンベルグのタイヤをハードから新しいミディアムに、トロ・ロッソはクビアトをピットに呼んで新品のソフトタイヤを履かせてコースに送り出した。タイヤ交換を終えたばかりだったジョビナッツィも再度ピットインしてソフトタイヤに履き替えている。

ラッセルとぶつかったグロージャンは緊急ピットインしてノーズを交換、タイヤもソフトタイヤに変えてコースに戻った。

36周目に出動したセーフティカーは40周目の終わりに解除され、ベッテル、ルクレール、フェルスタッペン、ハミルトン、ボッタス、アルボンの順に加速していった。リスタートでトップ10にオーダーの変化はなかったものの、ガスリーがストロールを追い抜いて11番手に上がっている。ストロールはさらにヒュルケンベルグやクビアトにもポジションを奪われ、バトルを繰り広げる中で左フロントタイヤにパンクチャーを抱えたようで緊急ピットインを強いられた。

レーシング・ポイントにさらなる悪報がもたらされたのは3周後。ペレスがメカニカルトラブルに見舞われてスローダウンしてしまったのだ。ペレスはコース脇にマシンを止めたため、再びセーフティカーが出動するも、上位勢はこのタイミングでも動かず、ピットストップを実行したのはストロールだけだ。

44周目から47周目までのセーフティカーピリオドを経て迎えたリスタートから3周後、またもセーフティカーが出動することに。クビアトがライコネン(アルファロメオ・レーシング)をオーバーテイクしようとインサイドに飛び込んだところ、2台が接触、コーナーを曲がれずに直進を余儀なくされ、クビアトはランオフエリアを通ってコース復帰を果たしたが、サスペンションを破損したライコネンはマシンを止めてリタイアを強いられている。この一件はレース後に審議されることが発表された。

今回のセーフティカーは2周でお役御免となり、生き残る17台がラスト10周のレースに集中。終盤にセーフティカー導入が相次ぎ、フィールド全体が接近した状態だったため、レース終了まで各所で激しいバトルが繰り広げられるも、トップ10ドライバーの順位が変わることはなく、ベッテルがチームメイトの猛追を振り切って優勝を果たした。ルクレールが2位、フェルスタッペンが3位で表彰台に上っている。

4位以下入賞はハミルトン、ボッタス、アルボン、ノリス、ガスリー、ヒュルケンベルグ、ジョビナッツィだ。クビアトは15位でフィニッシュしている。

ホンダPU勢、レッドブルのフェルスタッペンが3位表彰台、アルボンが6位入賞、トロロッソのガスリーが8位入賞、クビアトは残念ながら15位でしたが、次のロシア、日本で優勝、4台全車の入賞するよう頑張っていいですね!






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シンガポールGP-予選

2019-09-22 08:14:56 | F1レース
21日(土)、2019年FIA F1世界選手権第15戦シンガポールGP予選が実施され、フェラーリのルクレールがポールポジションを獲得した。



3回のフリー走行を通して異なるドライバーがトップタイムを記録してきた今週末、最後のフリー走行もルクレールがトップに立っており、メルセデスのハミルトンとフェラーリのベッテルが続く展開だった。

ピレリはマリーナベイのストリートサーキットにC3からC5の最も柔らかいコンパウンドの組み合わせを用意しており、予選Q3タイヤにはソフトにあたるC5が指定されている。

まばゆい夜景が美しいシンガポール市街地サーキットにて気温30度、路面温度35.4度、湿度62.2%のドライコンディションで始まったQ1はウィリアムズのクビサが最初にコースイン、アルファロメオ・レーシングの2人やレーシング・ポイントのペレスが続いた。

ペレスは土曜フリー走行でウオールにヒットし、ギアボックスを交換して予選に挑んだため、決勝レースでは5グリッド降格処分を受けることになっている。また、同じセッションでオイル漏れに見舞われたトロ・ロッソのクビアトはパワーユニットを交換したものの、使用済みのコンポーネントに載せ替えたためペナルティは受けない。そのクビアトもライバルに遅れることなく始動し、ソフトタイヤを履いてアタックに臨んでいる。

フェラーリやレッドブルがソフトタイヤを選んだ一方、メルセデスはミディアムタイヤで最初のランに挑んだが、ボッタスとハミルトンはともに1分38秒台のタイムを記録し、ソフトタイヤ勢から0.6秒ないし0.7秒遅れのペースを発揮している。

全車のタイムが出そろった時点で1分38秒014を刻んだルクレールをトップに、ベッテル、フェルスタッペン(レッドブル)、ボッタス、ハミルトンが上位につけた。トップ5のガップは0.7秒ほどで、6番手にはルクレールに0.868秒差のタイムをマークしたマクラーレンのサインツが食い込んでいる。

ノックアウトゾーンの16番手以下にはライコネン(アルファロメオ・レーシング)、ハースF1のグロージャンとマグヌッセン、ウィリアムズのラッセルとクビサがいたが、ライコネンは15番手のストロール(レーシング・ポイント)と0.067秒差しかなく、11番手につけていたヒュルケンベルグ(ルノー)からは0.3秒遅れだった。

中団グループは競争が激しく、ヒュルケンベルグ以降の4台はギャップが0.08秒とほんのわずかなゲインでポジションが大きく入れ替わる状況だ。

フェラーリ勢とフェルスタッペンはQ1終盤のアタックには参加せず、ソフトタイヤに履き替えたメルセデス勢が1分37秒台に入れて1-2態勢を築く。ボッタスが最速タイムとなる1分37秒317を記録している。

他にも自己ベストを更新したドライバーが多く、最終的にQ1で予選順位を確定させたのはクビアト、ストロール(レーシング・ポイント)、グロージャン、ラッセル、クビサの5名。トラブルの影響で十分な走行ができずに予選に挑んだクビアトは懸命にプッシュしたものの、0.015秒足りずにQ2進出を逃した。

予選Q3進出をかけて激しいバトルが繰り広げられたQ2は開始から3分弱で15台がコースに出そろい、1分36秒930をたたき出したルクレールがタイムシート最上位に立ち、0.131秒差でハミルトンが2番手、フェルスタッペンも大差ないラップタイムで3番手に食い込んでいる。

Q2最初のアタックで10番手につけたヒュルケンベルグとノックアウトゾーンの11番手ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)は0.117秒のギャップ、その後方だったトロ・ロッソのガスリーとペレスを含めても0.174秒差しかなかった。

15台すべてが新しいソフトタイヤを履いて挑んだQ2のラストアタックではベッテルが1分36秒720を刻んで最速タイムを塗り替えるも、ルクレールがさらに速いペースでラップをまとめ、0.070秒上回ってトップの座を取り戻している。ハミルトンも自己ベストを更新したが、フェラーリ勢には0.2秒届かずに3番手、フェルスタッペン、ボッタス、ノリス(マクラーレン)、アルボン(レッドブル)、サインツ、ルノーのリカルドとヒュルケンベルグがトップ10入りを決めた。

Q2敗退を喫したのは11番手から順にペレス、ジョビナッツィ、ガスリー、ライコネン、マグヌッセンだ。0.04秒差でQ3進出を逃したペレスはギアボックス交換に伴うペナルティを受けるため、スタート位置は16番手に下がる見込み。

インターバルを経てスタートしたQ3はフェラーリ、メルセデス、レッドブルの各車が新品のソフトタイヤでコースに入り、それ以外のドライバーはユーズドのソフトタイヤを装着してアタックラップに挑んだ。

暫定ポールにつけたのは1分36秒437をマークしたベッテルで、2番手に飛び込んだチームメイトのルクレールに0.354秒、3番手のフェルスタッペンに0.380秒のリードを築き、4番手と5番手に並んだメルセデス勢には1秒以上のギャップをつけている。

いったんピットに戻った10台すべてが新しいタイヤセットに履き替えて再びコースに入り、迎えたラストアタックではベッテルが最初のラップよりもタイムを伸ばせず、コントロールラインを通過することなくピットに引き上げる中、ルクレールが1分36秒217をマークしてトップに浮上する。さらにハミルトンもペースアップに成功したが、ルクレールには0.191秒届かずに2番手だった。

3番手にベッテルがとどまり、フェルスタッペンは4番手、ボッタスが5番手となり、6番手以下はアルボン、サインツ、リカルド、ヒュルケンベルグ、ノリスと続いている。

レッドブル・ホンダ勢は、フェルスタッペンが2列目、アルボンが3列目、追い抜きの難しい市街地サーキットですが、今日の決勝では頑張って欲しいですね!



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