20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

ラスベガスGP - 決勝

2024-11-27 21:06:01 | F1レース
 日本時間11月24日、2024年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースが行われ、ラッセル(メルセデス)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目、通算3勝目を飾った。



3位にサインツ(フェラーリ)が続いた。角田(RB)は9位となった。

 そして5位となったフェルスタッペン(レッドブル)が2024年シーズンのドライバーズタイトルを獲得し、自身4連覇を果たした。

 アメリカ合衆国ネバダ州の市街地コース、ラスベガス・ストリップ・サーキットを舞台に開催された第22戦。スタートタイヤは20台中16台がミディアムタイヤ(C4/イエロー)を選択。

 一方、15番グリッドのペレス(レッドブル)、19番グリッドのボッタス(キック・ザウバー)、ピットスタートのコラピント(ウイリアムズ)の3台はハードタイヤ(C3/ホワイト)。16番グリッドのアロンソ(アストンマーティン)のみソフトタイヤ(C5/レッド)を履いた。

 現地時間23日22時(日本時間24日15時)を過ぎ、気温18度、路面温度19度、湿度50%というコンディションで50周の決勝レースはスタートを迎えた。

 ポールシッターのラッセルがホールショットを守る一方で、4番グリッドスタートのルクレール(フェラーリ)が抜群の蹴り出しを見せターン3で2番手に浮上。これでサインツ(フェラーリ)は3番手、ガスリー(アルピーヌ)は4番手に後退する。

 7番グリッドスタートの角田は、5番フェルスタッペン、6番ノリス(マクラーレン)に続く7番手をキープ。一方8番グリッドスタートのピアストリ(マクラーレン)はヒュルケンベルグ(ハース)にかわされ9番手に後退する。

 2カ所のDRSゾーンを含む3本のロングストレートを低速セクションで繋ぐレイアウトのラスベガス・ストリップ・サーキット。DRSの後押しも得たフェルスタッペンは4周目にガスリーを攻略し4番手に浮上する。

 一方で4周目の最終ターンで2番手ルクレールが首位のラッセルに仕掛ける。5周目のターン1で2台はサイド・バイ・サイドとなるが、ここはラッセルがポジションを死守。ルクレールのアプローチは一旦仕切り直しとなるが、タイヤを酷使した影響もあってかここでラッセルと1秒以上のギャップが開いてしまう。

 7周目のターン14でサインツがペースの下がったルクレールをかわし2番手の座を取り戻す。さらにルクレールは8周目ターン14手前のストレートでフェルスタッペンにかわされ4番手に後退。これでフェルスタッペンが3番手となり、タイトル獲得に向けて前進する。

 9周目のターン14で角田がハミルトンにかわされ8番手に後退。その直後4番手ルクレールと6番手ノリスがハードタイヤに交換。そんな10周目のターン14でフェルスタッペンがサインツをかわし2番手に浮上。

 サインツ、ガスリー、角田、ピアストリ(スタート違反で5秒ペナルティ有)が11周目にハードタイヤに交換。ガスリーのピットでタイムロスがあったこともあり、角田がガスリーを先行することに。

 13周目にラッセル、14周目にハミルトンがハードに履き替えると、ラッセルは首位をキープ。ハミルトンは角田の前、事実上の6番手でコース復帰する。

 そんななか、16周目に13番手走行中のガスリーが「ノーパワーだ!」と無線を飛ばした。アルピーヌは「モニターしている限りでは問題はない」と応えるが、その後マシンからは白煙が巻き上がり、ガスリーはガレージにマシンを納めた。予選3番手と好走を見せたガスリーだったが、失意のリタイアとなった。

 17周目、ハミルトンがノリスをかわし5番手に浮上。全車が最初のピットを終え、20周目時点でラッセル、フェルスタッペン、サインツ、ルクレール、ハミルトン、ノリス、角田、ピアストリ、アルボン(ウイリアムズ)、ヒュルケンベルグというトップ10に。

 メルセデス勢のレースペースは速く、ルクレールは21周目時点で2番手フェルスタッペンに10秒のギャップを築いた。また、10番グリッドから5番手までポジションを上げたハミルトンは、さらに4番手ルクレールに揺さぶりをかけ続ける。

 ただ、ルクレールのストレートスピードが速く。ハミルトンはトゥ(スリップストリーム)を使うもオーバーテイクには届かない。そんななか、レースも折り返しを迎えた26周目、角田の背後につけていたピアストリが2度目のピットインを敢行する。ただ、角田はこの動きには即座に呼応することなく、背後に迫るヒュルケンベルグを抑え続けながらステイを続ける。

 28周目、フェラーリはサインツとルクレールのポジションを入れ替え、ルクレールが3番手、サインツが4番手となる。その直後、2番手フェルスタッペンと5番手ハミルトンがピットイン。

 サインツも2台と同じタイミングでピットに入りたかったが、チーム側の準備ができておらず、1周ステイし29周目に入ることに。角田は30周目に2度目のピットを終え、ピアストリの4秒後方でコース復帰となる。

 31周目、ターン14手前のストレートでハミルトンがフェルスタッペンをかわし、ハミルトンが2番手に浮上。これでメルセデスの事実上のワンツー体制が構築された。3番手に後退したフェルスタッペンだが、ノリスの前でチェッカーを受け、ドライバーズタイトルを決めることを最優先としており、無理はしない。

 一方、33周目にラッセルが2度目のタイヤ交換でハードタイヤに履き替えると、ハミルトンの11秒前でコースに復帰。ポールから盤石の走りを続ける。

 34周目にヒュルケンベルグが2度目のピットに入ると、角田の1.3秒後ろでコースに戻った。角田の前にはまだ2回目のピットを終えていないローソンがいたため、RBは34周目に2台のポジションを入れ替える。

 これで残り15周を迎えた段階で角田は8番手までポジションを戻すが、ヒュルケンベルグもローソンをパスして9番手に浮上。2台はテール・トゥ・ノーズの戦いを続け、2点差のRBとハースによるコンストラクターズ7位争いは熾烈を極める。

 そんななか、40周目のターン14でヒュルケンベルグが角田をパス。しかし、角田は即座にポジションを取り戻す。さらには2台の背後に1秒近くペースのいいアロンソが接近するが、45周目のターン14でヒュルケンベルグが角田をオーバーテイク。これで角田は9番手に後退する。

 また、42周目にはターン14でサインツがフェルスタッペンをかわし3番手の座を取り戻す。フェルスタッペンも決して無理はしないが、6番手にノリスがいることもあり、5番手のルクレールに対しては簡単には道を譲ることはしない。

 ただ、46周目のターン14でルクレールが4番手に浮上。5番手に下がったフェルスタッペンだが、ノリスとのギャップは10秒近く開いていた。そのノリスにはソフトタイヤでファステストを記録するべく、ピットインの指示が飛ぶ。

 スタートから完璧なレースを見せたラッセルが、50周目終わりのトップチェッカーを受け、ポール・トゥ・ウインで今季2勝目、自身通算3勝目を飾った。2位にハミルトンが続き、メルセデスがワンツー。3位にサインツが続いた。

 4位ルクレール、5位フェルスタッペン、6位ノリス、7位ピアストリ、8位ヒュルケンベルグ、9位角田、10位ペレスまでがポイント獲得となった。角田はペレスの猛追を抑え切っての9位となった。なお、ファステストラップポイントの1点はファイナルラップに1分34秒876をマークしたノリスが獲得した。

 そして5位に入り、通算獲得ポイントでノリスに63点差をつけたフェルスタッペンが、2024年シーズンのF1ドライバーズタイトルを決め、自身4連覇を果たすことになった。

 フェルスタッペンはドライバーズタイトル獲得回数でプロスト、ベッテルと並んだ。4度の戴冠は、シューマッハー(7回)、ハミルトン(7回)、ファンジオ(5回)、プロスト(4回)、ベッテル(4回)に続くF1史上6人目となる。

 次戦となる2024年F1第23戦カタールGPは、ルサイル・インターナショナル・サーキットで11月29日〜12月1日に開催される。

 2024年シーズンのF1ドライバーズタイトルはフェルスタッペンで決したものの、まだコンストラクターズタイトル争いは続いている。2024年シーズンも残るはカタールGPとアブダビGPの2戦のみ。マクラーレンが首位を守り切るのか、フェラーリ、レッドブルが逆転を果たすのか、その行く末に世界中から注目が集まる。



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サンパウロGP(ブラジルGP)-決勝

2024-11-04 14:22:40 | F1レース
 現地時間11月3日、2024年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)の決勝レースが行われ、フェルスタッペン(レッドブル)が今季8勝目、自身通算62勝目を飾った。



 2位にオコン(アルピーヌ)、3位にガスリー(アルピーヌ)が続いた。自己ベストの3番グリッドからスタートした角田(RB)は7位となった。

 インテルラゴス・サーキットを舞台に開催された第21戦。決勝を前に雨は止んだが、依然として路面は濡れており、スタートタイヤは全車が浅溝のイ
ターミディエイトタイヤ(グリーン)を装着した。

 ただフォーメーションラップ中、ターン4でストロール(アストンマーティン)がスピンを喫し、ウォールにタッチしてしまう。さらに、コース復帰しようと試みたのか、ストロールは舗装路ではなくグラベル上にマシンを進めてそのままスタック。10番グリッドスタートのストロールだったが、ここでリタイアとなった。

 これでエクストラフォーメーションラップが導入されることになりレース周回数は1周減算に。ただ、混乱は続いた。

 フォーメーションラップを終えた各車がグリッドで静止するなか、ポールシッターのノリス(マクラーレン)が、ライトがグリーン(エクストラフォーメーションラップ開始)となる前にグリッドを離れてしまうという、スタート手順違反に関する混乱もあった。

 この影響もあってか、フォーメーションラップ開始が現地時間12時47分にディレイ、ノリス、そしてノリスの動きに反応して後を追うように動いたラッセル、角田、ローソンがレース後に審議されることに。

 改めてフォーメーションラップを迎えると小雨が降り始めた。そんななか、気温23度、路面温度25度、湿度79%というコンディションで69周の決勝レースはスタートを迎えた。

 イン側の2番グリッドスタートのラッセルがターン1のホールショットを奪うと、ノリスが2番手で続く。3番グリッドスタートの角田は4番手スタートのオコン(アルピーヌ)、5番グリッドスタートのローソン(RB)と3ワイドとなるなか、3番手を守り切る。オコンが4番手、そして混戦の最中ルクレールがローソンをパスし5番手に浮上する。

 また、17番グリッドスタートのフェルスタッペンは一気に10番手までポジションを上げたが、11番グリッドスタートのペレス(レッドブル)はオープニングラップでスピンを喫し最後尾/18番手に後退と、対照的なスタートとなってしまう。

 ラッセルとノリスはお互いにファステストを更新し合う走りでレースをリード。角田は7周目時点でノリスからは3秒差を開けられるも、4番手オコンに対して1.4秒差をキープする。

 雨が止み、路面が乾きつつある中で角田は先行する2台のペースにはついていくことができず、13周目には4番手オコンが0.7秒差まで接近する。路面が乾くにつれて角田にとってはかなり厳しい状況となったが、14周目ごろより雨足が再び強まりを見せ、16周目にはオコンに1.8秒差をつけることに。

 角田のタイヤはオーバーヒート気味だったのか、雨量が強まればラップタイムも回復。オコンの背後にはルクレール、フェルスタッペンが張り付く中、角田は3番手を守る。

 そんななか、7番手走行中だったローソンがピアストリとの接触で9番手に後退する。これでピアストリには10秒のタイムペナルティが課されることになった。一方、角田は27周目にオコンにかわされ4番手に後退。その直前に、ヒュルケンベルグ(ハース)がターン1でスピンを喫しマシンを止め、バーチャル・セーフティカー(VSC)導入に。

 路面の起伏により亀の子状態となっていたヒュルケンベルグはオフィシャルの手で再始動が叶ったが、のちに黒旗/失格が宣告された。

 上位勢がステイするなか、ピアストリ以下後続集団が一斉ピットに滑り込みインターミディエイトに交換。トップのラッセル、2番手のノリス、そして角田はその翌周にピットインする。

 雨足が強まるなか、多くの車両がインターミディエイトに履き替えるも、角田、ローソン、ペレスはウエットタイヤに交換。これでウエットを履いた角田はインターミディエイト勢とのギャップを急激に縮め、大チャンスを得る。

 そのまま角田はラッセル、ノリスをかわすかと思われたが、雨が強まりコースコンディションは走行も困難な状況となり、30周目にセーフティカー(SC)導入に。

 この時点でのトップ10オーダーはオコン(ステイ組)、フェルスタッペン(ステイ組)、ガスリー(ステイ組)、ノリス(インターへ交換)、ラッセル(インターへ交換)、角田(ウエットへ交換)、ルクレール(インターへ交換)、ピアストリ(インターへ交換)、アロンソ(インターへ交換)、ローソン(ウエットへ交換)となっていた。

 そんななか、32周目にコラピント(ウイリアムズ)がターン14でクラッシュ。これでレースは赤旗中断となった。赤旗中はタイヤ交換が認められるため、ピットインせずにステイしていた首位オコン、2番手フェルスタッペン、3番手ガスリーの3台は大きなチャンスを得ることに。

 長時間の中断を経て、レースは再開。雨脚が弱まったこともあり、全車がインターミディエイトを装着。SC先導による1周の走行を経て、ローリングスタートにより34周目から再開されたが、リスタートで角田がオーバーラン。ルクレールとピアストリに先行を許し、8番手に後退する。

 角田以外にもノリスをはじめ数台がコースオフを喫するシーンもあり、リスタート直後はインターミディエイトでは厳しい雨量だったが、雨は数周で収まると予測され、全車インターミディエイトで周回を続けた。

 一方、トップでクリアラップを取れるオコンは快走を続け、残り30週となった39周目にはフェルスタッペンに2.7秒のギャップを築いていた。そんな39周目のターン8でサインツがタイヤバリアにクラッシュし、再びSC導入に。

43周目にリスタートを迎えると、フェルスタッペンがターン1でオコンのインに飛び込みトップに浮上する。また、4番手につけていたノリスはターン1でオーバーランを喫し、角田の前7番手まで後退する。

 46周目、マクラーレンはチームオーダーを発動し、ノリスが6番手、ピアストリが7番手へとポジションを入れ替える。一方、トップに浮上したフェルスタッペンは視界もクリアななか、2番手オコンとのギャップを一気に広げ、47周目から3周連続でファステストを更新する。

 そんななか、51周目のターン13でピアストリがオーバーラン。これで角田が52周目のターン1でオーバーテイクの機会を伺うが、ここでは先行ならず。そこからはピアストリのペースについていくことができず、60周目を迎えることには6秒までギャップが広がってしまった。

 レース終盤は上位勢も均衡状態が続くなか、ローソン、ハミルトン、ペレスによる9番手争いが白熱。ファイナルラップまでテール・トゥ・ノーズの戦いが続いたが、ここはローソンが守り切った。

17番グリッドスタートのフェルスタッペンが69周目終わりのトップチェッカーを受け、今季8勝目、自身通算62勝目を飾った。2位にオコン、3位にガスリーが続いた。なお、ダブル表彰台獲得によりアルピーヌはコンストラクターズ選手権でハースとRBを上回り6位に浮上を果たしている。

 4位ラッセル、5位ルクレール、6位ノリスが続いた。7位角田、ピアストリは7番手でチェッカーを受けたが、ローソンへの追突による10秒ペナルティを受けて8位に後退。9位ローソン、10位ハミルトンまでがポイント獲得となった。

 次戦となる2024年F1第22戦ラスベガスGPは、アメリカ・ネバダ州の市街地コース、ラスベガス・ストリップ・サーキットで11月21〜23日に開催される。








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