オーストリア・シュピールベルクの緑美しい丘に位置する
レッドブル・リンクにて、21日(日)日本時間21時から2015
年FIA F1世界選手権第8戦オーストリアGP決勝が実施さ
れた。
サーキットは1周4.302㎞、決勝レースは71周で実施され
る。セッションスタート時の天候は曇り、気温14℃、路面
温度27℃、湿度44%のドライコンディションだった。
シグナルオフと同時に全車が指導すると、ターン1でロズ
ベルグがハミルトンの前に出る。ハミルトンは続くコーナー
で抜き返そうとするもののロズベルグが抑えて競り合い
が続いたが、後方でクラッシュが起こってセーフティカー
が導入された。
激しい衝突を起こしたのは、なんとライコネンとアロンソの
チャンピオンコンビだった。アロンソが後ろからライコネン
に接触し、ウォールに擦りながらライコネン車に半ば乘り
上る形でストップしてしまう。両者ケガはない様子で、マシ
ンから降りた2人は軽く互いの手にタッチしてからその場を
去っていった。
セーフティカー導入時のトップ10はロズベルグ、ハミルトン
ベッテル、マッサ、ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
フェルスタッペン(トロ・ロッソ)、ボッタス(ウィリアムズ)、ナ
ッサー(ザウバー)、サインツ(トロ・ロッソ)、グロージャン(
ロータス)となっていっる。
6周目にレースが再開されると、上位勢はそれぞれのポジ
ションをキープ。隊列の後方ではバトンがスローダウンし、
チームの指示によってリタイアした。
アロンソとライコネンの接触はレース後の審議対象となる。
51周目にタイヤを交換したリカルドは11番手から最後の
ポイントを目指し、61周目にナッサーをパスして得点圏内に
浮上している。終盤に激しいバトルを見せたのは3番手マッ
サ対ベッテルと7番手フェルスタッペン対マルドナド。後者
は69周目にマルドナドに軍配が上がったが、前者について
はマッサが今季初表彰台を守りきった。
無線でタイヤの状態について強い懸念を訴えていたロズベ
ルグだが、最後まで先頭を譲ることなくトップチェッカーを受
けている。2位はハミルトン、3位マッサがハミルトンから13.7
秒遅れでフィニッシュラインを通過した
。
4位ベッテルからボッタス、ヒュルケンベルグ、マルドナド、
フェルスタッペン、ペレス、リカルドまでがポイントを獲得。
ライコネンのマシンは急にグリップを失い左に滑り、そこに
アロンソのマシンが乗り上げてしまった様です。
34Gの衝撃がきろくされたため、アロンソとライコンネンは
念のためメディカルセンターにい呼ばれ、検査を受けたが
両者と無事であった。
マクラーレン・ホンダ、色々な不運が続きますが、次戦頑
張って!