現地時間29日(土)、海抜2,250mの高地にある
アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで2016年
FIA F1世界選手権第19戦メキシコGP予選が実
施され、メルセデスのハミルトンがポールポジシ
ョンを獲得した。
ルノーのパーマーは予選を前に、シャーシーに
クラックが見つかったとのことで予選参加を断念
してマシン修復に努めることが明かされた。
パーマーのレース出走可否はスチュワードの判
断に委ねられっるが、フリー走行のタイムを踏ま
えるに問題はなさそうだ。
フリー走行はいずれもトップタイムを刻んだドライ
バーが異なっており、メルセデス、レッドブル、フ
ェラーリが接近戦を繰り広げると予想された予選
は青空の下、気温18℃、路面温度49℃、湿度39
%のドライコンディションでスタート時刻を迎えた。
ハースF1とマノーのドライバーを筆頭に、スーパ
ーソフトタイヤを履いた面々がコースに向かうも
路面コンディションがこれまでのフリー走行とは
異なっており、タイヤの熱入れに苦戦するドライ
バーが多く見られた。Q1序盤は出走した全車が
スーパーソフトでアタック。全車のタイムが出揃っ
た時点でタイムシート最上位に名前を刻んでいた
のはフェラーリのライコネンだ。0.311秒差で相棒
のベッテルが続き、フェラーリが1-2態勢を築いた。
しかしながら、数周のウォームアップを終えたハミ
ルトンが1分19秒447をマークしてトップの座を奪う。
一方、ロズベルグは思うようにペースを見いだせ
ないのかトップ5にも入れない。
上位11台は序盤のアタックでQ2進出に十分と判
断してガレージで待機することを選び、トロ・ロッソ
勢やマクラーレン勢など当確線上にいたドライバー
が自己ベスト更新を狙って再びコースに向かった。
母国グランプリを迎えたハースF1のグティエレスは
プッシュしすぎたのかスピンを喫してしまい、そこに
遭遇したチームメイトのグロージャンも黄旗が振ら
れた関係で減速を強いられている。
結果、Q1で姿を消すことになったのは17番手のグ
ティエレスを含め、トラブルを抱えたトロ・ロッソのク
ビアト、ザウバーのナッサー、マノーのオコン、グロ
ージャンだった。
Q2が始まると、ソフトタイヤを装着したハミルトンが
ガレージを出発。ロズベルグも同じコンパウンドで
チームメイトに続いた。それを見てか、他陣営もソ
フトを選ぶところが多く、上位チームではレッドブル
が2台ともスーパーソフトの新品をチョイスしている。
スーパーソフトを履いたフェルスタッペンが1分18秒
台に乗せるも、2番手にはソフトでアタックしたハミ
ルトン、3番手にも同じコンパウンドを選んだベッテ
ルが続く。柔らかいコンパウンドでタイムを残した
リカルドは4番手だ。
この4人はガレージで戦況を見守ったが、5番手の
ロズベルグ以下のドライバーは再びコースに入って
アタックに臨んでる。ロズベルグはここでもソフトタ
イヤを装着しており、万が一の場合に備えてコース
に入ったようだ。フェラーリのライコネンはスーパー
ソフトを投入したが、ベストタイムは更新しておらず、
レーススタートには最初のアタックで履いたソフトタ
イヤを装着する。
中団グループの激しいバトルが終わり、予選Q2で
ノックアウトされたのは11番手につけたマクラーレン
のアロンソ以下、ペレス(フォース・インディア)、バト
ン(マクラーレン)、マグヌッセン(ルノー)、エリクソン
(ザウバー)、ウェーレインだ。
ロズベルグの巻き返しに注目が集まったQ3は10台
すべてがスーパーソフトを履いてコースイン。トロ・
ロッソのサインツだけはユーズドセットでQ3最初の
アタックに臨んだ。1分18秒704をたたき出したハミ
ルトンがトップに立ち、レッドブル勢を挟んでロズベ
ルグが4番手につけるも、ハミルトンからは0.5秒以
上遅れており、週末を通してチームメイトに歯が立
たない。
最後は10台すべてが新品のスーパーソフトで猛プ
ッシュ。ライコネンは思うようにパワーを出せず、無
線で尋ねたところフェラーリからはエンジントラブル
の可能性が伝えられた。ハミルトンは最後にタイム
を更新できなかったが、最初のタイムを超えてくる
ドライバーが不在だったため、トップの座を譲ること
なく予選を終えている。最後にロズベルグが意地を
見せて2番手に飛び込み、メルセデスがフロントロ
ーを独占。
2列目はフェルスタッペンとリカルドのレッドブルコン
ビがつけ、フォース・インディアのヒュルケンベルグ
がトップ5入りを果たしている。フェラーリはライコネン
が6番手、ベッテルが7番手だ。他にボッタスとマッ
サのウィリアム勢、サインツが予選トップ10に並ん
でいる。
マクラーレン・ホンダコンビは、Q3には進めません
でしたが、有利なタイヤ戦略つかえるトップ10のす
ぐ後ろなので、決勝に期待しましょう!
アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで2016年
FIA F1世界選手権第19戦メキシコGP予選が実
施され、メルセデスのハミルトンがポールポジシ
ョンを獲得した。
ルノーのパーマーは予選を前に、シャーシーに
クラックが見つかったとのことで予選参加を断念
してマシン修復に努めることが明かされた。
パーマーのレース出走可否はスチュワードの判
断に委ねられっるが、フリー走行のタイムを踏ま
えるに問題はなさそうだ。
フリー走行はいずれもトップタイムを刻んだドライ
バーが異なっており、メルセデス、レッドブル、フ
ェラーリが接近戦を繰り広げると予想された予選
は青空の下、気温18℃、路面温度49℃、湿度39
%のドライコンディションでスタート時刻を迎えた。
ハースF1とマノーのドライバーを筆頭に、スーパ
ーソフトタイヤを履いた面々がコースに向かうも
路面コンディションがこれまでのフリー走行とは
異なっており、タイヤの熱入れに苦戦するドライ
バーが多く見られた。Q1序盤は出走した全車が
スーパーソフトでアタック。全車のタイムが出揃っ
た時点でタイムシート最上位に名前を刻んでいた
のはフェラーリのライコネンだ。0.311秒差で相棒
のベッテルが続き、フェラーリが1-2態勢を築いた。
しかしながら、数周のウォームアップを終えたハミ
ルトンが1分19秒447をマークしてトップの座を奪う。
一方、ロズベルグは思うようにペースを見いだせ
ないのかトップ5にも入れない。
上位11台は序盤のアタックでQ2進出に十分と判
断してガレージで待機することを選び、トロ・ロッソ
勢やマクラーレン勢など当確線上にいたドライバー
が自己ベスト更新を狙って再びコースに向かった。
母国グランプリを迎えたハースF1のグティエレスは
プッシュしすぎたのかスピンを喫してしまい、そこに
遭遇したチームメイトのグロージャンも黄旗が振ら
れた関係で減速を強いられている。
結果、Q1で姿を消すことになったのは17番手のグ
ティエレスを含め、トラブルを抱えたトロ・ロッソのク
ビアト、ザウバーのナッサー、マノーのオコン、グロ
ージャンだった。
Q2が始まると、ソフトタイヤを装着したハミルトンが
ガレージを出発。ロズベルグも同じコンパウンドで
チームメイトに続いた。それを見てか、他陣営もソ
フトを選ぶところが多く、上位チームではレッドブル
が2台ともスーパーソフトの新品をチョイスしている。
スーパーソフトを履いたフェルスタッペンが1分18秒
台に乗せるも、2番手にはソフトでアタックしたハミ
ルトン、3番手にも同じコンパウンドを選んだベッテ
ルが続く。柔らかいコンパウンドでタイムを残した
リカルドは4番手だ。
この4人はガレージで戦況を見守ったが、5番手の
ロズベルグ以下のドライバーは再びコースに入って
アタックに臨んでる。ロズベルグはここでもソフトタ
イヤを装着しており、万が一の場合に備えてコース
に入ったようだ。フェラーリのライコネンはスーパー
ソフトを投入したが、ベストタイムは更新しておらず、
レーススタートには最初のアタックで履いたソフトタ
イヤを装着する。
中団グループの激しいバトルが終わり、予選Q2で
ノックアウトされたのは11番手につけたマクラーレン
のアロンソ以下、ペレス(フォース・インディア)、バト
ン(マクラーレン)、マグヌッセン(ルノー)、エリクソン
(ザウバー)、ウェーレインだ。
ロズベルグの巻き返しに注目が集まったQ3は10台
すべてがスーパーソフトを履いてコースイン。トロ・
ロッソのサインツだけはユーズドセットでQ3最初の
アタックに臨んだ。1分18秒704をたたき出したハミ
ルトンがトップに立ち、レッドブル勢を挟んでロズベ
ルグが4番手につけるも、ハミルトンからは0.5秒以
上遅れており、週末を通してチームメイトに歯が立
たない。
最後は10台すべてが新品のスーパーソフトで猛プ
ッシュ。ライコネンは思うようにパワーを出せず、無
線で尋ねたところフェラーリからはエンジントラブル
の可能性が伝えられた。ハミルトンは最後にタイム
を更新できなかったが、最初のタイムを超えてくる
ドライバーが不在だったため、トップの座を譲ること
なく予選を終えている。最後にロズベルグが意地を
見せて2番手に飛び込み、メルセデスがフロントロ
ーを独占。
2列目はフェルスタッペンとリカルドのレッドブルコン
ビがつけ、フォース・インディアのヒュルケンベルグ
がトップ5入りを果たしている。フェラーリはライコネン
が6番手、ベッテルが7番手だ。他にボッタスとマッ
サのウィリアム勢、サインツが予選トップ10に並ん
でいる。
マクラーレン・ホンダコンビは、Q3には進めません
でしたが、有利なタイヤ戦略つかえるトップ10のす
ぐ後ろなので、決勝に期待しましょう!