30日(土)、2016年FIA F1世界選手権第12戦ドイツGP
予選が実施され、メルセデスのロズベルグが自身とチ
ームの母国グランプリでポールポジションを獲得した。
予選まで実施された3回のフリー走行もすべてロズベルグ
がトップタイムをマークしていたが、最後のフリー走行で
は2番手に続いたチームメイトのハミルトンに加えてレッド
ブルのリカルドも0.1秒差以内のタイムを残したため、メル
セデスとライバル勢の接戦が期待される予選となった。
土曜フリー走行でギアボックストラブルに見舞われたハ
ースF1のグロージャンは新品との交換を決断しており、
予選結果から5グリッド降格の処分を受けることになって
いる。
Q1が始まった時点では気温26℃、路面温度38℃、湿度
53%のドライコンディション。マノーのウェーレインがソフト
タイヤを履いて1周のインストレーションラップを走った後、
チームメイトのハリアントがスーパーソフトで出陣し、他チ
ームのドライバーも順次、始動した。
ライバルチームが一番柔らかいコンパウンドでアタックラ
ップに挑む中、メルセデスは2台ともにソフトタイヤを履か
せてコースへと送り出す。チームの行動から垣間見える
自信はハミルトンとロズベルグのラップタイムで証明され、
コンパウンドがひとつ硬いにもかかわらず、ハミルトンが
今週末で最も早いタイムをたたき出している。ロズベルグ
が0.2秒差で2番手に続き、3番手につけたリカルドとは0.3
秒のギャップがあった。
上位勢は1回のアタックでタイムを残すと、ピットに戻って
セッションの展開を見守る。下位グループを中心にQ2進
出をかけたバトルが繰り広げられ、Q1で予選を終えるこ
とになったのは17番手から順にルノーのマグヌッセン、
ウェーレイン、トロ・ロッソのクビアト、ハリアント、そしてナ
ッサーとエリクソンのザウバー勢だ。
マグヌッセンと母国グランプリに挑むウェーレインは、16
番手でQ1突破を果たしたルノーのパーマーに対して0.1
秒と遅れておらず、惜しくもトップ16入りを逃した。
Q2はスーパーソフトに履き替えたメルセデス勢が先陣を
切り、2人が揃って1分14秒台をマーク。1回目のアタック
が終わった時点でレッドブルが合流し、他のドライバー
たちも相次いで出陣していく。16台が最初のアタックを完
了した時点でメルセデスのタイムを上回る陣営はおらず、
レッドブルとフェラーリに加えてウィリアムズのボッタスが
1秒差以内のタイムを刻んでいた。
トップ5につけたドライバーがガレージで次のセッションに
備える一方、6番手にとどまっていた以下の11台がQ3進
出を目指して最後のアタックに臨む。ラストアタックで自己
ベストの更新が相次ぎ、結果としてQ2でノックアウトされた
のは11番手のグティエレス(ハースF1)以下、バトン、サイ
ンツ(トロ・ロッソ)、アロンソ、グロージャン、パーマーだっ
た。グリッドペナルティーを受けるグロージャンは暫定で
20番グリッドに着く予定だ。
ポールシッタ―が決するQ3がベッテルが先頭でコースに
入る。ベッテルはQ2終盤に使ったスーパーソフトのセット
を履いて序盤の走行に臨んだ。ベッテルが最初のアタッ
クを終えた直後、好タイムでセクター3を走っていたロズ
ベルグがラップを断念してピットに戻ってしまう。電気系の
トラブルが起きたとのことだが、詳細は分かっていない。
ハミルトンは1分14秒486を刻んでタイムシート最上位に
立った。
ロズベルグとウィリアムズの2台がタイムを残さぬまま、
Q3は終盤を迎え、新しいスーパーソフトに履き替えたロ
ズベルグが1分14秒363を記録。直前のトラブルは大き
な影響をもたらさなかったようだ。ラストアタックに入った
ハミルトンが第1セクターを全体のベストタイムで通過す
るも、セクター2でタイヤをロックアップさせるシーンがあ
り、ロズベルグのタイムを上回れず、ポールポジションは
ロズベルグが獲得した。
ハミルトンは2番手に甘んじ、リカルドが3番手に食い込ん
でいる。
4番手以下、フェルスタッペン(レッドブル)、フェラーリの
ライコネンとベッテル、ヒュルケンベルグ(フォース・インデ
ィア)、ボッタス、ペレス(フォース・インディア)、ウィリアム
ズのマッサが10番手で予選を終えた。
マクラーレン・ホンダは2台とも、Q3進出はならなっかった
ですが、5番手ライコネンから15番手グロージャンまで1秒
差以内の接戦、決勝が楽しみです。
予選が実施され、メルセデスのロズベルグが自身とチ
ームの母国グランプリでポールポジションを獲得した。
予選まで実施された3回のフリー走行もすべてロズベルグ
がトップタイムをマークしていたが、最後のフリー走行で
は2番手に続いたチームメイトのハミルトンに加えてレッド
ブルのリカルドも0.1秒差以内のタイムを残したため、メル
セデスとライバル勢の接戦が期待される予選となった。
土曜フリー走行でギアボックストラブルに見舞われたハ
ースF1のグロージャンは新品との交換を決断しており、
予選結果から5グリッド降格の処分を受けることになって
いる。
Q1が始まった時点では気温26℃、路面温度38℃、湿度
53%のドライコンディション。マノーのウェーレインがソフト
タイヤを履いて1周のインストレーションラップを走った後、
チームメイトのハリアントがスーパーソフトで出陣し、他チ
ームのドライバーも順次、始動した。
ライバルチームが一番柔らかいコンパウンドでアタックラ
ップに挑む中、メルセデスは2台ともにソフトタイヤを履か
せてコースへと送り出す。チームの行動から垣間見える
自信はハミルトンとロズベルグのラップタイムで証明され、
コンパウンドがひとつ硬いにもかかわらず、ハミルトンが
今週末で最も早いタイムをたたき出している。ロズベルグ
が0.2秒差で2番手に続き、3番手につけたリカルドとは0.3
秒のギャップがあった。
上位勢は1回のアタックでタイムを残すと、ピットに戻って
セッションの展開を見守る。下位グループを中心にQ2進
出をかけたバトルが繰り広げられ、Q1で予選を終えるこ
とになったのは17番手から順にルノーのマグヌッセン、
ウェーレイン、トロ・ロッソのクビアト、ハリアント、そしてナ
ッサーとエリクソンのザウバー勢だ。
マグヌッセンと母国グランプリに挑むウェーレインは、16
番手でQ1突破を果たしたルノーのパーマーに対して0.1
秒と遅れておらず、惜しくもトップ16入りを逃した。
Q2はスーパーソフトに履き替えたメルセデス勢が先陣を
切り、2人が揃って1分14秒台をマーク。1回目のアタック
が終わった時点でレッドブルが合流し、他のドライバー
たちも相次いで出陣していく。16台が最初のアタックを完
了した時点でメルセデスのタイムを上回る陣営はおらず、
レッドブルとフェラーリに加えてウィリアムズのボッタスが
1秒差以内のタイムを刻んでいた。
トップ5につけたドライバーがガレージで次のセッションに
備える一方、6番手にとどまっていた以下の11台がQ3進
出を目指して最後のアタックに臨む。ラストアタックで自己
ベストの更新が相次ぎ、結果としてQ2でノックアウトされた
のは11番手のグティエレス(ハースF1)以下、バトン、サイ
ンツ(トロ・ロッソ)、アロンソ、グロージャン、パーマーだっ
た。グリッドペナルティーを受けるグロージャンは暫定で
20番グリッドに着く予定だ。
ポールシッタ―が決するQ3がベッテルが先頭でコースに
入る。ベッテルはQ2終盤に使ったスーパーソフトのセット
を履いて序盤の走行に臨んだ。ベッテルが最初のアタッ
クを終えた直後、好タイムでセクター3を走っていたロズ
ベルグがラップを断念してピットに戻ってしまう。電気系の
トラブルが起きたとのことだが、詳細は分かっていない。
ハミルトンは1分14秒486を刻んでタイムシート最上位に
立った。
ロズベルグとウィリアムズの2台がタイムを残さぬまま、
Q3は終盤を迎え、新しいスーパーソフトに履き替えたロ
ズベルグが1分14秒363を記録。直前のトラブルは大き
な影響をもたらさなかったようだ。ラストアタックに入った
ハミルトンが第1セクターを全体のベストタイムで通過す
るも、セクター2でタイヤをロックアップさせるシーンがあ
り、ロズベルグのタイムを上回れず、ポールポジションは
ロズベルグが獲得した。
ハミルトンは2番手に甘んじ、リカルドが3番手に食い込ん
でいる。
4番手以下、フェルスタッペン(レッドブル)、フェラーリの
ライコネンとベッテル、ヒュルケンベルグ(フォース・インデ
ィア)、ボッタス、ペレス(フォース・インディア)、ウィリアム
ズのマッサが10番手で予選を終えた。
マクラーレン・ホンダは2台とも、Q3進出はならなっかった
ですが、5番手ライコネンから15番手グロージャンまで1秒
差以内の接戦、決勝が楽しみです。