20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

アブダビGP-金曜フリー走行

2019-11-30 10:44:38 | F1レース
29日(金)、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビにあるヤス・マリーナ・サーキットで2019年FIA F1世界選手権第21戦アブダビGPが開幕し、金曜フリー走行2回目はメルセデスのボッタスがトップタイムを記録した。



ピレリのC3からC5と最も柔らかい組み合わせが用意された今週末、初回セッションもボッタスがトップタイムを刻み、ソフトの評価に集中したレッドブルのフェルスタッペンが2番手に続いている。

まばゆい夕日がコースを照らす中、気温26℃、路面温度30.3℃、湿度56%のドライコンディションで初日2回目のフリー走行がスタートすると、アルファロメオ・レーシングのライコネンを先頭に各車がインストレーションラップに向かう。システムチェックを完了したドライバーたちは順次、タイム計測に入り、ミディアムタイヤを履くフェルスタッペンが1分37秒145をマークしてトップに立った。

初回セッションでクラッシュを喫したフェラーリのベッテルとエンジントラブルに見舞われたルノーのリカルドもライバルたちに遅れて始動し、ベッテルは4番手タイムを、リカルドは11番手タイムを刻んだ。2人ともタイヤはミディアムを履いている。

メルセデスとフェラーリは2台のプログラムを分けて作業に取り組んでおり、メルセデスはボッタスがミディアム、ハミルトンがハードを履き、フェラーリはベッテルがミディアム、ルクレールがハードを試した。レッドブルコンビはフェルスタッペンもアルボンもミディアムタイヤを履いて周回を重ねている。

セッション開始から30分ほどで全チームが最初の走行プログラムを終えてピットに引き上げたものの、数分後にはウィリアムズのラッセルが新しいソフトタイヤを装着してガレージを出発。他のドライバーも後に続いてコース上での作業を再開した。

日没時間を過ぎて人工照明が灯るヤス・マリーナ・サーキットで予選シミュレーションに臨んだボッタスが1分36秒256をマークしてトップタイムを塗り替え、ハミルトンが0.3秒遅れで2番手に続き、メルセデス勢が1-2態勢を築く。ルクレールとフェルスタッペンも1分36秒台に入れているが、ユーズドタイヤを履き続けていたベッテルは1分37秒台にとどまり、アルボンはトップから1秒以上遅いタイムで6番手に並んだ。

前半の45分が終了し、セッションが後半に入った直後、アルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがスピンを喫して黄旗が振られるも、ギリギリのところでバリアとの接触は免れ、タイヤを傷めはしたものの、走行を再開してピットにたどり着いている。

他陣営とタイミングをずらして新品のソフトタイヤを投入したベッテルは1分36秒691をマークして4番手にポジションを挙げたが、トップのボッタスとはまだ0.4秒以上のギャップがある。

残り時間が30分を切る頃にはロングランに取り組む陣営が増え、メルセデスはボッタスがミディアム、ハミルトンがソフトでレースを想定したプログラムを進めた。フェラーリとレッドブルはソフトタイヤの評価に集中している。

しかし、周回数を24に伸ばしたボッタスはターン11でハースF1のグロージャンと接触、マシンにダメージを抱えて緊急ピットインを強いられた。グロージャンがアウト側に大きくラインを取ったところ、後方にいたボッタスが急加速してインサイドから追い抜こうとしたが、グロージャンがコーナーのエイペックスからメルセデスマシンに突っ込むようにしてターンインしてしまい、行き場のなかったボッタスとぶつかったのだ。グロージャンのマシンも破損しており、コース上にデブリが散らばったことからセッションは赤旗中断となっている。

2人のインシデントはスチュワードに報告され、グロージャンが「なんなんだ、あれは!」と毒づいた一方、ボッタスは「向こうが突っ込んできた。スペースを残してくれなかったから・・・」とコメントしている。

数分後にはセッションが再開され、急ピッチでマシン修復を終わらせたメルセデスクルーのおかげでボッタスは18台に合流してマシンの感触を再確認した。ハースF1のガレージでもメカニックたちが修復作業に励んでいたが、グロージャンは帰還してすぐにコックピットを離れ、予定より早くドライブを終えている。

今年最後の金曜フリー走行が終了し、タイムシートトップには1分36秒256をマークしたボッタスがつけ、ハミルトンが0.310秒差の2番手、ルクレール、ベッテル、フェルスタッペン、アルボンと続くトップ6だった。トロ・ロッソ勢はクビアトが9番手、ガスリーが10番手でそろってトップ10入りしている。

ホンダPU勢、TOP10に4台とも入っており、明日の予選が楽しみですね!



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今日の珠海三灶-138

2019-11-23 10:04:58 | 珠海
昨日の日没。
ほぼ真西に太陽が沈んでいきます。



太陽は川の先ですがみえますでしょうか?

今日の珠海三灶(Sanzao)は快晴!
太陽がマンションの間から出てきています。
日の出は6時43分。



午前7時現在の気温は21℃、最高気温は26℃、湿度は88%。
湿度は高いですが、気持ちの良い気温の今日この頃です。

PM2.5指数は、87~122のイエローからオレンジゾーンです。
前回と比べて高い方は下がっていますが、あまり変わりがないです。



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ブラジルGP-決勝

2019-11-18 09:57:52 | F1レース
現地時間17日(日)、2019年FIA F1世界選手権第20戦ブラジルGP決勝レースが開催され、セーフティカーが2度にわたって出動する波乱のレースをレッドブルのフェルスタッペンが制し、トロ・ロッソのガスリーが2位表彰台に上った。



混戦の中団グループはもちろん、上位勢も接近戦を繰り広げた予選はレッドブルのフェルスタッペンがキャリア2度目のポールポジションを獲得し、フェラーリのベッテルとメルセデスのハミルトンがコンマ数秒差でそれに続いた。ベッテルの僚友ルクレールは4番手タイムを残したが、エンジンコンポーネント交換によるペナルティで10グリッド降格処分を受けたため、スタートでは14番グリッドに並んでいる。

アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、通称インテルラゴス・サーキットは全長4.309kmを誇り、決勝レースは71周で争われた。快晴の下、気温20.6℃、路面温度49.2℃、湿度61.5%のドライコンディションでスタート時刻を迎え、トップ10スタートの中で唯一タイヤ選択が自由だったノリス(マクラーレン)は新品のソフトタイヤを履いてフォーメーションラップに臨んだ。ピレリはインテルラゴスにC1からC3のドライタイヤを用意し、レースではC1もしくはC2の硬い方のコンパウンドのいずれかを使用することが義務付けられている。

注目のレーススタートは各車とも無事に発進し、フェルスタッペンが先頭をキープしてターン1を通過するも後方ではハミルトンがベッテルをかわして2番手に上がる。後方ではリカルド(ルノー)をかわしたルクレールが出遅れたノリスをも料理して11番手にポジションアップし、さらにアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィへのオーバーテイクも成功させてあっという間にポイント圏内に入った。

ルクレールは3周目から4周目に入るタイミングでハースF1のマグヌッセンを追い抜き、ライコネン(アルファロメオ・レーシング)にかわされたグロージャンにプレッシャーをかけていくと、あまり時間をかけずに8番手のポジションを確保。ルクレールの次なるターゲットとなったライコネンは熟練のドライビングでポジションを守りながら2秒前を行くトロ・ロッソのガスリーを追いかけた。しかしながら、マシンパフォーマンスでまさるルクレールにホームストレートで並ばれるとターン1への飛び込みで先行を許す。

さらに後方では予選でトラブルに見舞われてタイムを残せず、最後尾スタートだったサインツが快進撃を見せており、15番手につけてリカルドやさらに前方にいた数台と激しいバトルを繰り広げた。ただ、リカルドが目前にいたマグヌッセンにオーバーテイクを仕掛けたところ、タイヤをロックアップしたハースF1マシンとぶつかってしまい、フロントウイングにダメージを受ける。破損してコースに落ちたデブリをサインツのマクラーレンマシンが拾っている様子もあったが、影響は大きくなかったようでサインツは走り続けている。接触の衝撃でスピンを喫したマグヌッセンもステイアウトしており、リプレー映像を見るとリカルドの右フロントタイヤとマグヌッセンの左リアタイヤが触れたインシデントだったようだ。

緊急ピットンしてタイヤとノーズを交換したリカルドは20番手に交代し、コースオフを喫して怒り心頭だったマグヌッセンは17番手の位置でレースを続けている。この一件はスチュワードに報告され、接触を引き起こしたとしてリカルドに5秒のタイムペナルティが科せられた。

一方、先頭のフェルスタッペンは1分13秒半ばのラップタイムを刻みながらハミルトンに対するリードを2秒前後に保つ。時折、ハミルトンがペースアップすることもあったが、路面温度がこれまでの2日間より大幅に上昇しているとあって、どのドライバーもタイヤをケアしながらプッシュすることに集中した。ベッテルはトップ2から遅れ始め、20周目に入る頃にはフェルスタッペンから7秒、ハミルトンからは5秒以上離されていた。

上位勢で最初に動いたのはメルセデスだ。ハミルトンをピットに呼び入れ、別のソフトタイヤを装着してコースへと送り出した。アンダーカットに打って出たハミルトンだが、やや渋滞した場所に戻ってしまい、次のラップでピットインしたフェルスタッペンの前に出るのは難しいかと思われたが、フェルスタッペンと同じタイミングでピットに入っていたウィリアムズのクビサがピットレーンを通過していたフェルスタッペンの目前に入ってしまい、危うくピットウオールにぶつかりかけたフェルスタッペンはクビサに頭を抑えられる格好となり、ピットレーンの速度制限が外れた頃にはハミルトンがすでに先行していた。

それでも、一気にペースを上げたフェルスタッペンはあっという間にクビサを抜き去り、戦略の異なるルクレールを追い抜いた際にふらついたハミルトンをオーバーテイクしてポジションを取り戻す。ハミルトンもトウを使って再びリードを奪おうとしたが、最終的にフェルスタッペンが前を取っている。

フェルスタッペンとハミルトンが激闘を展開する中、ラップリーダーだったベッテルが最初のピットストップを完了し、ミディアムタイヤを履いて隊列に戻る。ボッタスはハード、アルボンはミディアムを第2スティントに選び、トップ2のフェルスタッペンとハミルトンがソフトタイヤを履いていた。

レースが折り返し地点を過ぎたタイミングでフェルスタッペンとハミルトンは3秒差、ハミルトンから3番手のベッテルまでは9秒以上のギャップがあり、さらに約9秒後方にボッタス、アルボンはボッタスから5秒遅れ、そこから12秒ほど後ろにルクレールが控える状況だった。

ハードタイヤを履くボッタスはマシンが安定しないようでライバルよりも0.5秒ほどペースが遅く、風の情報を教えてほしいと尋ねたピットウオールからは「もう1台も似たような状況だ」との答えが。ライバルのレッドブルもフェルスタッペンから同様のメッセージを受け取っており、コース上のドライバーたちは風に手こずっている様子だった。

フェルスタッペンが42周目に入った後、ボッタスがピットに向かってタイヤを交換。後方とのギャップを踏まえてもう1セットを投入することにしたようで、ハードから新品のミディアムタイヤに履き替えて最終スティントをスタートさせている。ボッタスはルクレールに5秒遅れの6番手でコースに戻り、セクターのファステストタイムを刻んで1分10秒台のファステストラップをマーク、ルクレールとの差がこれで一気に2秒以下まで縮まった。

ボッタスから2周遅れてハミルトンも2度目のタイヤ交換を完了し、新しいミディアムタイヤを選んでピットアウトした。これに対してレッドブルも素早く動き、フェルスタッペンもミディアムの新しいタイヤセットを履いてコースに向かう。接近戦に変わりはないものの、今回はフェルスタッペンが少しの余裕を持ってハミルトンの前をキープしており、周回遅れのマシンに対応しながらレースを進めていった。

ハードタイヤのルクレールに攻撃を仕掛けるボッタスはコーナーでインを突いたり、ストレートでサイド・バイ・サイドに持ち込んだりしたものの、ルクレールがうまく防御してポジションを死守。ルクレールのペースに付き合うことなく加速したいボッタスだが、なかなかチャンスを作れずにいた。

また、1ストップ戦略を狙っていたベッテルは後方から1.5秒ほど速いペースで迫ってくるフェルスタッペンとハミルトンを抑えきれないと見て、50周目に入る手前でピットに飛び込んだ。次の周回ではアルボンが2回目のピットストップでベッテルと同じソフトタイヤに履き替えている。

ルクレールを追いかけるボッタスのリアに若干の白煙が確認されたのは52周目のこと。接近戦が長引き、エンジンがオーバーヒートしてしまったようで、最終的にパワーを失ってマシンを止めることになった。メルセデスマシンはターン4の内側に停車したため、この区間に黄旗が振られていたが、2周後にセーフティカーが出動する。

メルセデスの無線では「フェルスタッペンと逆の行動を」との指示が飛び、フェルスタッペンがピットインしたことからハミルトンはステイアウトを選択。フェルスタッペンはソフトタイヤに履き替えて2番手のポジションで隊列に復帰している。さらにルクレールもこのタイミングでソフトタイヤに履き替えており、ガスリーを含む上位6台の中ではハミルトンだけがミディアムを履き続けていた。

周回遅れだったドライバーたちが周回を取り戻して隊列が整えられた後、59周目の終わりにセーフティカーが解除されることになり、リスタートを前にハミルトンが大きく減速したため、ほぼ20台すべてが団子状態となる大渋滞が起きる。なんとか整列してレースが再開されると、ハミルトンに対してフェルスタッペンが、ベッテルに対してアルボンがターン1のアウト側からオーバーテイクを仕掛け、レッドブル勢がそろってポジションを上げた。4番手と5番手に並んだフェラーリ勢もベッテルとルクレールがチームメイト対決を繰り広げるなど、再開直後のラップでは各所で激しいポジション争いが展開されている。

ベッテルはポジションを取り戻そうとターン1でアルボンにプレッシャーをかけていったが、タイヤをロックアップしてしまい、アルボンが3番手を守った。その後、ルクレールに差をつめられたベッテルは一度、ポジションを譲った後、トウを得てサイド・バイ・サイドに持ち込み、ポジションを取り戻しかけるも、その際、左側にいたルクレールの右フロントタイヤとベッテルの左リアタイヤがわずかに触れてしまい、ルクレールのタイヤがバーストした後、ベッテルのタイヤもパンクチャーに見舞われて、まさかのダブルリタイアを喫する事態に直面した。

フェラーリ勢のデブリを拾ったレーシング・ポイントのストロールもリタイアに追い込まれ、セーフティカー出動が発表されると、すぐさまハミルトンがピットに向かう。すでにレースは残り4周と短く、他にピットインするドライバーはいなかったが、ハミルトンはタイヤが苦しかったのかソフトタイヤに履き替え、4番手でコースに復帰。これでアルボンが2番手、ガスリーが3番手に上がり、レッドブルとトロ・ロッソのHonda勢3台が表彰台圏内に入った。

セーフティカーが解除されたのはラスト2周。なんとか3番手を守りたかったガスリーだが、リスタートでハミルトンにかわされて4番手に後退する。ハミルトンが2番手に返り咲こうとアルボンにも攻撃を仕掛けていったところ、ハミルトンがアルボンにマシンをぶつけてしまい、衝撃でアルボンがスピンを喫してしまった。アルボンはハミルトンに対してスペースを与えていたように見えたが、ハミルトンに焦りがあったのか、接触でフロントウイングにダメージを受けたハミルトンもすぐには体勢を戻せず、そのスキにガスリーが2台を追い抜いている。アルボンは数秒後に追いついた多くのマシンが通過するのを待たなければならず、15番手まで後退を強いられている。

ファイナルラップで逃げ切りを試みたガスリーは、ダメージを抱えたハミルトンを懸命に抑え込み、最終コーナーではほぼ並びかけられたものの、鼻差で先にチェッカーフラッグを受けて2位フィニッシュを成し遂げた。マシン半分の差でゴールしたハミルトンはアルボンとの一件がレース後に審議され、接触の責任を問われて5秒のタイムペナルティを受けている。

結果、フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインを飾ったブラジルGPはガスリーが2位、3位には20番手スタートのサインツが繰り上がり、ガスリーとともにキャリア初の表彰台をマークした。ライコネンとジョビナッツィのアルファロメオ・レーシング勢が4位と5位でダブル入賞、序盤に最後尾まで後退していたリカルドが6位につけ、ハミルトンが7位、他にノリス、ペレス、クビアトがポイントを手に入れている。

12位でゴールしていたヒュルケンベルグがリスタート前に他車をオーバーテイクしたとしてレース後に5秒のタイムペナルティを受けたため、アルボンは14位完走となった。

やりましたね!
ホンダPU勢の1-2フィニッシュ、アルボンもハミルトンとのインシデントがなければ、1-2-3も
可能ではなかったではないでしょうか、またクビアトも10位につけています。
最終戦のアブダビも、ホンダPU勢にとって良い結果を期待しましょう。



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ブラジルGP-予選

2019-11-17 09:26:51 | F1レース
現地時間16日(土)、インテルラゴス・サーキットを舞台に2019年FIA F1世界選手権第20戦ブラジルGP予選セッションが実施され、レッドブルのフェルスタッペンがポールポジションを獲得した。



インテルラゴスにはピレリのC1からC3のドライタイヤが用意され、予選Q3用タイヤにはソフトタイヤが指定されている。直前に行われたフリー走行ではメルセデスのハミルトンとフェルスタッペンが好ペースを見せており、フェラーリ勢がそれに続いた。

雲の隙間から青空がわずかに見えるインテルラゴスで気温20.7℃、路面温度35.8℃、湿度69.6%のドライコンディションで始まったQ1はウィリアムズのクビサが真っ先にコースインし、ラッセルが後を追ってガレージを離れた。ユーズドのソフトタイヤで出陣したクビサはタイムを残さずにピットに戻り、新しいコンパウンドに履き替えて再びコースに向かうまでにトロ・ロッソやアルファロメオ・レーシングのドライバーたちがアタックラップを開始している。

マクラーレンのサインツはアウトラップを終えた後、パワーロスを訴えて緊急ピットインすることに。

Q1は全車がソフトタイヤでアタックに臨み、サインツを除く19台のタイムが出そろった時点でトップに立っていたのは1分08秒242を刻んだフェルスタッペンだ。2番手には僚友アルボンがつけていたが、タイム差は0.261秒あった。レッドブル勢にフェラーリの2台が続き、ハミルトンは5番手、ボッタスが6番手だ。

混戦の中団グループは100分の数秒を争う接近戦となる中、ベスト・オブ・ザ・レストの7番手にはトップから0.633秒差のタイムを記録したハースF1のマグヌッセンがつけ、マクラーレンのノリスを挟んでマグヌッセンの相棒グロージャン、トロ・ロッソのガスリーがトップ10に入っている。

ノックアウトゾーンにはルノーのヒュルケンベルグほか、レーシング・ポイントのストロールとウィリアムズ勢、ノータイムのサインツがいた。

レッドブルとメルセデスの4人がガレージでQ2の準備を進める一方、フェラーリコンビを含めた15台が再びアタックラップに入り、ルクレールが自己ベストを更新して2番手に上がる。ヒュルケンベルグがノックアウトゾーンを抜け出して10番手にポジションを上げ、これによって16番手に後退したトロ・ロッソのクビアトがQ1敗退となった。サインツは結局、出陣できず、タイムを記録することなく予選を終えている。マクラーレンはトラブルの原因を調査しているとのことで、Q1終了時点では詳細が分かっていない。

クビアトとサインツ以外では17番手から19番手に並んだストロール、ラッセル、クビサがQ1で予選順位を確定させた。16番手だったクビアトと、15番手でQ2に進んだレーシング・ポイントのペレスのタイム差はわずかに0.032秒しかなく、リプレー映像を見る限りターン12で若干のミスがあった様子でこの差が結果に響いたようだ。

15分間で争われたQ2はメルセデスコンビが最初に動き出し、ソフトタイヤを装着したハミルトンとボッタスが相次いでコースに向かった。レッドブルの2人も柔らかいコンパウンドを選んだが、フェラーリは今季4基目のICEを投入して10グリッド降格処分が決まっているルクレールにミディアムタイヤを履かせてコースに送り出し、最後にコースインしたベッテルはソフトタイヤを装着している。

ミディアムを履くルクレールはライバルたちよりもひとつ硬いコンパウンドながら1分07秒台に入れており、トップに立ったフェルスタッペンには0.385秒届かなかったものの、ベッテルやメルセデス勢らを上回って2番手につけた。

Q2最初のアタックが完了し、ノックアウトゾーンの11番手以下にはノリス、リカルド(ルノー)、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、ペレス、ヒュルケンベルグの名前があった。10番手につけていたライコネンとノリスのギャップは100分の1秒しかなく、7番手のグロージャンから15番手のヒュルケンベルグを含めてもタイム差は0.383秒だ。

トップのフェルスタッペン、3番手のベッテル、5番手のアルボンがQ3に向けた準備に集中したQ2終盤のアタックではジョビナッツィがスピンを喫してダブルイエローフラッグが掲示されたため、タイム更新を成功させたドライバーはほとんどおらず、ヒュルケンベルグがペレスを上回って14番手に上がるにとどまった。ノックアウトされた顔ぶれは前述と変わらず、ノリス、リカルド、ジョビナッツィ、ヒュルケンベルグ、ペレスだ。

Q2のトップタイムはフェルスタッペンがマークした1分07秒503で、1分08秒の壁を突破したのはフェルスタッペンとルクレールの2人だけだった。

レッドブル、フェラーリ、メルセデス、ハースF1の4チームにガスリーとライコネンを加えた10名がアタックに挑んだQ3はトップ3チームのドライバーが新品のタイヤセット、ライコネン、ガスリー、グロージャンの3人はユーズドのソフトタイヤでガレージを出発する。マグヌッセンは序盤のアタックを見送り、終盤の一発にかけることにしたようだ。

9人がアタックを終えて、1分07秒623をたたき出したフェルスタッペンが暫定ポールにつき、0.008秒差でベッテルが2番手に控える。ルクレールは0.105秒差の3番手、ハミルトンとボッタスは4番手と5番手にとどまり、アルボンが6番手だった。

残り2分を切ろうかというタイミングで新しいソフトタイヤを装着した各車が動き出し、ライバルと少し時間をあけて最後にメルセデスの2人がガレージを離れている。メルセデス勢のペースアップに注目が集まるも、フェルスタッペンがわずかにタイムを伸ばして1分07秒508を刻み、ポールポジションを確実にした。

フェルスタッペンに0.123秒差でベッテルがフロントローとなり、ハミルトン、ルクレール、ボッタス、アルボン、ガスリーが7番手、グロージャン、ライコネン、マグヌッセンの順で予選順位が決まった。4番手のルクレールは10グリッド降格処分により14番グリッドに降格することになっており、5番手のボッタスらはスタート位置がひとつ繰り上がる見込みだ。

ホンダPU勢は、クビアトがQ1敗退の16番手ですが、フェルスタッペンがポールポジション、ルクレールの10グリッド降格により、アルボンとガスリーがメルセデス勢の後ろ3列目と、ホンダPU勢にとって最高の予選結果となりました。
決勝が楽しみです。


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ブラジルGP-金曜フリー走行

2019-11-16 10:08:54 | F1レース
今年最後の連戦となった北中米ラウンドを終えてブラジルに移動したF1サーカスは現地時間15日(金)、2019年FIA F1世界選手権第20戦ブラジルGP金曜フリー走行2回目のセッションに臨み、フェラーリのベッテルが最速タイムを記録した。



サンパウロのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、通称インテルラゴス・サーキットにはピレリのC1からC3のドライタイヤが持ち込まれているものの、初回セッションは降雨があり、ドライタイヤの出番はほとんどなかった。レッドブルのアルボンが1分16秒142を刻んでタイムシート最上位に立つも、セッション終盤にソフトタイヤを投入した直後、クラッシュを喫して赤旗を引き起こしている。残り時間が少なかったため、セッションはそのまま終了した。

曇り空のインテルラゴスは気温20.1℃、路面温度24.8℃、湿度76.9%のコンディションで2回目のフリー走行開始時刻を迎えたが、湿度が高く、まだコース上にはダンプ路面の箇所も見られた。ピットレーンオープンと同時にアルファロメオ・レーシングのジョビナッツィがコースに向かい、ハードもしくはミディアムのコンパウンドを装着したドライバーたちが続々と始動していく。

しかしながら、開始からほどなくしてウィリアムズのクビサがエス・ド・セナを通過中にマシンのコントロールを失い、コースを飛び出してバリアに激突するアクシデントが発生。黄旗の後に赤旗に切り替わり、セッションは一時的に中断している。クビサはラティフィにマシンを貸し出していたため、初回のフリー走行には参加しておらず、初日はわずか2周でマシンを降りることになった。

約6分の中断を経てセッションが再開されると、ガレージにとどまっていた面々もコースに入り、フェラーリとレッドブルの4台はミディアムタイヤ、メルセデスはハミルトンがミディアム、ボッタスがハードタイヤを履いて合流する。タイムシートに次々にドライバーの名前が刻まれ、1分09秒570を刻んだベッテルがトップに立ち、もう1台のフェラーリを駆るシャルル・ルクレールが0.250秒差で2番手、ハミルトンが3番手に続いてフェルスタッペンとアルボンのレッドブル勢、硬めのタイヤを評価していたボッタスはトップから1秒以上遅れて6番手だ。

セッションが始まって30分が過ぎると、最初の走行プランを終えたドライバーたちがピットに引き上げ始め、ルノーのヒュルケンベルグとウィリアムズのラッセルは9周だったが、大半のドライバーは周回数をふた桁に乗せている。

フェルスタッペンが一人で周回を重ねていたコースに合流したラッセルはソフトタイヤに切り替えた最初のドライバーだ。クビサが走行できない中、ウィリアムズのプログラムを一人で担当することになったラッセルは自己ベストタイムを1分11秒台に更新し、16番手にポジションを上げた。ハースF1やマクラーレンも柔らかいコンパウンドを履いてコースに加わり、それぞれにペースアップを成功させている。

上位勢も予選シミュレーションに取り掛かり、ハミルトンやベッテルがクイックラップに臨むも、2人ともボッタスに行く手を阻まれる格好でスローダウンを強いられてしまった。ラップを断念したハミルトンはチームメイトへのフラストレーションをあらわにしていた。

最後にソフトタイヤを装着してガレージを離れたフェルスタッペンが1分09秒351をマークして3番手に飛び込み、フェラーリのベッテルとルクレールが1-2態勢をキープした。4番手にボッタス、ハミルトンは5番手にとどまっているが、トップとのギャップは0.223秒しかない。6番手にはハースF1のマグヌッセンがつけ、ルノーのリカルドとアルファロメオ・レーシングのライコネンをはさんでアルボンは9番手の位置だ。

セッション後半は各陣営ともレースを想定したプログラムを進め、フェラーリはベッテルにソフト、ルクレールにミディアムを履かせてロングランに取り組み、レッドブルやメルセデスはソフトタイヤの評価に努めた。ソフトタイヤで長めのスティントを走った後はレッドブル勢がミディアムに戻し、メルセデスはハミルトンがミディアム、ボッタスがハードと作業を分担している。

トロ・ロッソのガスリーも柔らかいコンパウンドで周回を重ねていたが、エンジントラブルに見舞われてしまい、コース脇にマシンを止める。ガスリーの停車した位置がピットレーン出口付近だったため、一時、バーチャルセーフティカーが発令されるも、ほどなくして解除された。

また、終了間際にはガスリーの相棒クビアトがマシンのコントロールを失ってバリアに激突するアクシデントが発生。クビアトにケガはないようだが、マシンは右側を中心にダメージが確認されており、赤旗が振られた結果、初回セッションに続き、残り時間を踏まえてセッションはそのまま終了することとなった。

タイムシートトップで初日を終えたのはベッテルで1分09秒217を刻んでいる。2番手に0.021秒差でルクレールが続き、0.134秒差のフェルスタッペンが3番手、ボッタスとハミルトンのメルセデス勢が4番手と5番手に並んだ。

アルボンは9番手、トラブルが相次いだトロ・ロッソはガスリーが12番手、クビアトが14番手だった。

6番手マグヌッセンから17番手ストロールまで約0.5秒差ほどしかないため、明日の予選は面白いものになりそうです。
トロ・ロッソ・ホンダは両車ともエンジントラブルで心配ですが、明日の予選はトラブルを解消し頑張って欲しいですね!


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