20代のころの『男の魅力』をもう一度呼び覚まそう

1997年に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。
2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

オランダGP-決勝

2024-08-28 20:42:55 | F1レース
8月25日、2024年F1第15戦オランダGPの決勝レースが行われ、ノリス(マクラーレン)が初のポール・トゥ・ウインで今季2勝目/F1キャリア通算2勝目を飾った。2位にフェルスタッペン(レッドブル)、3位にルクレール(フェラーリ)が続いた。角田(RB)は17位となった。



 サマーブレイク明け、シーズン後半戦の始まりを感じさせる第15戦は、王者フェルスタッペンの母国オランダのザントフォールト・サーキットを舞台に開催された。

 スタートタイヤは20台中16台がミディアムタイヤ(C2/イエロー)をチョイス。11番グリッドの角田、14番グリッドのハミルトン(メルセデス)、16番グリッドのボッタス(キック・ザウバー)の3台はソフトタイヤ(C3/レッド)を選択。そして、ピットレーンスタートのマグヌッセン(ハース)の1台のみがハードタイヤ(C1/ハード)を装着した。

気温19度、路面温度29度、湿度66%となるなか、72周の決勝レースはスタートを迎えた。抜群の蹴り出しを見せたのはオレンジアーミー(フェルスタッペン応援団の愛称)の声援を一身に受けるフェルスタッペンだった。ホームストレートで易々とノリスを先行すると、フェルスタッペンがターン1のホールショットを奪う。

 今季3度目のポールスタートも、またしてもスタートで順位を落としたノリスは2番手をキープ。しかし、チームメイトのピアストリ(マクラーレン)も4番手に後退し、3番手にラッセル(メルセデス)が浮上するなど、好調かと思われたマクラーレン勢はオープニングラップで2台揃って順位を下げてしまう。

 一方、11番グリッドスタートの角田はミディアム勢のヒュルケンベルグ(ハース)、同じくソフトタイヤを履くハミルトンに先行されて13番手に後退する。ただ、ハミルトンがヒュルケンベルグ攻略に手間取ったこともあり、角田はハミルトンの背後をキープする。

 ハミルトンは10周目のターン1でヒュルケンベルグを攻略。今度は角田がヒュルケンベルグに仕掛けるタイミングを図るが、DRSトレイン状態が続いたこともあり、オーバーテイクには至らなかった。

 そんななか、15周目にミディアム勢のヒュルケンベルグとソフト勢の角田が同時にピットイン。ヒュルケンベルグはハード、角田はミディアムに履き替えると、2台の戦いはレース後半まで続くことになる。

 一方、2番手ノリスはフェルスタッペンの後方1秒前後のポジションをキープ。14周目には3番手ラッセルに4秒近いギャップを築き、トップ2台が独走状態に。DRSを使えるノリスは、フェルスタッペンのタイヤのデグラデーション(性能劣化)の影響が出始めた18周目に、ターン1でフェルスタッペンを攻略する。

 ノリスから1秒離されたフェルスタッペンがDRSを使用できなくなると、2台のギャップは23周目に3.2秒差、25周目には4.7秒差まで広がった。2台のギャップが6.3秒まで広がった28周目にフェルスタッペンがハードタイヤに交換。この動きに反応したノリスは翌29周目にハードタイヤを履き替えるとフェルスタッペンの5秒前でコース復帰する。

 一方、ピアストリはミディアムタイヤのファーストスティントを長めに走る戦略を採り、見た目上トップの位置かつクリーンエアのなかで安定したペースを刻むと34周目にハードタイヤに履き替え、3番手ルクレール、4番手ラッセルに続く5番手に後退した。そんななか、角田は33周目に2度目のピットを終えてハードに交換。19番手でコース復帰することに。

 第2スティントを迎えてもノリスとフェルスタッペンの戦いはノリスに軍配があった。36周目にはフェルスタッペンとのギャップを8.6秒まで広げると、41周目にはその差が10秒を上回ることに。フェルスタッペンのオランダGP4連勝を願うオレンジアーミーが見守るなか、オレンジ色のマクラーレンが独走状態となる。

 40周目のターン1でピアストリが容易くラッセルを攻略し4番手に浮上。しかし、3番手のルクレールの背後まで接近するが、オーバーテイクには至らないままレースは終盤を迎えた。

 一方、2回目のピットストップでハードタイヤに履き替えた角田は苦しい戦いとなった。ハードタイヤで35周近く走り続けるサージェント(ウイリアムズ)をなかなかかわすことができず、59周目には2ストップでミディアムタイヤに履き替えていたアルボン(ウイリアムズ)に先行されると17番手に後退することに。

 72周目を終え、ノリスがトップチェッカーを受け、今季2勝目/F1キャリア通算2勝目を、自身初のポール・トゥ・ウインで飾った。22.896秒差の2位にフェルスタッペン、25.439秒差の3位にルクレールが続き、マクラーレン&ノリスの勝負強さが際立つ一戦となった。

 4位ピアストリ、5位サインツ(フェラーリ)、6位ペレス(レッドブル)、7位ラッセル、8位ハミルトン、9位ガスリー(アルピーヌ)、10位アロンソ(アストンマーティン)までがポイントを獲得。11番グリッドスタートの角田は17位となり、ポイント獲得には届かなかった。

 なお、ファステストラップはファイナルラップでノリスが、44周走行したハードタイヤで記録した1分13秒817となった。これによりレッドブルとマクラーレンのコンストラクターズポイント差はベルギーGP終了時点の42点差から30点差まで縮まっている。

 次戦となる2024年F1第16戦イタリアGPは、大規模な改修が行われたモンツァ・サーキットで8月30日〜9月1日に開催される。




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