「私が見てきたステンドグラス」2回目はシャルトル大聖堂です。2009年7月3日、ステンドグラスを学んでいたアトリエの課外授業で見学に行きました。
朝8時半に先生の車でアトリエを出てシャルトルへ(電車ならパリから1時間ほどだそうです)。途中「ピカシェットの家」というところに寄りました。ここはレイモン・イジドールという人が墓守をしながらお供えの花の花瓶や割れたお皿を集めて、20年もの歳月をかけて作った家です。中は撮影禁止だったので写真をお見せできないのが残念ですが、ガイドブックの写真なんかの何倍もキレイでした!よくこれだけ集めて20年もの間飽きずに作ったものだと感心しました。まさに塵も積もれば…
そしていよいよ大聖堂へ。パリ・ノートルダムと違って周辺が畑であまり高い建物などがないので余計にその大きさが際立っていました。
↑まずは先生のガイド付きで当時の模写課題であった「サンニコラ」のパネルを双眼鏡で見る。そして、各自内部を一周。
同時期のフランスの大聖堂の中で、当時の建築だけでなく、彫刻やステンドグラスがほとんど損傷を受けずに残っているのはシャルトルだけだそうです。シャルトルのステンドグラスは「シャルトル・ブルー」と呼ばれる美しい青色で有名です。この色は現在では再現できないとか…。↑世界史の教科書なんかによく出ている「美しき絵ガラスの聖母」。高校時代、授業の合間合間にこっそりカラー写真を眺めていました
↑また、フランスには「黒い聖母」信仰があり、シャルトル大聖堂にも2体の「黒い聖母」があります。ちょっと暗くて見づらいかもしれませんがもう一体は地下のクリプタにあったようなのですが、こちらは入り口がどこなのかわからなかったし時間がなくて見れませんでした。残念。
↑そして、個人的にシャルトルで楽しみにしていたものがもう1つ。それは…入ってすぐのところにあるラビリンス(迷路)。パンフレットによるとこれは、苦難に満ちた現世での生涯を歩み終えて神の国へ迎え入れられる喜びを表しているのだそうです。私は真ん中から歩き始めたのですが、ホントは外側から歩くのか中央から歩くのかどっちだったんだろう?まぁ、歩いてる人たち同士結構ぶつかり合ってたのでどっちでもいいのかな?「あ、もうゴール?」と思ったらうねうねとまた外側へ行ったり内側へ戻ったりで結構時間がかかりました。ちなみに帰って来てから知ったんですがこの迷路、全長294メートルあるそうです。そんな長かったんだ…
一人迷路の中でうねうねしてる間にいつの間にか仲間は外へ出てしまっていましたその後近くのステンドのお店などを見てお昼ごはん。
↑街中のカフェでウサギの肉を食べました。ちょっとクセはあるけどほとんど鶏肉と変わらない感じ。
↑国際ステンドグラス・センター。1980年に創立。ステンドグラスの保存、修復、教育、技法の普及、という使命のもと、展覧会や研修など、多岐にわたる活動を行っています。
↑センターで修復したステンドグラスだそうです。
↑ちょっと怖い天使
それから1時間ほど自由行動だったので、1人でもう一度聖堂内部をダダダダッと一周、売店でラビリンスのペーパーウェイトを買い(本当はマウスパッドが欲しかったんだけど70ユーロも!したので諦めた。ステンドグラスのポスターや洋書よりもこの時の私の関心は何故かラビリンスだったようです)、さらに駆け足で塔に登りました。エレベーターなどないので、ひたすら登る、登る!
シャルトル大聖堂は焼失と再建を繰り返し、ゴシックとロマネスクの様式が混在しています。階段を上って上へ上がるとそのロマネスクの塔を間近に見ることができます。
こんな高いところの装飾も、誰かがやったわけだ。ブルブル
大聖堂の屋根は上空から見ると十字架型になっています。時間がなかったので小走りで休みなく登り続けてかなり息切れ、へろへろでした~またいつか、今度はゆっくりマイペース訪れてみたいと願っています。
朝8時半に先生の車でアトリエを出てシャルトルへ(電車ならパリから1時間ほどだそうです)。途中「ピカシェットの家」というところに寄りました。ここはレイモン・イジドールという人が墓守をしながらお供えの花の花瓶や割れたお皿を集めて、20年もの歳月をかけて作った家です。中は撮影禁止だったので写真をお見せできないのが残念ですが、ガイドブックの写真なんかの何倍もキレイでした!よくこれだけ集めて20年もの間飽きずに作ったものだと感心しました。まさに塵も積もれば…
そしていよいよ大聖堂へ。パリ・ノートルダムと違って周辺が畑であまり高い建物などがないので余計にその大きさが際立っていました。
↑まずは先生のガイド付きで当時の模写課題であった「サンニコラ」のパネルを双眼鏡で見る。そして、各自内部を一周。
同時期のフランスの大聖堂の中で、当時の建築だけでなく、彫刻やステンドグラスがほとんど損傷を受けずに残っているのはシャルトルだけだそうです。シャルトルのステンドグラスは「シャルトル・ブルー」と呼ばれる美しい青色で有名です。この色は現在では再現できないとか…。↑世界史の教科書なんかによく出ている「美しき絵ガラスの聖母」。高校時代、授業の合間合間にこっそりカラー写真を眺めていました
↑また、フランスには「黒い聖母」信仰があり、シャルトル大聖堂にも2体の「黒い聖母」があります。ちょっと暗くて見づらいかもしれませんがもう一体は地下のクリプタにあったようなのですが、こちらは入り口がどこなのかわからなかったし時間がなくて見れませんでした。残念。
↑そして、個人的にシャルトルで楽しみにしていたものがもう1つ。それは…入ってすぐのところにあるラビリンス(迷路)。パンフレットによるとこれは、苦難に満ちた現世での生涯を歩み終えて神の国へ迎え入れられる喜びを表しているのだそうです。私は真ん中から歩き始めたのですが、ホントは外側から歩くのか中央から歩くのかどっちだったんだろう?まぁ、歩いてる人たち同士結構ぶつかり合ってたのでどっちでもいいのかな?「あ、もうゴール?」と思ったらうねうねとまた外側へ行ったり内側へ戻ったりで結構時間がかかりました。ちなみに帰って来てから知ったんですがこの迷路、全長294メートルあるそうです。そんな長かったんだ…
一人迷路の中でうねうねしてる間にいつの間にか仲間は外へ出てしまっていましたその後近くのステンドのお店などを見てお昼ごはん。
↑街中のカフェでウサギの肉を食べました。ちょっとクセはあるけどほとんど鶏肉と変わらない感じ。
↑国際ステンドグラス・センター。1980年に創立。ステンドグラスの保存、修復、教育、技法の普及、という使命のもと、展覧会や研修など、多岐にわたる活動を行っています。
↑センターで修復したステンドグラスだそうです。
↑ちょっと怖い天使
それから1時間ほど自由行動だったので、1人でもう一度聖堂内部をダダダダッと一周、売店でラビリンスのペーパーウェイトを買い(本当はマウスパッドが欲しかったんだけど70ユーロも!したので諦めた。ステンドグラスのポスターや洋書よりもこの時の私の関心は何故かラビリンスだったようです)、さらに駆け足で塔に登りました。エレベーターなどないので、ひたすら登る、登る!
シャルトル大聖堂は焼失と再建を繰り返し、ゴシックとロマネスクの様式が混在しています。階段を上って上へ上がるとそのロマネスクの塔を間近に見ることができます。
こんな高いところの装飾も、誰かがやったわけだ。ブルブル
大聖堂の屋根は上空から見ると十字架型になっています。時間がなかったので小走りで休みなく登り続けてかなり息切れ、へろへろでした~またいつか、今度はゆっくりマイペース訪れてみたいと願っています。