第２８回トヨタ総行動の記事

第２８回トヨタ総行動の新聞記事は予想通り見あたりませんでした。唯一載せてくれたのは「しんぶん赤旗」さんだけでした。

以下のアドレスをクリックすると、内容を読むことができます。
集会で一番よかったのは、トヨタ自動車で夫が過労死をして裁判で闘っているご遺族・原告の内野博子さんの決意表明でしたが、これは残念ながらＨＰでは見られません。機会があれば、皆さんに紹介することにします。



2007年2月14日(水)「しんぶん赤旗」

ボロもうけを社会に還元せよ
トヨタ包む１６００人の声
労働者・下請け・公害患者ら行動

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-14/2007021405_01_0.html

第２８回トヨタ総行動の報告

　　
２月１２日、この日はハッピーマンデーのはずですが、この日はトヨタ自動車の製造部門は出勤日です。この日にあわせて今年も、第２８回トヨタ総行動がおこなわれました。

　この日はまず早朝宣伝がおこなわれました。トヨタ自動車本社前、愛環新豊田、名鉄豊田市、名鉄土橋、愛環三河豊田の各工場や駅頭、さらにトヨタ関連企業の労働者が多数乗降するＪＲ・名鉄刈谷と、ミッドランドスクウェアがあるＪＲ名古屋駅前でティッシュ配布と宣伝カーによる宣伝活動を行いました。

　同時に午前中は、トヨタ自動車の本社への要請行動とジェイテクトの名古屋本社があるミッドランドスクウェアへの要請行動がおこなわれました。また、午前中には豊田市内で労働者居住地域を中心に、チームをつくってビラまきも行いました。

集会に先だって、歌声と青年のアトラクションが行われ、引き続き決起集会に移りました。最初に主催者からということで、愛労連羽根議長からと全労連小田川事務局長からのあいさつがありました。続いて本日の要請行動を中心に榑松事務局長から経過報告がなされ、その後各団体から参加した人々による決意表明がなされました。その決意表明のトップバッターは、東京大気汚染裁判の方のもので、引き続きトヨタ労働者、また千葉と大阪からの参加者の決意表明、最後はトヨタ自動車で過労死したご遺族で裁判の原告である内野博子さんからの訴えがありました。

　その後、決議案の提案と採択がなされ、最後は羽根議長の音頭で団結ガンバローをおこないトヨタ自動車本社へのデモ行進をおこないました。いつものことながら豊田市はクルマの町で、人間が大事されない町です。それでも元気よく、トヨタの社会的責任を訴えて元気よくデモ行進をおこないました。

明日は新聞はお休みですから、明後日の新聞にのるかもしれませんが、今までのケースだと新聞あかはたさんだけですね。

以上です。

なおＡＴＵも旗を持って参加しました。

第２８回トヨタ総行動について

今年もトヨタ総行動が近づいてきました。この企画は今回で２８回目になります。
以下この企画の異議と当日の予定について紹介します。なおこの企画についてご理解され、賛同する方はどなたでも参加できます。一緒に頑張りましょう。


第28回トヨタ総行動の意義　　２月１２日(月)と行動内容
　今年で28回目を迎えるトヨタ総行動は、営業利益２兆円というトヨタに対して、まともな賃上げ、下請企業への公正な取引による「コストダウン」強要をやめること、関連企業における偽装雇用をなくすことなどをはじめ、トヨタの「社会的責任」を追及していくたたかいです。
　トヨタの奥田会長(現取締相談役）が経団連会長を退いたとはいえ、依然として財界に大きな力を持ち、国・県などの政策決定に強い影響力をもつトヨタに、直接私たちの要求をぶつけていくことはきわめて重要です。過労死やうつ病を多発させるトヨタの「カイゼン」という過酷な労務管理手法が、あらゆる産業に拡大しているいま、これをストップさせることは「働くルールの確立＝人間らしい労働」を実現することです。

この日は早朝宣伝からはじまります。
○トヨタ自動車本社工場門前　○愛環三河豊田駅
○名鉄豊田市駅　○名鉄土橋駅　○ＪＲ名鉄刈谷駅
○名古屋駅ミッドランドスクウェア前　このあとジェイテクトへの要請

○平行して午前中にトヨタ本社要請行動
○豊田市内地域チラシ配布

○午後からの決起集会次第
12:30 受付・アトラクション
うたごえ／セイネンジャー
13:00 開会(司会：粟生幹事)
主催者(羽根・小田川)
あいさつ
13:10 経過報告(要請等)
13:15 決意表明(各３分)
①東京大気裁判
②トヨタ労働者
③他府県労連
④トヨタ過労死裁判原告　内野さん訴え
13:27 決議案提案・採択
13:33 団結ガンバロー
デモ指示(司会)
13:35 終了
○午後から２グループに分けてトヨタ関連企業への要請行動
トヨタ車体・アイシン　　　自動織機・デンソー・トヨタ紡織

以上です。