10/5(土)・6(日)、 コミュニティユニオン全国ネットワーク第35回全国総会・交流集会が大阪で開かれました。「みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために」「あらゆる働き方に権利を!生活できる賃金と均等待遇を実現しよう!」と全国からパートユニオン、下町ユニオン、女性ユニオン、シティユニオン、ワーカーズユニオン、地域ユニオン…などが集まり、総勢400名を超えての交流集会となりました。現代のブラック企業、パワハラ横行社会の反映でしょうか、たたかう労働者集団・ユニオンの結集でした。
活動報告後の『あんしん財団闘争』の特別報告では、2024年7/4の最高裁で「使用者は、従業員や遺族の方が認定された労災認定に対し、未来永劫 不服申し立てはできません」の判決を勝ち取りました!との画期的報告。かってATUでもアイシン機工・労災認定裁判で労災を認めた地裁判決に対し、企業側が横やりを入れ、不服申し立てを行った許しがたい例がありました。
報告集会の後、ドキュメンタリー映画「もっと真ん中で」オ・ソヨン監督の映画が上映されました。内容は「差別を扇動するヘイトスピーチと闘っている在日朝鮮人のフリーライターの李信恵さんらの姿を描いた記録映画です。大阪地裁・高裁・最高裁を通じ、最終的に「民族差別」と「女性差別」を認定した画期的勝利を勝ち取りました。日本社会にとってヘイトスピーチなどこのような民族差別は、あってはならない、許されないというだけでなく、みんな仲良くやろうよという判決がやっと出されました。当事者である在日の李信恵さんに託された裁判とはいえ、私たちにも何ができるのか、何をしなければならないのか、日本社会に突き付けられた問題でした。
夜は、立食パーティー形式で和気あいあい、交流を深めました。
6日の二日目は、12の分科会(ハラスメント、セクハラ問題、最低賃金、…)に分かれ話し合いが行われました。