キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

IKEA

2009年12月29日 | Weblog
IKEAって知ってますか?
僕は知りませんでした。
引越しを機にこの前新横浜にあるIKEAに行って来た。

スウェーデンの家具メーカーで日本へも数店進出してるんだけどその売り方が斬新で面白い。
理念は『安くするために、お客も含めた効率的なシステム』
広大な敷地の店の二階が家具の展示ルームになっていて、そこでお気に入りの家具を見つる。
その後一階に降りるとそこはまるで在庫置き場の倉庫のような広い空間。
そこには、組み立て前の部品の状態の家具がダンボールに入り積み上げられている。
お客は目当ての家具の部品の入ったダンボールを自分で見つけてレジまで運ぶ。
店員が完成品の家具を持ってきて郵送するという一般的な方法とはまるで違い、出来る限り人と場所を少なくすることで安くモノを提供する。

家具の部品を買った客は、家で家具を組み立てることになる。
いくつか組み立ててみたが、シンプルな説明書でも意外と組み立てやすいように工夫されている。
これならば、センスのいい家具を安く買えるという点で特に若者の新居に向いているように思う。
僕も本棚とダイニングテーブル、椅子などを購入した。

デフレが言われている昨今だけれど、こうやって新しい方法で効率化を進めいいものを安く提供する企業には従来のやり方を変えられない中小の企業はついていけないなと思う。
中小にしかできないいい店作りもあるのだけど。

新しく引っ越した大倉山という地域は商店街に活気があって、小さな店が多い。
こうやって小さな店が長く生き残れるような社会もいいと思うのだけれど。




ミスチルコンサート

2009年12月29日 | Weblog
日曜日にミスチルのライブに行った。
玉ちゃんと。

ライブって昔DA PUMPに行った事があるくらいで、ほんと要領がわからない。
でも、東京ドームに入った瞬間のあの圧倒される巨大さと雰囲気はすごい。

コンサート自体は『Supermarket Fantasy』って名前がついてるわりにそのアルバムからの曲が少なくて、昔のアルバム曲なのか知らない曲が多かった。
でも、Giftは本当にいい曲だと思ったし、桜井さんはすごく歌がうまいなと思った。
声のよさと歌が気持ちよく聴こえるかっていうのはまた別の話なんですね。

そのあと、玉ちゃんとさくら水産で飲んでいたときにフィギュアスケートの全日本選手権をちょうどやっていて二人で見入った。
飲み屋で友達とスポーツ観戦するのってすごく好きだ。
バレー部で練習の打ち上げでたまたまグラチャンバレーをやっていて応援したときもよかった。
スポーツは一人で観るよりやっぱり人と一緒になんだかんだいいながら観るのが楽しい。

引越中

2009年12月19日 | Weblog
今日、会社の寮を出る。
現在、猛烈に段ボール箱と格闘中。

この寮は前の寮から引っ越してすぐにカタール赴任だったので実質1年も住んでないけど、やっぱり少しでも住めば愛着は湧くもの。
これまで住んだところはどこも好きだ。

引越しはこれで5回目だけど、そのたびに次の場所に移す"もの"がけっこう変わっていて面白い。
本の種類も学生のときとは全然違うし、今回はギター関連があるのも大きい。
そのときそのときの趣味、趣向を反映していてその確認にもなるかな。

本当は鞄一つに全てが納まるような生活にあこがれているんだけど、今の僕では到底そのレベルには届かない。
それどころか、なかなか捨てられないものとの押し問答を続けるというレベルの低さ。
もっとシンプルに生きてみたいとは思い続けているんだけれど。

引越し先は今と同じく横浜。
それ以外の選択肢もあって、実際いろいろなところを見てみたんだけど、なにか横浜という場所が好きになって、そこから離れたくないなと思った。

ぜひ、遊びに来てください。
お客さんを気軽に呼べる家を目指しています。

マラソンブームについて考えたこと

2009年12月02日 | Weblog
マラソンブームと言われて久しい。
第一回の東京マラソンの頃からだろうか。
マラソンといっても42.195kmのフルマラソンだけでなく、駅伝から10kmくらいまでを含む長距離走ブーム。
確かに書店ではこれまでにないほど、「走り方」をうたった本がずらりと並んでいる。

で、この前の河口湖マラソンを走りながら、このマラソンブームについてちょっと考えた、と言うよりはなんとなく感じたことをだらだらを書いてみます。

河口湖マラソンはフルの他に11kmと河口湖1周の27kmがある。
フルは河口湖を2周するわけだけど、後半の2周目に多くの歩いている人を抜かした。
27kmやフルの選手で周回遅れになった選手たちだ。
彼らは下を向き、疲労困憊で歩くのもやっとという人から何人かが集まって雑談をしながら歩いている人まで様々。
それをみて、漠然と、マラソンブームってこういうことなのかなと思った。

選手の中には河口湖マラソンが初フルマラソンと言う人が多くいるだろう。
それでなくても近年は新設のマラソン大会も増えている。
ブームにも押されて、「マラソンというものをやってみようかな」という気持ちがおきやすい環境になっている。
そこで、普段運動不足だったり走っていない人がマラソンに出ると、結果的に下を向いて歩いたり、諦めておしゃべりをしながら歩くということになる。
別にこれは全く悪いことじゃない。
むしろ、マラソンというものを体験したことは非常に有意義なことだと思う。
でも、この後にどう思うか。
よし、次は歩かずにゴールできるようにがんばろうとか、完走できるように日頃もちょっと走ってみようとか思えればいいんだけど、多分、そう思えるのは一部だけなんじゃないかと、とぼとぼと苦しそうに歩く人たちを見て思った。
性悪説じゃないけど。

今、マラソンブームで、「これまでマラソン経験がないけれどなんとなくマラソンって面白そうだな」と思っている人、いわゆるマラソン予備軍がどんどんマラソンにチャレンジしている。
これが、新設のマラソン大会にもつながっているし、駅伝大会などの倍率高騰にも起因している。
この傾向はまだ暫く続くと思う。
でも、一通りマラソン予備軍が晴れてマラソンを経験した後は、果たして何%が市民ランナーとして残るだろうか。
もうマラソンはいいやと思ってしまう人はどれくらいいるのだろうか。
これが「ブーム」というやつで、少しいやな言い方をすると「今だけ」の人気。

みんなが走ることに興味を持ってくれて、一緒に盛り上がって、楽しめることはうれしい。
でも、これが一過性のブームであると思うと、それが終わったときが寂しい。

そういう僕自身だって、いつまで走れるか分からないわけだけど、河口湖を走っていて思ったのは、走れる体に感謝して、自分へのごほうびとして出来る限り走り続けたいと思った。

それにしても、短距離走ブームはもう暫く来ないかな。
最近では末次、為末のあたりがそうだったような。
あれも短いブームだったなぁ。