キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

Cocco、スピッツ ⇔ ゆず、ミスチル

2006年10月31日 | Weblog
Coccoが復活した(ずいぶん前だけど)。
復活した後のCoccoがいいかどうかは別として、僕はCoccoの歌詞が好きだ。
同じように、スピッツの歌詞も好きだ。

最近気づいたけれど、この2人のアーティスト(スピッツは正宗)が書く歌詞には、共通点がある。
彼らは、歌に教訓や政治的思想、世に対する意見を入れない。
あくまでも、人間としての感情や欲望を素直に歌っている。
押し付けがましくなくて、聴いていて心地がいい。
そして、直接的でない彼らの歌詞の行間から、彼らの社会に対する考えが少しだけ見える気がする。

その対極にいるのがミスチルやゆずだ。
彼らは、社会に対する不満や提言を直接的にリアルに歌う。
戦争批判、冷たい人間関係、人生とは何か、等等。
僕らがどうやって生きるべきかを、歌を使って強く世に広めている。

僕は、ミスチルやゆずも好きだ。
でも、最近はCoccoやスピッツのような歌が好きだ。
教訓を歌にしたら、それはことわざや川柳になってしまう。
百人一首や俳句は、気持ちを素直に歌ったものだ。
最近は、そんな風に考えている。


一橋戦

2006年10月29日 | Weblog
名古屋大学と一橋大学の対抗戦へ行って来た。

この対抗戦は、昔の名大の主将と一橋の主将が親友だったことから始まったそうだが、それにしてはずっと続いていてすごいと思う。
一橋が主幹の今年の競技場は、いつもと違って山の上にあった(名大グランドみたい)。
山道を宮地と前里で歩いているときは、本当にこんなところに競技場があるのかと不安になった。

今回の僕の出場種目は100mと4×100mR。
結果は、
100m : 11"79
4×100mR : DQS(失格)

高校から大学に進学したときは、高校のときの記録は忘れるべきだという。
それに習って、大学のときの記録はもう振り返らない。
これからは、社会人での記録が自分の記録になる。

ということで、100mは自己ベスト。
春先の信州大学との対抗戦で11"9台だったことを考えれば、うれしい記録。
体の動かし方は体が覚えている。
足りないのは筋力と体力。
接地しても、地面にピンポイントに力が伝わっていない感じで、さらに50mを過ぎたあたりから既に体が揺れ始め失速。
それでも、目標となる11秒前半を来年に達成すべく、冬季練習をがんばってみようという動機付けになった。

リレーは、残念というか、なるべくしてなった結果というか。
次(阪大戦?)、がんばりましょう。

試合後は、ちょうど1年ぶりのレセプションに参加させてもらった。
すごく、すごく楽しかった。はしゃぎすぎた。
大会場でめちゃくちゃなコールが飛び交ってなんでもありで好き勝手に騒ぐって、あのころしかできないことだったんだなと実感した。

いろんなときに、陸上部から力をもらう。
陸上部の友達からも力をもらう。
次は、来週の真人&金子先輩結婚披露会かな。

工事現場

2006年10月29日 | Weblog
今の業界に入るまで、正直に言って工事現場に対していいイメージはなかった。
工事現場で働いている人に対して、真面目とか誠実とかそういう正のイメージがなかった。
どっかで楽をしようとしているんじゃないかとか、ずるをしているんじゃないかという、漠然とした負のイメージがあった。
マンションの耐震偽装問題などでマスコミがそんなイメージを煽っていたこともあった。

それが、カタールから帰って変わった。
これまで、ブラックボックスのように中身が謎で、中で何をやっているのかわからなかった工事現場。
カタールでは、その内側で仕事をした。
そのときに出会った現場監督やワーカーたち、そして彼らの仕事を見て、工事現場のイメージが変わった。

工事現場は、ものづくりの最前線だ。
僕らが、いくらオフィスで議論を交わして設計をしても、実際にそれが実現されるのは工事現場だ。
街にあるほとんどの「もの」は工事現場から作られる。
そんな工事現場が、ずるをしているはずがない。
そこでは、最前線の技術も惜しみなく使われるし、働く人たちも常に工夫をしている。
本当に、ものをつくっている。
みんな、すごい。
そこでは、ものづくりや工学をするにあたって学ぶことが山ほどある。
大学で、工事現場研修を提案したい。

正しいことをするために

2006年10月15日 | Weblog
正しいと思ったことをしなさい、と言われる。
正しいと思ったことを、いつも実行したいと思う。

でも、常に正しいと思うことが実行できるわけじゃない。
時には、大きな大きな勇気が必要だ。

勇気には、自信が必要。
自分に自信をつけるには、なんでもいい、自分の核になるものが必要。

それが、陸上であったり、勉強であったりするんだと思う。
それを、自分の中で積み上げていくのが、大学であり、日々の努力なのかなと思う。

正しいと思うことをするためには、それ相応の努力が必要だ。

スタートはうまくやる

2006年10月11日 | Weblog
格言入りの陸上Tシャツがはやっている。
今日、スポーツ洋品店で見たもののなかに、短距離としての格言があった。
細かくは覚えていないが、

・スタートが全てを決めると思え

というような文句があった。

どうも、僕の感覚と違う。
スタートはStartであって、全てではない。
僕自身、大学のときスタートにこだわっていたときがあった。
でも、よく考えれば100m中の20mくらいしかないスタートなのに、
全体の練習量の20%どころか、50%くらいの比率にしてしまっていた。
試合のビデオを見れば分かるが、速い選手と一番差がつくのはスタートではなく中間疾走だ。
相手がスタートを得意としているような場合を除いて、一般的にスタートは相手より遅れなければいいと思っている。スタートで差をつけようなんて考えない。そんなことよりも、うまく中間疾走へ持っていくことを考える。
スタートを速くするのではなく、うまくする。それがSDの練習だと思う。

どうも、試合の敗因にスタートの失敗を挙げる選手が多いように思う。
もっと、大局的に分析できるように思う。

帰国

2006年10月04日 | Weblog
カタールから、帰ってきました。
時差6時間、12時間フライトで、明日すぐ出社なのが泣きそうです。
向こうでのことは、ぼちぼち書ければいいかな。
どこまで書いていいのか分からないけれど。