キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

敗退

2005年05月31日 | Weblog
陸上→名阪戦
3年間ライバルといい続けても、ずっと勝ってきた相手に負けた。
自分よりも速かった相手より速くなる経験は多いけど、逆は初めて。
陸上最後の年にこんなことが起こったのは、きっと何かの縁。
決着は七大戦で。

名阪戦の翌日は大阪城見物。
早朝6時半に誰もいないホームに着き、
天守閣開園まで神社の前で仮眠。

次に大阪に来るのはいつになるんだろうと思った。
案外すぐかもしれない。けど、大阪大学は最後かもなぁ。
これが最後の~っていう出来事が最近多い。
来年は最初の~ばっかりだろうな。

写真はベトナムの子供。
食堂の娘で食事中なのに積極的に絡んできた。
今は旅に出たくて仕方がない。

approach

2005年05月22日 | Weblog
部の新歓コンパがあり、2次会の後、4年生で友達の家に行き、朝まで遊んだ。

社会人になると大学のような飲み会はできない、と前に先輩から聞いた。
飲み会というと「大学のような飲み会」しかほとんど知らないのであまり実感はないが、
あれだけ周りを気にせずに、はしゃいで、大声で楽しめるのはやっぱり今だけかなと思う。

朝までバカなことをやってみんなであんなふうに笑って、そんなことも今しかできないかもしれない。

高校の時も同じように今しかできない、なんて考えていたけれど、結局大学でも同じように(酒が入る分エスカレートして)やっている。でも、大学生になって高校の友達とはほとんど遊んでいない。新しい環境の中で突っ走ってきて、高校や中学の友達をほとんど振り返ろうとしなかった。
大学を卒業して、社会人になってもそうなるのだろうか。みんなが日本(世界)中ばらばらになっていく。
1年に一度くらい「大学のような飲み会」をすることはないのだろうか。

陸上につかまって一つのチームとなって、これから何年たっても同じチームでいられたらいい。たぶん、毎年年賀状を書けばいいんじゃないか。

頭の中身

2005年05月20日 | Weblog
僕は理系である。
少なくとも大学で学んでいる分野は。

昔は科学は理系のものだと思っていた。
でも、文系も科学だった。社会科学と自然科学。

ある本で読んだが、
文系の多くは数学や理科が苦手だという理由から文系に進むそうだ。
でも理系の多くは国語や社会が苦手だからという理由で理系を選ぶのではないらしい。
かくいう僕も確かに国語や社会は苦手ではなかった。

いや、むしろ数学や理科よりも得意だった。
国語は現代小説が得意だったし、社会は世界史が大好きだった。
でも、僕は迷わずに理系を志望した。
なぜだか今でははっきり言えないが、
そのときは、理系にしかできないことがやりたかったんだと思う。
真理の追究。少し恥ずかしいが、この一言に尽きる。

確かに自然科学は国語の力や社会の力も同様に必要である。
もちろんその逆も真だろうが。

今、研究室に一人。
真理の追究をしているわけではないが、
ふと、理系の中に文系が含まれるのではないか、なんて思った。

2005年05月16日 | Weblog
いつも通りの生活が当たり前のように戻ってきた。
三日間の夢のような時間、陸上漬け、他のことは全て忘れて目の前の目標だけに集中できる、そして最後の東海インカレが終わった。まだ、心は夢から抜け出せていなくて、ぼ~と自転車に乗り、研究室へ行き、昨日の結果なんかをHPで眺めたりしている。
なんだか昨日までの競技場と、この研究室は、あまりにも違っていてまだなじめない。

試合中、レースとレースの間は何度も何度も走りのイメージ、感覚を確認した。疲れを取ることに集中し、不安を消すように必死だった。とても夢のような時間とは言えない、苦しい時間だった。こんなのが毎日続けばきっと病んでしまう。プロってすごいと思う。

でも今、振り返れば最高な夢だったと思う。人生の中でこんな時間を持てたことが幸せだと思う。
いつまでも続けられない、もつことのできない時間。日常と非日常。こんな夢をエネルギーにして人間は生きていくのかなと思う。

写真はベトナムから見た太平洋。日本から見た太平洋ととても似ていた。当たり前だけどそんなことに感動した。

シーラカンス

2005年05月12日 | Weblog
ミスチルの『深海』を聴いている。

『シフクノオト』で初めてミスチルのアルバムをちゃんと聴いた(ベストを除く)ミスチル初心者である。『シフクノオト』がなかなか良かったので次は何を聴いてみようかと思っていた。
『深海』はアルバムの中で最もまとまっているいると薦められた。確かにがんがん主張するというよりはし~ん・・・とぐ~・・・と流れ続けているという感じ。
スピッツでいう『隼』、ゆずでいう『ゆず一家』みたいな感じかな。

統一感のあるアルバムはすごく好きだ。というよりアルバムである以上はそれが最低条件だと思う。
それは音楽でも写真でも同じ。写真集見ても統一感のあるものは心に残る。逆にコンセプトがばらばらだとすごくいい写真があっても心に残らない。正確には「アルバム」として残らない。
やっぱりアーティストとしては一曲、一枚がバカ売れするよりアルバムが売れたほうがうれしいんじゃないかな。歌手は違うかもしれないけど。

『深海』でどの曲がいいとは言えないけど(今、改めて全曲聴いたけどほんとに言えない)曲の長さが極端に違っているのは好感。好きように、やりたいように作ってるって気がする。
それは北野たけし監督の作品に似てる。好きなようにやりたいように作る作品はいい。

明日から試合。好きなように、やりたいように自分を表現できる貴重な3日間。

写真は中国での夕暮れ。好きな形のアパート。旅先での夕暮れはより一層「夕暮れ」を意識させると思う。

違和感

2005年05月07日 | Weblog
人間の一番基本的な移動手段は歩くか走る。
そして車輪が発明され(すごい!)人は車輪で移動するようになった。
車輪はものすごく効率のいい道具だけれど、使える場所が非常に限られている。
そこで人間は車輪が使える場所を増やし続けた。
それは人間のテリトリーを増やすことと同じ。
どうだろう。今の僕達は車輪が使えないところで生きられるかな。
『車輪の下』とはよく言ったものだ。

実はこんなこと書くつもりはなくてバイクと車の違いについて書こうと思った。
けど、それはまた。

写真は万博に愛知県中から集まった山車のシルエット。
これも車輪。祭りこそ人間らしい。

一人相撲

2005年05月06日 | Weblog
毎年、この時期に大掃除をする。ついでに衣替えもする。
この部屋での大掃除もあと何回するんだろうと考えると、自然に念入りになる。
大学に入ったころ、いろいろ写真とか貼り付けた壁に、今はもう何も貼り付ける気がしない。
本が増えすぎて収納に困るが新しい本棚を買うつもりもない。
少しずつ心が来年の新生活にシフトしつつある。というか、考えないと不安。
仕上げに布団を外に干してそのまま朝を迎えたら、雨でびしょびしょになっていたっていう落ち。

写真は夕暮れに近い時間の練習風景。逆光のシルエットって頭の中にいろんな物語をイメージできる。

ブログって何だ

2005年05月02日 | Weblog
『カメラと歩こう』とかいうような雑誌を読んでいたら、記事の一つにブログという言葉があった。なんか有名らしいけど僕は知らない。読んでみると、写真一枚と文だけの簡単な日記のようだ。日記を書くことはだいぶ前に挫折した(というよりその日あったことを公開する必要性がわからなかった)けど、思ったこと、感じたことを発信していくことは精神衛生上いいかなと思う。今までは自分のHP上で書いていたけど更新が大変だから(アップロードに10分かかる)嫌になってた。このブログならもう少し気楽につぶやけるかなと思う。

陸上部内の日記ブームがピークを過ぎて次々と消えていく中、少し逆らってみる。どこまで続くか。長続きするコツは長文を書かないことかな。日記にするつもりはないのでその日にあったことはあんまし書かないかも。よって週2~3くらいの更新かな。でも、好きな写真1枚と簡単なメッセージが残せるってなんて素敵なことなんだろう。

今日の写真は最近の休日の山の上グランド。新入生が入ってくるこの時期、どの部活、サークルもテンション高くていい感じ。春は出会いの季節です。