原発作業員の実態

ETV 特集ルポ 原発作業員 ２
～事故から３年・それぞれの選択～

東京電力をはじめとする原発関係者はもちろん、全ての国民が観るべき番組だと思った。
「誰かがやらなければいけない仕事だから」という認識と「自分の子どもにはさせたくない、他の誰かがやってくれるはず」という作業員の葛藤。
許容される放射線量が限界に近づき、それを超えると仕事がなくなってしまう不安と戦う作業員。
それがこれから40年も続くという現実。
これを観て、だからといって自分からすぐに行動を起こす勇気もない。
でも、この廃炉に携わる数多くの人間に起こっている現実は全ての国民が知るべきだと思う。
原発と廃炉はセットだ。
技術でなんとかなるという前に、現場で起きている現実を理解する必要がある。
こんな現実を受け止めて理解することすら簡単にはできない。