キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

大切な人を感じるとき

2008年07月29日 | Weblog
本当に辛かったり怒ったり悲しかったり寂しかったりしたとき、唯一この人には知っていて欲しいと思う人がいたら、その人が今一番大切な人なんだと思う。


うれしいときはいろんな人に伝えたいと思うけれど、辛いときは誰にも弱音を吐きたくない。
でも、一番大切なその人だけには心をひらいて、知ってほしいと思う。


また、その人を考えたときに、いろんな未来を思い浮かべてうれしい気持ちになれる人。


あと、大変なときにふと「がんばってるよ」と独り言でつぶやける相手がいるっていうのは幸せなことだと思う(相手が恋人でも親でも友人でも)。


リュック 2

2008年07月21日 | Weblog
バックパッカーという言葉があるように、リュックはある意味で自由の象徴みたいになっていると思う。

バイクや長髪、ギターやタバコ、ジーンズやロックなんかと同じような感じで。
ちょっとしたイレギュラー。
縛られた社会への小さな抵抗。

いや、そこまで大袈裟なものじゃないけど、なんかリュックを背負ってどこそこと歩いていると、なんかわくわくしてちょっと冒険してるみたいに感じる。

だから、ちょっと遠出をしたり歩いたりするときはいつも小さなリュックを使いたい。

ゆずの好きな歌の歌詞
"ただ一つだけの思いをかばんに詰め込んで…"
のかばんは僕の中ではリュックだ。

アーサー

2008年07月21日 | Weblog
お客さんにArthurさんという方がいる。
日本人だと、つい「アーサー」と呼んでしまうけど、それだとなかなか通じなくて、難しい発音をしないと正しくないらしい。
無理にカタカナに直すと「アルトォル」かな。

他にもCarloという名前だと、「カルロ」と呼んでしまうけど、他の人には「カゥロ(巻き舌含む)」と言わないと通じない。

なまじっか、日本でよく呼ばれる名前だけに、つい日本読みをしてしまう。

Bertholdってドイツ人なんか、どう呼んでいいのかわからなかったから「バスホールド」ってずっと呼んでいたけど、ほんとは「バェルトォール」らしいって最近知った。むずい。

Taniは他の人から間違われない。
Atsushiは、かなり難易度が高いらしい。

Reunion

2008年07月20日 | Weblog
僕が担当している機器の業者は、2ヶ月カタールで働いたら2ヶ月間は休暇+別の国で働くというポリシーがあるため派遣されてくるワーカーの入れ替わりが激しい。
また、人員育成のため世界中の支店から人を呼んでこの機器について働かせる傾向にある。

近頃、この機器の仕事量が増えてきて、業者の人員がどんどん増えている。
ぐっと増えて、これまでに来たことのある主要なワーカーが再び一同に集まった。
みんな、一度は一緒に仕事をしたことのある仲間同士で、まるでオールスター。
再開の日はみんなそれぞれの思い出話に花が咲き、まるでその業者の同窓会のようだ。

ドイツ、イギリス、ハンガリー、エジプト、インド、アメリカ、オーストラリア、ベネズエラ、コロンビア、ペルー
各国の言葉と、各国の英語方言が飛び交い、おしゃべりに花が咲き、はよ仕事せんかいと思いつつも、つい今だけはと許してしまう。

こんな風に、このプロジェクトで一緒に仕事をした人たちといつか同窓会でもできたら、どんなに楽しいだろうと思う。
今、大変なことでも、同窓会では最高のジョークに変わっているんだろう。

写真は、陸上部フィールド組。
この同窓会も楽し(こわ)そうだ。


3度目の夏

2008年07月18日 | Weblog
カタールでの3度目の夏がやってきました。

カタールにいて、暑いことをネタにするのは今更な感じがするけど、やっぱり風物詩なので一年に一度は。

1週間前に今年一番の濃霧になり、それ以降ぐっと湿度がアップ。
80~90%を維持しています。
気温はまだそれほどでもなく、日本の真夏くらいです。
でも、ここにいると気温よりも湿度の方がクリティカルに蒸し暑さに影響するんだなって思う。
湿度が高いと、すぐ体や手がネトネトしてくるし、室内や車から出た瞬間に安全眼鏡が曇る。
Tシャツもすぐに着替えないと。


ところで、夏の楽しみといえば…

ビーチバレー
陸上短距離シーズン
登山
そうめん…


ロシアのサハリンでは、「我々に次の冬はない!」をスローガンにしているそうですが、
こちらでは、「我々に次の夏はない!」と声を大にして言いたい。

でも、日本では全く行かなかったプールに行くようになったのはうれしいことだけど。

サングラス

2008年07月18日 | Weblog
高橋尚子がシドニーでサングラスを投げたあたりから、陸上界でもサングラスを試合でつけることが普通になってきたと思う。

高校くらいのときからやっぱり僕もサングラスに憧れていた。
陸上の試合や練習でサングラスをしているだけで速そうに見えた。。
でも、僕は眼鏡をかけていたので、サングラスをつけられなかった。
リレーメンバーでサングラスを揃えたのに、僕だけ買えなくて申し訳ないことをしたな。

サングラスをすると、視界に余分な光が入らず集中力があがるり疲れにくいといわれる。
レッドタータンよりブルータータンの方が集中力があがって高記録が出ると言われるのと同じ原理か。

社会人になって、ビーチバレーをやるようになって、再びサングラス熱が再燃した。
そこで、内側に装着式の小さなレンズを付けられるサングラスを買った。
ところが、あまりに遠近感の違和感があり、バレーボールにも触れない始末。
しまいには、気持ち悪くなってノックダウン。
あの、機構はまだまだ完成されたものじゃないらしい。
それでまたサングラスは諦めた。


この前、眼鏡がとれたので、初めてサングラスをかけて走った。
やっぱり、集中力はあがる。目を細める必要がなく、おおきく見開いていられるので楽だ。
短距離の試合でつけるかは別として、練習ではいいと思う。

でも、空が薄雲って見えたり、海が青く見えないというのは、いただけない。

リュック

2008年07月16日 | Weblog

昔からリュックというかナップサックというか、そういうのが好きだ。

基本的に何かを持つことで手が塞がれたくない。
だから、傘を持つのも大嫌い。

それから、高校からは陸上の関係で左右対称の生活を心掛けていたから、左右均等に重さのかかるリュックはちょうどよかった。

旅行に行くときは小さなリュックに入るだけの荷物を心掛けたし、遠くに走りに行くときは水と本が入るランニング用リュックを使った。

で、今現場で使っているリュックは、マンガの絵が描いてある子供用のリュック。

ドーハのショッピングセンターで程よい大きさのを探したけど、子供用のかわいい絵が描いてあるのしかなかった。
仕方ないなあと思って買ったけど、気づいたら現場でかわいい絵がかいてあるリュックを使ってる人が結構いてうれしかった。

暑くなってきて、リュックは肩と背中に汗をかくけど、それでもやっぱりリュックだなぁ。

ゆずベスト

2008年07月15日 | Weblog
先輩からゆずベスト作成指示が出た。

何度も注意されたのは、あくまでも「ゆずベスト」であって、「たにベスト」ではないということ。
たにベストにするとシングル曲は一曲入るかどうかだろうから、その忠告は非常に的を得ているわけだ。

涙をのんで、殆どをシングル曲にして、どうしてもこれだけはゆずれないっていう曲を3曲だけ入れたらや

っぱりばれた。

人に歌を薦めるときって、そのアーティストが好きなら好きなだけ、自分のフィルターを通しちゃうから、

なかなかうまく相手に伝えられない。
それでも、自分の気持ちに逆らって有名曲ばかりを薦めるより、自分の気持ちが入った歌を渡したい。

もう、初回限定特典として、『ゆずベストにもれなく、たにベストもついてくる』というようにしてやろうか…。

『モリー先生との火曜日』

2008年07月15日 | Weblog
人に何かを薦められるのが好きだ。

本とか映画とか音楽とか。
人に薦められたものは、読んだり観たり聴いたりしているときに、その人がどう感じたかとか考える楽しみが増える。
一人じゃなくて一緒に進めて行くような気がして楽しい。
終わった後に、薦めてくれた人とディスカッションするのも楽しい。
何より、人に薦められたものははずれが少ない。
この人なら楽しめるだろうと当たりをつけて薦めてくれるからだろうか。

久しぶりに薦められた本が『モリー先生との火曜日』。
徐々に近づく死と向かい合うモリー先生が、人生のいろんなテーマについて元教え子と話し合うというもの。

僕は、本来こういった人生の参考書的な本が苦手だ。
昔、そういう本をたくさん読んでいろんな考え方を知ろうとしたけど、こういう類の本によくある
「~だからいまの人はだめだ」とか
「~という生き方が正しい」とか
「自分の若い頃は~ということをやったから今があるんだ」とか
「~ということをしてはいけない」とか
そういう一方的な押し付け(本なんだから当たり前だけど)に反発してしまった。

ただ、よく知っている人で尊敬する人にはあんまり反発せずに、ふーんそういうものかって納得してしまうところはあるな。
400Hの為末とかマラソンの高橋とか。
でも、全然知らない人で経歴だけがなんかすごそうな人が書いた本に対しては、だんだん反発が募ってくると「別にそんなに駄目だしされなくても、あなたみたいな人生を送りたいわけじゃないから」って思ってやめてしまう。
ただ単純に、自分の生き方を否定されて悔しいから、いろいろと言い訳を考えているだけだったりする。
ようは、捻くれて素直になれないんですよ。

『モリー先生との火曜日』は一方的にモリー先生が教訓を言い続けるのではなく対話形式。
この本では、人生の訓示というよりも、モリー先生や主人公のたどった軌跡に引き付けられた。
特に、話の本筋とはずれる主人公の周りの環境やその変化にひきつけられ、最後はぐっときた。
はっとさせられる言葉も多くある。
でも、やっぱりどうしても納得できない部分もいくつかある。
そういう部分に対して、一人で読んでいたら消化不良で終わってしまうけど、薦められた本なら薦めてくれた人と議論できるからいい。

あと、すごく大切なことに気づいた。
それに一番感謝している。
これは、本当に生きていくうえで大切なことだと思う。
でも、恥ずかしくて、ここでは言えない(笑)。

気合のTraining course 2

2008年07月13日 | Weblog
2008年07月11日19:06

3月28日に書いたある資格のための試験(みごとに不合格)。
どうしても、取得しなさいという上からの強い指令が出た。


えー、またあの長い長い講義聞くんですか(しかも宗教集会っぽい)?

と、嫌がってみても、勝手に応募された。


今回は、前回と違って、事前に参考資料と練習問題を渡され、講義当日までにそれを熟読&練習問題に解答することが義務付けられた。

もう、後がないため(日本人としてのプライドから2回は落ちられない)、こっちに来て初めていわゆるテスト勉強をした。
同僚のフィリピン人たちは余裕な感じで一向に勉強しようとしない。
このやろ~、今に見ておれ。


当日、練習問題を提出して、講義室に集まり、教祖様を待つ。
20分遅れで部屋に現れたのは、教祖様じゃない別の人。


突然、
「君たちは、何をしているんだ。
毎回、毎回、長々と講義を聞いて、テストをして、毎回落ちる。
これじゃあ、時間の無駄だ。」

(???何を言い出すんだ)

「よって、今回からは資料を予め配ってそれを熟読してもらい、問題に答えることで理解を深めてもらうことにした。」

(それはいいアイデアだ)

「ここに来た人は合格。
はい、講義、おしまい!」


(なにーー!?)

横でうれしそうに笑っているフィリピン人たち。
このこと、知ってたな~?

かくして、前回4時間費やした講義+試験は30分で合格。
日本人のクレバーっぷりを見せる汚名返上は叶いませんでした。

ちゃんちゃん。

もっと歩きたい

2008年07月13日 | Weblog
2008年07月10日01:25

最近、失恋した。

日本の同期が「失恋をしたあとが一番成長するんだよ」と言っていて、
よし今こそ成長しようと思った。

確かに、失恋した後は昔のこと、今のこと、これからのこと、いろいろじっくり考える時間が増えた。
好きってなんだろうかってずっと考えている。
幸せとか結婚とか。

外国人にはそれぞれ日本人と違った恋愛感があって、話をきくと面白いけど、余計に混乱する。

特に歩いているときに考える。
だから、できるだけ長く歩きたいと思う。

別れの季節

2008年07月13日 | Weblog
2008年07月10日01:11

こっちに赴任してきてから、ずっと兄貴分みたいだった先輩が明日帰任する。

部署が違って、仕事で怒られてなにくそ!って反発したときもあったけど、プライベートでは男らしくて厳しいけどかっこいい兄貴だった。

特に、シュワルマー(中東の食べ物の一つ、ケバブの一種)が何よりも好きな人で、一緒にドーハのシュワルマー屋を片っ端から試すのが楽しみだった。

最近はなかなかゆっくり話す機会もなくて、いつの間にかもう帰任になってしまった。

日本に帰ったら一緒に飲もうとは言ったけれど、たぶん日本じゃあこんな関係は続けられないんだろうなと思う。

最近、プロジェクトの一区切りで帰任する人が多い。
別れの季節か。

カタールの休日(妄想編)

2008年07月13日 | Weblog
2008年07月06日02:49

キャンプの近くに海があって、そこによく走りに行く。
暑いのを我慢して気合を入れれば14分くらいでつくから3キロくらいかな。
遠くにうっすらとプラントのシルエットが見えて、それ以外は何もない一本道の土漠を走る。

それまでずっと続いていた荒野が急に開けて、明るい薄青色の海が見えたらゴール。

ぼーっと海を眺めていると、いろんなことを考えられる。

そのあと少し浜練をして帰る。
帰りは、けっこう疲れているからゆっくりしかジョグできない。

キャンプに帰り着くと、喉がからからでプールに直行する。
ばしゃばしゃと、しばらく泳いで(もがいて)、体が冷めてきた頃に部屋に戻る。

それから、しばらく昼寝をして夕方くらいに適当な映画を借りて観る。
少し早めの夕食をとってから、ギターを弾いたり本を読んだりして、眠くなってきたらベッドに入る。


これがパーフェクトな休日の過ごし方。
個々のアクションはできるけど、これを全部完遂したことはまだないな。
一緒に遊べる人がいない場合だけど。

どんなに腹が立っても許せるとき

2008年07月13日 | Weblog
2008年07月03日02:33

どんなに腹の立ったり、やきもきしたり、やるせなかったりするお客さんや業者でも、彼らが休暇をとる直前は、なぜか全てを許して「良い休暇を」と言ってしまうことに今日気づいた。

やっぱり休暇中って楽しいって知ってるから、そのときだけはどうしても全部忘れて、楽しんできてねって思うんだよな。