キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

ギルバートグレイプ

2012年10月22日 | Weblog
『ギルバートグレイプ』を夕夏がみたことがないというので録画した。
僕の大好きな映画だ。

アメリカの小さな町。
そこにやってくる、トレーラーで旅する人々。
その明るく、自由な生き方に憧れた。

よく考えると、子供の頃に好きだった映画は、自由をテーマにしているものが多い。
『ブレイブハート』
『ショーシャンクの空』など。
これは新しい発見。

たぶん、子供なりに自由というものに憧れていたんだと思う(子供が本当に自由でいるということは難しいもの)。

そんな、昔に憧れた自由に触れることができそうで、『ギルバートグレイプ』を再びみるのが楽しみだ。


仕事をやめたいと思うとき

2012年10月14日 | Weblog
仕事をやめたいと思うときがときどきある。

今の仕事をやめて、なにか全く別の仕事をしてみたい。
そんな風に思いを巡らすことがある。
その気持ちは波のようにやってきて、そしていつの間にか去っていく。


その日も、朝から会議室で上司に自分の至らないところを指摘された。
天才肌で、回転が早く、現実的で、知識経験において圧倒的に勝る上司だ。
誉めて伸ばすタイプではない。
その上司からの一言一言が着実に自信を奪っていく。
ここ最近で築き上げた、なにかしらの手ごたえを崩していく。
打ち合わせが終わった後には、何も言えず下を向く自分がいる。

僕には、上司の要求している、そこまでのことができない。
将来にわたって、できる自信がない。
人のマネジメント、多岐にわたる設計分野への対応、スケジューリング、お金、対外的な対応。
それらを限られた時間で可能にするための、膨大なinputを適切なoutputに処理する能力、経験、知識。
そして、その結果としての責任をもつということ。

仕事やめたいな。
また、そう思った。


でも、なんとなく、自分が仕事をやめたいと思う、そんなときの状況がわかってきた。
否定されたり、失敗をしたり、そんなとき、やめたいという波はやってくる。
つまり、自分に自信がなくなっているとき。

仕事が忙しかったり、責任ある仕事を任されていたり、難題が数多くある場合でも、自信を持って進められているうちはやめたいなんて露とも思わない。
やめたいと思うときは、いつも後ろを向いているときだ。

「海外で大きなものを作る」

それが入社前に抱いていた会社のイメージ。
それに今はもっと具体的なものが加わっている。

「海外で大きなものを作る
そのために、様々な領域の、様々な課題を克服していく」

結局のところ、刺激的な仕事だ。
今の自分にとって、それが一番適切な表現だと思う。


やめる = 負ける、とは思わない。
でも、仕事をやめたいと思うとき、それがどんなときかを認識して、自分の気持ちを自由にコントロールし、自分を楽しく持っていける柔軟なマインドが大切。
そのうえで、それでもやめたいと思うとき、それにはきっと前向きな理由があるはず。
少なくとも、今の自分はそうではなない。