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オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

禅の庭

2010年02月28日 | 地域情報
先日「禅の庭見学と写経体験」に参加してきました。

水戸市八幡町にあります「祇園寺」さんです。


祇園寺さんのパンフレットより
禅は徹底して自分の足元を見つめ、本当の自分とは何かを問うことであるが、
その境地を空間に置き換えたものが「禅の庭」である。


「龍門庭」

龍門瀑と呼ばれる滝は、
禅の修業の厳しさを表したものであるとのことです。(橋の奥に見えます)




「聴楓庭」

「ちょうふうてい」・・・楓(カエデ)の音を聴く庭
モミジがあしらわれ、四季の変化を楽しむことができる穏やかな枯山水です。


この後、「般若心経」の写経を。


写経で思い出すのが、世界遺産にも登録されている薬師寺です。
127代管長の高田好胤師(タカダコウイン)の写経による復興の話。

高田好胤師が管主に就任した頃は建物は老朽化し、傷みが進んだ状態でした。
それらを写経勧進により復興をめざし、昭和50年には100万巻を達成、金堂を復興。
さらに5年後には200万巻を超え、西塔も建立、伽藍整備に尽力した方です。

薬師寺では、これらのすばらしい遺産を残すために、お写経行事が続けられています。


お経を一文字一文字心をこめて書き写す、
とても穏やかな静かな時間を過ごすことができました。

忙しい日常から離れ、このような時間を持つことの大事さに気づきました。


「龍門庭」「聴楓庭」の設計は住職兼庭園デザイナーである枡野俊明氏です。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしい・・・ (komo)
2010-02-28 19:49:03
お庭、素敵ですね。
心が穏やかになるようです。

写経は体験したことないですが
毛筆が下手でも大丈夫なんでしょうか…。
恥ずかしくて集中できないような…。
大丈夫であれば、体験してみたい
返信する
大丈夫です (audec)
2010-03-01 17:24:13
komo さま

体験ということで、筆ペンでした。
下書きがあるので、大丈夫です。

本格派コースなら、
まず「墨をする」ことからなのかな?
実家の母も近所のお寺で、
写経とご詠歌をしています。

お寺が社交の場に、
おばあちゃんと一緒に来たお孫ちゃんたちは、
写仏のぬりえで楽しんでいるみたいです。
(住職さんに感謝です)

年を重ねる度に、
違ったものへの関心が広がるものですね。


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