オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

挂甲の武人 国宝指定50周年記念  特別展「はにわ」

2024年11月15日 | アート
東京国立博物館で行われている、挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」


国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作といえる作品です。
この埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念し、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結しています。

なんと、その中に茨城県ひたちなか市のはにわもあるんですよ。初めてひたちなか市埋蔵文化センターで見た時から、かなりめずらしいとは思っていましたが・・・国立博物館で紹介されるとはびっくりです。

私も、まだ見に行けてないのですが、朝日新聞で紹介された「ふるさと発!ウチの推し」に紹介されている写真をみつけました。地元のはにわが紹介され、とってもうれしいです。

「乳飲み児を抱く女子」古墳時代・6世紀
以前に地元で撮った写真です。


ひたちなか市埋蔵文化財調査文化センター田中美零さんの紹介文です。
ひたちなか市は干し芋や国営ひたち海浜公園が有名です。
赤ちゃんにお乳を与えている造形は日本でただ一つだけなのです。よく見てみると、お母さんは髪を結ってイヤリングや首飾りをしていて、とてもおしゃれです。
抱っこされている赤ちゃんも顔の部分が赤く塗られているんですよ。市民の皆さんに愛されていて、商店街で使える商品券の写真にも掲載されています。

思わず「かわいい」といってしまうやさしい表情のはにわ、素朴でユルい感じが癒されるはにわ、愛らしい動物のはにわなど、きっとこの展示をみたらはにわのイメージがかわるかもしれませんよ~

どうぞお出かけください!!

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石岡瑛子 I デザイン(茨城県近代美術館)

2024年06月28日 | アート
茨城県近代美術館で開催中の「石岡瑛子 I デザイン」





石岡瑛子は問いかける。
その仕事に「I」はあるか?




約60年前から活躍していた女性デザイナーです。この時代に、男性たちと対等に、ポスターやCM、グラフィックアートの仕事をしたいたことに、改めて驚くとともに尊敬します。



石岡瑛子さんは知ってはいましたが・・・パルコのCMそうだったんだ~。身近な、のりやコーヒー缶のパーケージ、教科書のデザインなど、本当に驚きでした。






何より驚いたのが、資生堂のポスター。
なんと1966年というのに、記憶にあるのが恐ろしい・・・これをキッカケに前田美波里さんは、一躍注目の的になったようですね。

石岡瑛子さんの幅広い活躍に、女性としての生きる勇気さえ感じます。是非、お出かけください!!
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立体造形 正野豪勇展(常陽資料館)

2021年07月08日 | アート
新聞記事の紹介で気になり、休日の昨日みてきました。






興味深いのは、元々の職業は競走馬に蹄鉄を打つ装蹄師だったこと。

鉄が身近にあったとは言え、仕事を引退後にこれらの作品を作り始めたとのこと・・・
その表現力とユニークさ、年齢を感じさせないパワフルさ、作品の数々に感動しました。

蹄鉄で作られた馬の頭部


蹄鉄でこんな表現ができることに、正野氏の仕事への情熱と、馬への愛情も感じてしまいます。





お腹の状態もなかなかですよね~仕事がら身近な異形鉄筋も使われ、お尻や後ろ足のフォルムも美しいです。













使われた鉄製品などの一部



面白い展示ですので是非ご覧ください。

常陽資料館
休館日:月曜日



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平山郁夫シルクロードコレクション展(~6/28まで延期)

2020年06月07日 | アート
県内では、やっと美術館も開館


茨城県近代美術館での平山郁夫展は6月28日まで延期になりました。
是非、この機会に見ておきたいですね。パンフもA4ヨコの二つ折りでかなり豪華にできています。










密を避けながら、リフレッシュしながら旅の気分を味わってください!

茨城県近代美術館



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ガレの陶芸(茨城県陶芸美術館にて)

2020年02月10日 | アート
ガレといえば、ガラス作品が有名ですが陶芸も凄いんですよ~




ガレの自宅には2haの庭園があり、海外から取り寄せた希少な植物など2000もの品種があったそうです。
植物好きの私としては、作品のモチーフである植物や昆虫はとても興味深く、忠実な再現に本当に驚かされます。



パリの万国博覧会で日本美術に出会い、ジャポニスムの魅力を取り入れた作品も数多く作っています。

北斎漫画の鯉がモチーフ



こちらは富士山がモチーフ



トンボの小物入れ




紫陽花のモチーフ



気になる方、どうぞお出かけください!


茨城県陶芸美術館
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