オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

最古の野菜?

2009年04月30日 | 
この時期、あちこちの家庭菜園で見かけます。

蝶が羽を広げたようでなんとも愛らしい、これからが旬のさやえんどうです。

一般的な白花のさやえんどうです


赤花のさやえんどうです

上の写真はさやえんどう(絹さやえんどう)ですが、
えんどうの仲間には、さやと実の両方を食べるスナックえんどう、
また実を食べるグリーンピースなどがあります。

小さい頃、母と一緒に収穫したさやえんどうを、
へたの部分を手で折り、そのまま静かに引いて筋を取ったのを思い出します。
思えば、この頃より食や植物への関心が芽生えたかも・・・と。

野菜の中では比較的簡単に栽培できる野菜なので、
家庭菜園として挑戦しやすいと思います。


これは農家の方が自宅用に栽培している感じでした。
この畑ではプラスチックの支柱と笹竹と両方使っていました。

収穫期間も長く、次々実を付けるので結構楽しめます。
但し、連作に弱いようなので、場所を替えたり数年置きに、
もちろん、つる性の植物なので支柱が必要です。
(笹竹などを組んでいるのを見かけますね)
この笹竹ですが、よく葉がついたままの状態で見かけますが、
取ってしまいたい衝動に・・・(ちょっと変かな)

ダメダメ(葉をつけたままにしておく理由があるんです)

この葉を残しておくことで、寒い時期は霜除け・風よけになるんです。
暖かくなれば自然に葉が落ちるし、
あとは成長してきたつるが自然に枝に絡まって伸びるので・・・。
家庭菜園に興味のある方は、是非笹竹をお試しください。


さてさて、最古の野菜といわれる所以ですが、


なんと・・・ビックリ


古代エジプトツタンカーメン王の王陵を発掘したとき、
副葬品の中から、えんどう豆を発見
 したんです。
今では、この種類は『ツタンカーメンエンドウ』と呼ばれ、
実(さや)は紫色をしています。
今度、実家の母に育ててもろおうかと・・・是非食べ比べてみたいですね。


旬の野菜『えんどうまめ』のリポートでした。


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『BONSAI』 ピンチ

2009年04月27日 | 環境
2週間ほど前の朝日新聞で取り上げられていました。

近年では『BONSAI』として欧州で根強い人気の日本の盆栽ですが
この盆栽と庭木の輸出が危機に直面しているとの内容でした。

おもに埼玉、茨城、島根などで生産され、東京港や横浜港・名古屋港などから
EU向けに年間約60万本が輸出されているそうです。


ところが


昨年10月15日、EUの欧州委員会は突然
盆栽の輸入規制強化の緊急措置を施行するとWTO(世界貿易機関)に通報。
このきっかけとなったのが、オランダで発見された
ゴマダラカミキリ(カミキリ虫)なんです。

実は会社の庭でもカミキリムシによる 『メグスリノキ』のピンチなんです。
とても人ごとではないんです・・・。

このゴマダラカミキリですが
日本に生息する体長2.5~3.5センチほどの甲虫です。
木の幹に入り込んで食い荒らし、木全体を枯らしてしまうこともあります。

EU域内には、元々生息していないようです。

盆栽を輸出する園芸農家にとっては大変な危機ではありますが
地球的規模で生態系を考えた時、やはりやむをえない事と私は考えます。
(今後、より厳しい栽培基準が強いられるようです)



会社の庭のメグスリノキのですが、憎きカミキリムシに食べまくられています。

木屑をみつけては、写真に写るカミキリムシ専用の駆除剤をしていましたが
もう・・・どうにも止まりません。
まだ、枯れていませんが・・・時間の問題かも。


このメグスリノキですが、カエデ科の仲間で紅葉の大変美しい木です。
紅葉の綺麗さは以前のブログでも紹介しています。

輸出されるものもカエデやモミジなどの種類が人気のようですが
カミキリムシが好きなのもこれらなんです(なかなか目が高い虫たちです)

上の写真だけでは切ないので・・・
もう一本ある雄のメグスリノキの今の様子です。(若葉がとっても可愛いんです)



この可愛い姿、カミキリムシから守ってあげたいです 



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コデマリとシラン

2009年04月26日 | 趣味/写真
会社の庭のコデマリ(小手毬)とシラン(紫欄)が見頃です。


背景に紫色に見えるのがシランなんです。



つぼみでは平面的に見えますが、花が開くと小さな5弁の花がマリのように
丸く固まって咲くます。その姿から“小さな手まり”の名がつきました。



シラン(紫欄)です。
名前の通り、欄の仲間ですが、下側のギャザーがよく見ると面白いですね。
白色の種類もあります。

花のアップだけでは全体がわかりずらいので・・・こんな感じで咲きます。
       
コデマリは1~2mの落葉低木ですが、しだれるように咲きたいへん綺麗です。

先に紹介しているユキヤナギに似ていますが、
ユキヤナギのほうが時期が少し早いです。


       
会社の庭ではこのコデマリの下にシランが植わっています。


小さな庭でも写真が楽しめて、うれしいです。


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桜 ビックリ編

2009年04月23日 | 植物
もうここに来ては、桜の話題は前回で終わりと思っていましたが、
是非、紹介したい・・・とっておきの桜を昨日物件調査の途中見つけました。

なんとなくこの時期見てはいたものの、かなり木も大きいため、
よく観察できなかったのですが、今回は望遠レンズで花を撮影し、
やっとその正体が(大袈裟)

桜のつもりはなかったのですが・・・

桜だったんです。



驚いてくれましたか?

上溝桜(ウワミズザクラ)とわかりました。
長さ8~10cmの総状花序に小さな白い花を多数つけます。
近くで見ると本当に可愛いです。



山野に自生し、樹高も10~15mくらいとなるので、
なかなか見れる機会も少ないかもしれません。
撮影は水戸の桜山近くです。


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日本のバラ?

2009年04月22日 | 植物
「古池や 蛙とびこむ 水の音」はあまりにも有名な句ですが、
実はこの句より前に、元になった句があるといわれています。

それが、「山吹や 蛙とびこむ 水の音」です。

芭蕉の弟子である向井去来(ムカイキョライ)の作ではと・・・?
この真相を知っている方は教えてください。

この時期あちこちでこの山吹(ヤマブキ)の花を見かけます。

古くから和歌などにたくさん詠まれ、可憐な花が愛されてきました。
春風そよぐ中、しだれるようにたくさん花をつけます。


北海道の北部を除き、日本全土に分布します。
大子方面の山でも自然のものをよく見かけます。
イギリスではジャパンローズ(日本のバラ)などとも・・・呼ばれています。
参考までに山吹もバラ科なんです。


[ シロヤマブキ]です
一般的な黄色が5枚の花びらですが、白色は4枚です。
葉の質感もちょっと違い、白色は清楚で美しいですね。おすすめです。


最後にもう一句

『ほろほろと 山吹散るか 滝の音』
もちろん芭蕉の句です。

こんな風情を楽しむゆとりがほしいですね。


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