オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

レインリリー

2024年08月22日 | 植物
近くのJA直売所で、やさしい花色と価格の安さにひかれ1カ月ほど前に購入したレインリリー。正式にはハブランサスというようですが、次々と花を咲かせてくれています。球根が少ないのでまだ寂しいですが、これから増やしたいですね。




サカタのタネの解説によれば、開花習性が周期的な降雨による水分吸収が刺激となって、急速に球根が肥大して次々と花芽が作られからのようです。(原産地である中南米の雨の特性を引継いでいるようです)そのため、レインリリーの愛称があるんですね。

同じ仲間にゼフィランサス(白・黄・ピンクなど)があり、ハブランサスはやや横向きで咲きますが、ゼフィランサスは上向きで咲くようです。

原産地は南アメリカで、球根で草丈15~40cm位、耐暑性に強く開花期が3カ月くらいと長いのも魅力的かもしれません。

レインリリーが気になる方は、こちらで詳しく紹介しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御薬園(会津松平氏庭園)

2024年08月03日 | 庭園・ガーデンへ行こう!
先日、磐梯山方面へ出かけながら「御薬園」という庭園を見てきました。御薬園の歴史は古く、約600年前に遡ります。詳しい歴史については、御薬園のホームページをご覧ください。


最初は別荘のようでしたが、会津松平藩の二代藩主正経が、疫病から領民を救い、病気の予防や治療などに使用する薬草の研究のために薬草園を設けたとのことです。

薬園は整備拡充され、朝鮮人参(オタネニンジン)を試植し、これを広く民間に奨励したことから、領民からお殿様の薬園、御薬園(おやくえん)と呼ばれるようになったそうです。

約1.7ヘクタールの敷地の中央に心字の池がある、池泉式回遊式大庭園です。庭園の北側には藩政時代の薬草栽培跡地を利用した薬用植物標本園があります。全体を散策するのは、広すぎず疲れないで見て回れる大きさのように感じました。


「重陽閣」と命名された建物
1973年(昭和四八年) 秩父宮妃勢津子妃殿下御一家が泊まられた新滝旅館別館が、御薬園に移築されたものです。(薬用植物標本園の入口にあります)


中央に写る建物が御茶屋御殿で、ここからは庭園が一望できます。今はこの場所でお抹茶と和菓子を愉しめます。



池の中島(亀島)は数寄屋風茅葺の平屋で、かつては藩主や藩重役などの納涼や茶席、密議等の場として使われたそうです。










お庭好きの方、会津や磐梯山方面へお出かけの際は、寄ってみるのはいかがでしょうか。


国指定名勝会津松平氏庭園「御薬園」




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする