師匠がエネルギーをもらっていたこの土地は、緑色の岩盤です。
以前、師匠と行った伊勢神宮への旅の二見が浦の風景は、私には見慣れた
緑の石の風景でした。
伊勢・鳥羽の地盤は四国で形成してまた、地中へもぐり、早吸の瀬戸から、
この半島へまた隆起しています。
師匠がいうように、世界は繋がっているんですよね。そのとおりです。
今では、佐賀関町は人口が減って、大分市と合併をしていますが、
古伝『ほつま』に出てくる、忌み名スサノオノミコトさまの婚約者であった、
早吸日女をお祭りしている神社がここにあるのは、大昔から繁栄していた名残だと思います。
近くの丹生神社は、師匠によると『丹』が取れた土地に祭られているものだから、
赤土命の土地が丹生神社の辺りから佐賀関町へ繋がっているんだとか。
この町には大正時代から続いている精錬所が、今も残って操業しています。
見方を変えて自分が住んでいた町を見ると、すばらしいところがいっぱいあることがわかります。
いろんなことを知ればよいことが見えてくる。
それが見えないのはただ単に、知らないからなんです。
知ることってすごいことなんだ。
そう思います。
長い記事にお付き合いくださり、ありがとうございました。
臣でした。