師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

大事にされる自分 大事にする自分

2010年10月26日 | 天意の実践

師匠「この前、片づけをしていたら、昔もらった手紙が出て来てな。

   再婚をして子供も生まれ、だんなさんのおかあさんと一緒に住む

   ための家を建てたので、引っ越しました、の挨拶だったけど、

   そういえば、このひとも出会ってからアドバイスをしていくうちに、

   どんどん、よくなっていったよなあ~って、思いだしたよ。

   アドバイスをして、よくなっていって、再婚が決まった時に、

   『なんで、こんなによくしてくれるん?』って言われたけれど、

   あの頃は、聞かれることがふしぎだったな。

   逆に、なんで、そんなことを思うんだ?ってね。

   再婚相手の方を紹介されて、県外へ嫁ぐ彼女のお別れの

   食事会をしたときにも、相手の方からも聞かれたよ。

   『なぜ、そんなにできるのか。』ーとね。

   いま、思うとね。彼女は以前の結婚で、県外にいた時、恋愛結婚

   だったようだけれど、だんなさんのために尽くしていた結果、

   無理がたたって、流産して、それが原因でもう子供が

   産めないと診断されたらしい。それで、子供が産めないならと、

   離婚届が入院中に来て、ほとんど、身ひとつで、大分へ帰って

   来てたんだ。そして、知り合った頃は、お金を持ち逃げされたり、

   警察のお世話になるようなことに巻き込まれたりーと、

   トラブルだらけだった。

   それが私と話すうちに、トラブルが解消され、その頃つきあっていた、

   これも、問題だらけの彼に私を紹介したら、今まで紹介したひとたち(友達)

   とは違って、いいひとだね、と初めて言われたそうだよ。

   その彼も、私を紹介してから、よりつかなくなって、

   何故か、以前つきあったことのあったひとが訪ねて来てくれて、

   まだひとりなら結婚して下さい、ってことになって、ばたばた仕事も辞めて、

   彼の住む北関東へ嫁いでいったんだけど、知り合った頃の彼女は、自分のことを

   大事にしていなかった。

   最初の結婚のとき、持病持ちのひとと結婚するから、大変なのは当たり前だと

   がんばってきたのが、実は負担になっていっていたらしい。

   それで、『こんな状態で、子供が産まれたら、生活ができない。』と、

   彼女自身が困っていたから、流産した時、ほっとしたんだって。

   そんな過去のことを話していくうちに、自分を大事にすることに

   気がついていった。そうしていたら、周囲の人間関係が変わり、

   新しい世界が広がっていった。

   思えば、彼女との出会いでアドバイスすることや、いろいろなことを

   こっちも学んでいったんだな~って、思える。

   大変だったけれど、これは、これでいい経験だったな。

   20年も前のことだけれど、ずっと、神さまの助けをいただいていたことを

   ありがたいと思うよ。」

師匠が言う、『今のあなたが、誰かを助ける。』とは、

こんな経験があったからなのだ。

自分が助かり、自分が助かることで、また同じようなことが起きている

ひとを助ける智慧がある。

そんな智慧の橋渡しを私たちはしているのかもしれない。

        

感謝  臣

コメント
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