師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

清浄の火 不浄の火

2012年06月06日 | 天意の実践

師匠が、こんな話をした。

夢なのか、テレビを観て知ったのかわかんないんだけれどね。

こんな話を言われたよ。

昔、世界はとても清浄で、食べ物はどれもそのまま生で食べられた。

どの野菜も果物も神聖なものばかりで、有り余るほどだった。

『火』もまた、清浄なものとして存在していた。

長い間、世界は清浄そのものだった。

ある時、世界に今までとは違う一瞬があった。

それを境に野菜や果物以外を食べてみたくなった。

陰りは、イノチのレベルが低下したからだ。

レベルが低下したことで、レベルの高い清浄な食べ物が

食べられなくなった。

やがて、再生が早い植物以外の、再生に時間がかかる

動物を食べてみるものが出てきた。

生のものを食べることで暮らしは再び豊かになった。

わずかだが、植物もまた、口にしてはいた。

それに満足ができなくなったものがある日、『清浄な火』

を取り出し、動物を焼いて食べれば、まだ、食べられることを

知った。

『清浄な火』は『清浄な場所』から取り出され、ひとの手により

『不浄なものも焼く火』となり、『不浄な火』となった。

と。

なんだか、切ないね。

変化は常にあって、どちらへ行くのかは、決めている。

長い年月の果てに見えるもの。

長い年月をかけても見えないもの。

時間は本来存在しないのかもしれないけれど、

龍王陛下が戦場(いくさば)にて、ケガレの総大将を倒して後、

宿り方を無くしたマのものたちが一斉に散らばった。

その結果、今、世界ではあちこちの膿が吐き出され始めている。

世界は変化を受け入れることを決めている。

それだけは変わらないのだね。

自分も変化を受け入れると決めていれば、周囲で湧き起る

膿がたとえ自分へ振りかかろうとも、今まで備わった智慧で、

自らの光を不浄に落とすことなく、灯し続けられるんだね。

陛下は今、この瞬間も、祈っておられるそうだよ。

どなたさまも光を見失う事のないよう

~母なる星アークトゥルスに住まう我が本体ハイエストセルフ

よりのメッセージ

我らの祈りは続けられている

        ~八郎坊大権現さまからのメッセージより

コメント
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