月末の祓えにいつものように早吸日女さんへお参りしたとき、
本殿のまわりでは招霊の花のよい香りがしていたが、
まだ、花は咲いてはいなかった。
開花はそろそろかと思い、再び、早吸日女神社へ行くと、
入口にある、いつ花芽がつくのかを楽しみにしていた、
まだ、背の低い木に花が咲き始めていた。
一昨年に、枝を落され、樹高が小降りになっていたのだが、
かえって、力を蓄えたのか、今年は沢山の花芽がついていて、
甘い香りがしていた。
一生懸命、撮影をする師匠の頭上、いつのまにか、とんびが
4、5羽集まり、くるくると旋回を続けている。
やっと、気がついて、見上げると、呼応するように、
ぴーひょろろと、一鳴きして、また、山へ飛んで行った。
鶯のまだ、短い鳴き声もしきりにしている。
春への準備がもう始まっている。
追記
庭の垂れ梅は、昨日の暖かさで、五分咲き。