アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハクモクレン - へきなんたんトピア

2019-03-14 18:01:41 | みんなの花図鑑

ハクモクレン(白木蓮)はモクレン科モクレン属。




学名:Magnolia denudata
Magnolia(マグノリア)は、18世紀のフランスの植物学教授「Magnol さん」の名前にちなむ。
denudata は 「裸の、露出した」とあるが、何が裸なのか 分からない。





英名:Yulan magnolia
Yulan は 中国語の「玉蘭」から来ているらしく、これだけで ハクモクレンの意味するらしい。




コブシと同じように、つぼみのときは、毛の生えた2枚の苞葉に包まれていて、花が咲くときに、苞葉はぽろりと取れる。ただ、コブシと違って萼片と花びらは区別できず、白いぽってりとした花被片が9枚(3枚×三重)についている。
(福原のページ「植物形態学」モクレン科より)


ウンナンオウバイ - へきなんたんトピア

2019-03-14 09:38:26 | みんなの花図鑑

へきなんたんトピアには 面白い樹木がいっぱいあるのですが、背が高く、脚立でも持っていかないと 花までレンズが届きません。直前の トサミズキや ヒサカキや この 雲南黄梅 は 背が低いので 助かります。




ウンナンオウバイは 蕾がかわいい。




ウンナンオウバイもオウバイも モクセイ科ソケイ属。
ソケイ属というと 何のことかよく分からないけど... ↓




ソケイ属とは 要するに ジャスミン属なのだ。↓

ウンナンオウバイ Jasminum mesnyi 常緑半つる性低木
オウバイ Jasminum nudiforum 半つる性落葉低木






ウンナンオウバイの枝は 細長くて角ばっています。
オウバイと似ているので オウバイもどきなんて名前でも呼ばれます。失礼な! ((+_+))



トサミズキ - へきなんたんトピア

2019-03-14 09:12:26 | みんなの花図鑑

またも トサミズキ です。今度は へきなんたんトピアのトサミズキ。




赤い葯をつけたおしべと若い花弁を包む 絹のヴェールのような苞がイイですねぇ )^o^(




トサミズキとよく似た ヒウガミズキの花の特徴をまとめてみます:
トサミズキ は1つの穂に花が8個前後つき、葯が暗赤色で雄しべが花弁と同長、花柱が花弁より長い。
ヒウガミズキは、1つの穂に花が2~3個つき、葯が黄色く、雄しべが花弁より少し短い。




おしべは 花弁と一緒に成長します。両者は同じくらいの長さ。
めしべの花柱は それより長く前に突き出ています。




直前の 堀内公園のトサミズキの記事 のとき、ボランティアのひとが 間違って「マンサク」と銘板書いていた話をしました。「トサミズキ」に修正してくれと要望したら 「マンサク科の」トサミズキ、と書き直すと言っていた話をしましたが、トサミズキの果実を見て マンサク と思ったんではないでしょうか?! ほら、そっくりです (@_@)