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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エノキ - 矢作川(岡崎市)

2020-04-03 17:18:18 | みんなの花図鑑
樹の花特集、ますます小さい花特集。
今 矢作川河川敷のサイクリングロードを走っていると、 見出し画像のように、枝全体がモクモクと騒いでいる木があります。

近づいてみると、こんな風に 枝という枝が花(とその蕾)でいっぱいです。
中央に 白い十字形をした花が開いています。 これが 雄花です。




拡大すると、 雄花はこんな風に、 葯が 抹茶色をしています (^^)/




エノキは 雌雄同株で雌雄異花。同じ木に 雄花と雌花があります。
雄花は 白い十字形の花糸の先に抹茶色の葯をつけた雄しべだけの花で、上の画像ではやや下側にいくつか開いています。
で、雌花は?というと 枝先のほうについています。画像の上のほうに(ピントはあってませんが)白いYの字を曲げたようなものが見えます、これが雌花です。




枝先を拡大してみました。 あ、やはりピントがあってませんが、白い毛のYの字型をしたのが雌花んですけど、う~ん。




さらに 枝先をアップしてみます。 この毛むくじゃらの白っぽい部分が雌しべの柱頭で、この下に子房部分があるんですけど・・・
今は子房部分は雄しべの蕾が囲んでいて 分かりにくかったですね。
雌花は 雄しべも持っているので 単純に雌花でなく、両性花ともいわれます。

増補版・黄金ナラガシワ - 安城デンパーク

2020-04-03 15:35:22 | みんなの花図鑑
すみません、 これは昨日投稿した「黄金ナラガシワ」ですが、きょう 再訪したらもう花が展開してました。 あきらかに 今日のほうが見ごたえあるので、最初の一枚だけ残して、 あとは 今日の画像に差し替えますm(_ _)m

デンパークのこの木には樹名板がなく、代わりに メモみたいなエフが掲げてあり、そこには「黄金ナラガシワ」と書いてありました。





ところが 「黄金ナラガシワ」でググっても あまりヒットしません。
唯一「黄金ナラガシワ」でヒットした記事は デンパークの花木園にあるこの木の記事で、そこには 「ブナ科カシワの1種の「ナラガシワ」から作出された園芸品種。」とありました。




ただ 「オウゴンガシワ」 で検索すると、多くの記事が出てきます。
そこには「オウゴンガシワ」は 「東アジアに自生するナラガシワの園芸種」とあります。




あるいは 「オウゴンカシワ(Quercus aliena‘Lutea’)は、主に西日本に多く自生するナラガシワの黄金葉の品種で、その原木は大分県の山中にあると言われています(引用:「新しい樹種の剪定と育て方」小学館)。」(樹木好き!「オウゴンカシワ」)




春の新葉の展開が見事で、黄金色の新しい葉と、同時に伸びてくるひも状の花序に咲く黄色い花が鮮やかでとても綺麗です。
(同上)




これまでの経験からして この黄金色に垂れ下がる花穂は 雄花のそれだと思います。 雌雄同株とありますから、雌花もどこかにあるのだと思いますが、今日は 確認し忘れました。雌花については また今度かならず!

ネグンドカエデ - 安城市BG

2020-04-03 09:18:06 | みんなの花図鑑
樹の花を特集しております。

ネグンドカエデは、北アメリカに分布するカエデ科カエデ属の落葉性中・高木です。
分布域はアメリカ全土からカナダに広がっており、アメリカでは最も広く一般的に分布する樹木の一つとなっています。
主な自生地は河川の近くやその氾濫域です。
日本へは明治初期に渡来し、当初はバットの材料に使われるトリネコの葉に似ているということから「トリネコバノカエデ(トリネコ葉の楓)」という名前が使われていました。
(以上、ガーデニング図鑑「ネグンドカエデの育て方」より抜粋)




雌雄異株で、私は (たぶん)このような花を咲かせる雄株しか見ていません。
このネグンドカエデは近くの介護用品施設販売会社の庭で見つけて、毎年今の時期(花期)になると 写真を撮らせてもらっています。ここの社長さんが むかし植木市で 2株で2万円ほどで買ったものだそうです (^^)/




本来は 観葉植物として価値の高いものなんですが、私にとっての観賞価値はこの花にあります。
先ほどの記事でも 「雌雄異株で4月頃に花を咲かせますが、花弁のない花で観賞価値は高くありません。」と、散々な言い方ですが(T△T)




長い花糸の先に大きな役をぶら下げ、すだれのれんのようです。葯がはじけて花粉を放出すると黒くなります。




そして観賞価値の高い? 独特の葉を展開しだします。
学名: Acer negundo
種小名の negundo はサンスクリット由来で「3ないし5の数」という意味である。 (みんなの花図鑑「ネグンドカエデ 'フラミンゴ'」)