アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ベニチョウジ - 岡崎市UT

2020-04-24 17:51:53 | みんなの花図鑑
冬にも咲いていたのですが、 これほどびっしり咲いてはいませんでした。


「2〜5月頃に、枝の頂に長さ3〜5c程度の筒状の花を見せる。」(GKZ植物事典)
「花期 : 春夏秋冬」 (K'sBookshelf 辞典・用語「ベニチョウジ【紅丁子】」)




ベニチョウジは、ナス科の常緑低木である。等しくナス科のヤコウボク(夜香木)が存在するが、本種はその近縁種である。(GKZ植物事典)




学名 Cestrum elegans
属名 Cestrum は ギリシャ語の kestron(=彫刻刀)を語源としている。雄しべの形状から。
種小名 elegans は「優美な」の意。
(同上を一部編集)



花冠は紫紅色で先端は5裂する。(植物写真館「ケストルム・エレガンス」)




花後、濃い赤色で球状の果実をつける。
Note: 原産地では果実ができるようだが、日本ではなんらかの原因でできないようだ。[2010.4.13] (同上)


気になるヤナギ - 雌株

2020-04-24 13:40:27 | みんなの花図鑑
近隣を散歩していて、 気になるヤナギの雌株がいくつかあるのですが、 名前が分かりません。
まず一本目 

この柳は ミモザ(ギンヨウアカシア)が植栽されている圃場にあります。 この写真を撮ったのは 4月1日で、前日も雨の中の散歩で目にとまったので、 天気が良くなった翌日 再訪して撮ったものです。




なぜ 目に留まったかというと、花穂の頭に 帽子をかぶっているんです。ね、可愛いでしょ (^^)/




この日は 折よくオーナーの方が見えたので、名前をうかがったのですが、失念したと言ってみえたのですが、やはりこの花穂の帽子が可愛いことから、あるいは枝が赤いことに因んだ名前だったような、と言って見えました。




同じ株でも 花の状態は様々で このようにまだ赤い柱頭が鑑賞に堪えるくらい残っている花穂もあります。



同じ花穂の 基部に近い側半分です。




株はこんな風で、一本立ちではなく 株立ちです。



で、花と一緒に葉も展開し、背丈もそれほど高くならないようなので、タチヤナギでしょうか?



もう一本、別のヤナギの雌株を。

これもだいぶ前(4月4日)に撮ったものです。




まっすぐに立ち上がる枝に 整然と花穂がついているのが特徴的です。




子房と先端の柱頭をつなぐ花柱部分が割合長いので、柱頭が黄色だと 雄花が咲いているように見えることがあります。




ネコヤナギのように 赤芽がキレイです。




全景です。 左はキョウチクトウで、右が気になるヤナギの雌株です。 いずれも 背はあまり高くありません。

いずれにしても、ヤナギは難しいです (´∀`)