アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヤナギタデは辛かった!

2020-05-28 18:32:02 | みんなの花図鑑

季節はめまぐるしく移り変わり、ウツギの花を求めてサイクリングしていたら、田んぼの畔に タデ類が花を咲かせているのに出会いました。特にきれいなのが この ヤナギタデ。




全体は こんな感じなんですが...




拡大すると、 タデ科特有の花が可愛いです。




ポントクタデというよく似たタデがあって、 区別するには 葉を噛んでみること。辛ければ、ヤナギタデ。
で、噛んでみました。 ややあって、口の中がすごく辛くなってきました (^^)/




単に「タデ」といえば、この ヤナギタデ のことだそうですが、 当地では 数は少ないです。



いっしょに生えていた イヌタデ。














これも一緒に生えていたもの。

名前が分からなかったので、撮ってきた写真をパソコンの画面に出して、 スマホの Google Lensアプリで検索。




Polygonum arenastrum と出てきましたので、 和名「ハイミチヤナギ」のことと分かりました。











ソヨゴ - 雄花にも出会いました

2020-05-28 13:46:13 | みんなの花図鑑

いやー、気が付きませんでした、ソヨゴの雄花だったとは!




ソヨゴの木は見たことがあります。 でもよく考えたらそれは ソヨゴの雌株だったのです。秋に モチノキ科らしい赤い実が生りますから。




ここは 彦左公園(愛知県幸田町)の雑木林の中です。 やや終わりかけの、でも白い、やや アズキナシを思わせるような小さい花が咲いていました。 でも アズキナシとは葉が違う(あちらの葉は襞があるが、こちらの葉にはない)ので、何だろうと、この木なんの木掲示板にお伺いを立てました。




そしたら、 いつもの回答者の方から
「ソヨゴ(お尋ねの画像は雄花)はどうでしょうか。」
とお返事いただき、 疑問が氷解しました (^^)/



ここからは 知っていたソヨゴの花(=雌花) です。

ソヨゴの雌花は(ソヨゴだけでなく、 モチノキ科のモチノキ、クロガネモチ、ウメモドキなどの雌花は )みな このような形をしています。




私は 樹の名前を覚えるとき、果実がなっているときに覚える傾向があるので、その木が雌雄異株だと、 雌花はなじみがあるのに 雄花は知らないでいることが多いのです。




ソヨゴの雄花の花弁の数は 4つなのに、 同じソヨゴなのに 雌花のほうは 6枚あります。どうして??
調べたら、 花弁の数は 決まっていないんですって。

ソヨゴの花の花弁の数は4枚の花が多いが
5枚の花弁をもつ花も少し見る
図鑑では花弁の数は4~5枚となっている
しべの数も雄しべは4~5本だ (神戸の花と木(今の花と木の様子)「ソヨゴ」より)