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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハルジオン - 帰化植物7の2

2020-05-26 17:28:48 | みんなの花図鑑

きのうのヒメジョオンと比較のために、ハルジオンのおさらいです(^^)/



「ハルジオンが咲き終わる頃に、ヒメジョオンが咲き始める」と思っていたので、もうハルジオンは見られないかと思いましたが、まだまだ咲いてるところには咲いてました(^^♪
調べたところ、 ハルジオンの花期は 4~5月、 ヒメジョオンの花期は 5~8月、 ということで重なるんですね。




ヒメジョオンの花びら(正確には、キク科ですから、舌状花 )が白くて幅があるのに対し、 ハルジオンの舌状花は 糸のように細く、種類によっては うっすらピンクがかっていることが多いです。とくに ハルジオンのつぼみは ピンクで可愛いです。




交尾中の蝶は (そっと近づけば)逃げようとしません (^^ゞ




キク科植物は、たくさんの小花が花床の上に集まって頭状花序をつくっています。 中心の黄色い小花の集合は管状花、 周辺の花びらのような小花の集合が 舌状花の集合です。



つぼみがピンク色をしているのも ハルジオンの花の特徴です。 ハルジオンのほうが茎が柔らかく、つぼみはくきとともに垂れ下がっていることがあります。



ハルジオンのほうがやさしく 花びら(舌状花のこと)は細く、比較的まばらと言われてます。


最後に、目で見る? ハルジオンとヒメジョオンの比較です。

ハルジオンか? ヒメジョオンか? 花を見ても分からないときは、 少し乱暴ですが、茎をポキッと折ってみると、一目瞭然。
(左)ハルジオン... 中身が空洞・木で言うところの「空木(うつぎ)」状態
(右)ヒメジョオン …中に白い綿のようなものがいっぱい詰まってる