アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

シオデと分かるまで (^^♪ ‐ Google Lens

2022-07-15 06:00:06 | みんなの花図鑑

ちょっと前のことになりますが・・・(6月29日)
柳川瀬公園(豊田市)のマレットゴルフコースの木の下に、こんなつる性植物がありました。




以前に、見たことあるような・・・




無いような。。。



そこで例によって Google Lensで検索してみます。

最初は Smilax lasioneura を第一候補に挙げてきました。
いきなり学名で答えられても何のことか分かりません。
あとで分かったことですが、属名 Smilax とは シオデ属(サルトリイバラ属)のことだったのです。




つぎに、候補に挙げてきたのは Smooth carrionflower でした。
確かに、その下の画像と感じがよく似ています。
検索すると
Smooth Carrion Flower (Smilax herbacea) となっています。
《Smooth Carrionflower(Smilax herbacea )は、長さ2.5mまで成長できる草本の多年生のつる植物です。滑らかなカリオンフラワーは春の終わりと初夏に咲きます。それは香りのよい、緑がかった黄色の花のクラスターを生成します。花は腐肉のような香りがします。》




蕾の状態をGoogle Lens に尋ねたら、サルサパリラと言ってきました。
「サルサパリラ (Sarsaparilla) とはサルトリイバラ科シオデ属(サルトリイバラ属)の植物である。」(wiki)
こんな赤い実がなるかどうかは別にして、どうやらサルトリイバラの仲間のようです。





それで、何回目かのGoogle Lens検索で 「シオデ」が候補に出てきました。






シオデ (サルトリイバラ科サルトリイバラ属)
Smilax riparia
「サルトリイバラ」の仲間で、よく似た感じの雌雄異株のつる草です。(山川草木図譜「シオデ」)




「新芽や若葉は山菜として親しまれ、また根は生薬として使われてきました。」(同上)




「サルトリイバラより小さめの葉で、夏には葉脇から球状の花序が出ます。」(同上)




「同属の「タチシオデ」とよく似ていますが、雄花は花被片がうんと反り返り、雄しべの葯が鉤型に曲がるのが特徴的です。

秋には黒い実が生ります。」(同上)





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