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ヒマワリ(向日葵)とか英語名のサン・フラーワーは太陽の方向を向いて咲くという意味だと思いますが・・・
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実際は花が咲いた後はほとんど東に向きを固定し動かないのだそうです。
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では花のときはなぜ東を向くのか?
西を向いて咲くと日が当たらないため花が暖かくならず、訪花昆虫の訪れる回数がぐっと減るからなのだそうです。
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さて、1個の花に見えるヒマワリは、外側が黄色い大きな花弁をもつ舌状花、内側には小さい筒状花がびっしり並んだ花の集合体です。こういう小花の集合体を頭状花序といいますが、私は組織的に集合していることを強調して「集合花」と呼びたいと思います。
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一個一個の花を「小花(しょうか)」といいます。花弁の舌状花も一枚一枚が独立した小花です。
独立していますが、どこからか指令が来るのでしょうか?舌状花は花弁の一枚だけを肥大化させ、
筒状花は外側から内側へ順番に開花していきます。
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上の画像で右上が筒状花の中心でまだツボミの状態です。
その周囲の黒い筒が「雄しべ筒」で雄しべの合着したものです。筒の内側に花粉が出ます。
左側に雄しべ筒の中からでて2つに分かれてひつじの角のような形をした雌しべの柱頭が見えます。
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トリミングしてみました。
雄しべ筒の上の黄色いものが花粉です。(雄性期)
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雌しべが花粉を押し上げた後、雌しべが柱頭を展開しているところです。(雌性期)
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雌しべの花柱は雄しべ筒の中を貫通して花粉を筒の外に押し出す役目をしています。
めしべの棒の外側には花粉が付いていることが多いです。
やがて花柱の先が2つに割れ、内側に柱頭を展開します。
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いちばん外側の筒状花は 雌しべ期も終了し、星形をした花冠が目立っています。
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