アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キキョウ - 雄性期から雌性期

2022-07-31 06:00:08 | みんなの花図鑑
雄性期

当初は雌しべの花柱を雄しべが覆っています。




雄しべの葯は内側(花柱の方向)を向いていて花柱が成長するとともに花粉が花柱の壁に擦りつきます。
花柱が成長するとともに花柱の表面に付いた花粉粒も雄しべの外に現れてきます。




やがて、おしべは萎れて花弁のほうに横たわります。
むき出しになった雌しべの花柱は 花粉棒の様相を呈しています。
この状態で、虫が来ると花粉が虫の足や胴体に付着します。






雌性期

花柱の先が割れ、柱頭が顔を出します。




柱頭が5つに割れて開きました。受粉待ちの状態です。




受粉はもう完了したのでしょうか?
めしべの花柱の下に子房が見えます。




雌性期の最後です。
めしべの柱頭もかっしょくに変化してきました。





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