
クズの分布は日本各地のほか、中国からフィリピン、インドネシア、ニューギニアということになっていますが・・・

こうして花だけを見ると 乾燥したシルクロードにでも生えていそうな気配があります。

「クズはマメ科植物であるので痩せ地にも生育できる。」(植物雑学事典「クズ」)

「不用意に刈り取ると、所々に残った株から再生し、かえって個体数を増やしてしまうことがある。種子は短期間で発芽するものと長期間休眠して伐採などの森林破壊の際に発芽してくるタイプがある。」(同上)

クズの蝶形花。
中央の紅い花弁の部分はほとんど旗弁ばかりが目立ちます。

旗弁の根元には昆虫に蜜のありかを教えるマーク(蜜標と呼ばれます)があることがほとんどです。

クズの旗弁についている蜜標は黄色い大きな目玉マークです。
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