アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ツルウメモドキ - 於大公園

2023-01-20 19:40:56 | みんなの花図鑑
於大公園(東浦町)で見た植物、2つめは ツルウメモドキ(ニシキギ科)です。


ツルウメモドキは日本各地の日当たりのよい山野などに自生するつる性の木です。
成長が早く、他の植物につるを巻きつけてその成長を妨げるため、北米では生態系を脅かす侵略種とされています。




でもこのツルウメモドキは薬草薬木園にあります。
ツルウメモドキの実は食べられることは知ってました(実際食べたことがあります)が、どういう薬効があるのかは知りませんでした。





少し調べると、
「果実を腫毒に用いますが、中国では茎を筋肉痛・関節痛などに用います。」(くすりの博物館・薬草に親しむ「ツルウメモドキ」)という記事に当たりました。






上の記事で「茎を筋肉痛・関節痛などに用います」は判りますが、
「果実を腫毒に用います」のほうがちょっと分かりません。





別のブログ記事にも
ツルウメモドキ…リウマチの薬草(蔓)
とありましたから、主として使うのは 茎(蔓)のほうなのでしょうね。





果実もニシキギ科の果実の中ではいちばんおいしそうな色つやをしています。11月の出来立ては何の味もしませんが、1月2月まで待ってたら 多少甘くなりおいしいかもしれません。



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