アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

空から見た雪景色 - 3 岩木山

2023-01-08 17:42:23 | みんなの花図鑑
見出し画像は 岩木山(津軽富士)です。
その前に・・・



9:38:26"
男鹿半島を見て 3分後の雪景色です。
蛇行して流れている川は米代川(よねしろがわ)です。
米代川本川は、その源を秋田・青森・岩手の3県にまたがる中岳(標高1,024m)に発し、花輪盆地、大館盆地を貫流し、白神山地や出羽山地からの大小支川を合流させ西流し、能代平野を経て日本海に注ぐ一級河川です。


Google Earth(男鹿半島と能代平野の位置関係)





09:41:22"
前方眼下に岩木山が見えてきました。




09:42:00"
岩木山は円錐形の成層火山で周囲に山の無い独立峰のため、津軽平野側から見た山容は美しく「津軽富士」と呼ばれていることはご存じのとおりです(^^)/




Google Earth(岩木山)





9:43:27"
津軽半島の日本海側です。
中央を流れているのは岩木川で、右端に見えてる湖が 汽水湖の「十三湖」です。
岩木川をはじめ、13の河川が流れ込むので「十三湖」と言われています。





9:45:48"
津軽半島の最北端から津軽海峡を横断します。





9:46:49"
津軽海峡です。


Google Earth(津軽海峡)



津軽海峡は普通なら全て日本の領海であるはずなのですがなんと一部公海になっています。↓

日本の国内法である「領海法」では「我が国の領海は、基線からその外側12海里の線(中略)までの海域とする」(第1条)と定められています。12海里とは 約22kmです。
ところが日本政府は津軽海峡を含む5海峡(宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡東水道、対馬海峡西水道、大隅海峡)について、領海の幅を基線から3海里(約5.5km)に限定しています。これらの海域を「特定海域」と呼びます。なぜ?
本来なら日本の領海であるべき狭い海峡を特定海域化(領海から解放)することにより、非核3原則に拘泥せずに アメリカの核を積んだ軍艦が自由に何の咎めも受けずに通過できるようにするためです。
公海なのですから、ロシアの軍艦も中国の潜水艦も堂々と通過できます。
また、公海の上空も自動的に航空自由域となり、外国の戦闘機が自由に通過できます。







9:51:01"
北海道に渡りました。遠くに函館港と街並みが見えます。




Google Earth(亀田半島)





9:52:18"
亀田半島です。




Google Earth(恵山(えさん))





9:58:31"
翼の直下に高い山が見えるのですが、羊蹄山でしょうか?





10:02:39"
まもなく新千歳空港に着陸します。




10:03:19"
左手翼の下にあるのはたぶん羊蹄山(蝦夷富士)だと思います。

3回にわたって、久しぶりに空からの雪景色を堪能しました (^_-)-☆





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