
ビワと言えばまず果実を連想します。でも果実があるからには花も咲くのです。

それがこの花で、花が少ない今の時期に白い5弁花を咲かせます。
ビワはバラ科です。

綿毛に包まれている時期が長く、白い5弁花が見られるのはわずかな時です。

開きだしたばかりの花。おしべが狭い空間におしくらまんじゅうしています。

花弁が開いた姿はあまり行儀が良いとは言えません。

雄しべの葯が割れてたくさんの花粉が出ています。
めしべのほうは雄しべに隠れてるのか、見えません。

この画像も同様です。大きな葯の塊にかくれて めしべが見えません。

この画像のように雄しべが花粉を出し切って褐色になりかけたころ ようやく先が5裂した めしべが見えるようになります。
そして、ビワの花の蜜ですが、サザンカのように大量に出ていないので、サザンカ以上に撮るのが難しいです。
この画像ではわずかに光っている部分が蜜です。
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