アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

スカビオサ - マツムシソウ科

2023-02-15 17:37:43 | みんなの花図鑑

品種名は「ピンクッションブルー」。
ぱっと見、キク科のように見えますが、マツムシソウ科という珍しい科の草本です。





そういわれてよく見ると、筒状花一本一本の花びらが 一般的なキク科の花弁よりずっと大きいです。




それにしても気になるのが 花弁の中のシベ。





どの花を見ても 出ているのは雌しべばかり。





雌しべだけでは受精できないけど・・・
プリムラのように背の高い雌しべの下に 雄しべがあるのかな?




ここからは以前撮った画像(品種は同じく「ピンクッションブルー」)

「花序の中央にある花は筒状で小さく、周囲の花は唇形で大きい。」(みんなの花図鑑「マツムシソウ(スカビオサ) 」)
ここに花後の果実?の姿が写っています。
ちゃんと結実するんですね !(^^)!





上の記事のつづきに、こうあります↓
「 雄しべは4本で、葯は青い色が濃い。」(同上)
おしべはめしべより背が低いとか、書いてないですけど、あることはあるようですね



もうひとつ、別のときに撮ったスカビオサ(品種名は「ジェラート ブルーベリー」)

別の記事にやはり「雄しべは4本、花糸は淡青色、葯は淡紫色、花粉は白色。」(奥行1mの果樹園「スイカズラ科~スカビオサ(西洋松虫草)」)とあります。
上の画像に めしべ意外に4本のシベらしきものが見えてますが、それが雄しべでしょうか??
でも、おしべの花糸だったら淡青色のはずなので 白いのでこれは別の器官でしょうか・・・




別の記事には
「茎先に一つの花を付ける頭状花序で頭花「中心が白い筒状花(雄しべが雌しべを包み込む)」と周りにふんわりした舌状花を複数付けます。」(札幌に咲く花と季節「スカビオサ(西洋マツムシソウ)」)とあります。





結局・・・

雄しべのクローズアップを撮った画像は過去ログにも見つかりませんでしたが、雄しべはあることは確かなので、しばらくしたらまた行って観察してみようと思います。




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