アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

2月だ!- ツバキだ!

2024-02-01 15:00:00 | みんなの花図鑑
ヤブツバキ

自宅近くの蓮華寺の境内にて。



手の届かないところにしか花がないので、コンデジの最望遠側で一杯いっぱい近づいて撮った画像です。



ヤブツバキは日本のツバキ科の代表です。学名も Camellia japonica




もう一つのツバキ科の代表サザンカの花期は(当地では)11~1月くらいの感じで、ツバキは一般に2月からと言った感じです。



葉が革質で厚いのが特徴です。葉の表面には光沢があります。




ヤブツバキ

安城デンパークのヤブツバキです。



こちらは手に届くところにも花が付いているので、一眼レフで撮影。



近づいてみます。



葯が黒くなっている部分があります。








八重のサザンカ(白)

前後しますが、遅咲きの?八重のサザンカです。



サザンカの自生北限は九州です(山口県という説もあります)。対して、先ほどのヤブツバキの自生北限は青森県の三内丸山遺跡のすぐ近くです。




ツバキ科の多くは暖かい土地に生育します。日本のサザンカやツバキはツバキ科の中では最北端の種類です。



八重のサザンカ

こちらは別のところで撮った赤の八重のサザンカです。



先ほどの白のサザンカもそうですが、正面か見るとシベがまだあるので厳密には八重ではなく半八重のサザンカですね。



中央の雄しべの近くの花弁はまだ小さく、雄しべが花弁化していく途中の状態にあります。




これなど雌しべが元気よく受粉するのを待っています。何だか 痛々しいですね・・・






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