アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

フリージア - 安城デンパーク

2024-02-15 15:00:00 | みんなの花図鑑
安城デンパークのフローラルプレイス(大温室)の春を呼ぶ花を特集しています。
きょうはフリージアの花芯に近づいてみます。


フリージア (Freesia refracta) は「南アフリカのケープ地方に10種あまりが分布しているが、オランダでの品種改良により現在では150以上の園芸品種が存在する。」(wiki 「フリージア」)




フリージアだけでなく花の原産地は 南アフリカのケープ地方が多いです。なぜなのでしょう?




「ケープ半島は地中海性気候でありはっきりとした季節がある。」(wiki 「ケープタウン」)
「10月から3月まで続く夏は暑くて乾燥している。半島は東南から強い風をしばしば受けるが、これは「ケープ・ドクター」と呼ばれている。汚れを吹き飛ばし、空気を清浄にするからである。」(同上)




さて、花蕊愛好家?にとっては フリージアのはっきりしたおしべ・めしべは 花弁とともにまたとない観賞の対象になります(^^)/





こうしてみると、シベは 花筒の天井側に着いているようです。





おしべとめしべがとても近い距離にあります。





めしべの柱頭は 3つに分かれ、その先がさらに2つに分かれているようです。





開花直後のおしべ・めしべ?





雄しべの葯は縦に長いです。葯が割れて 文字通り 粉状の花粉が出ています。







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