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今では季節を問わずホトケノザの花が見られますが、いちおう立春に合わせたつもりです !(^^)!
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ホトケノザの命名者はよく分かりません。
一応「東アジア、ヨーロッパ、北アフリカに広く分布している外来種」なのですが、日本に渡ってきたのもかなり古い時代のようで、そのころの命名なので 牧野博士ではないようです。
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「牧野富太郎 春の七草」で検索しますと『春の七草の一であるホトケノザに就ての私の主張』という論文がでてきます。牧野博士もキク科のコオニタビラコが「ホトケノザ」と呼ばれることについて何度も注意を促しています。
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さて、右上の花を見て下さい、高さの違う雄しべが2組立ち上がっているのが分かります。
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斜めよここら見るとこんな風
黒い部分が花粉を入れた葯で・・・
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長短2組の合計4本のおしべが左右からタッグを組んでいます。
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こういうの、どこかで見ましたよね?
そう、
トレニアとか・・・
ウリクサとか・・・
ノウゼンカズラとか !(^^)!
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下唇の部分には濃い赤紫色の斑紋があり、これで昆虫に美味しい蜜があるよとアピールしています。
ところで、めしべはどこに?
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上下の雄しべのうち下部の雄しべの一組のうえからピコンと何やら出ています。これがめしべなのでしょうか?
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