アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ユーコミス - またはパイナップルリリー

2024-07-05 15:00:00 | みんなの花図鑑
ユーコミスという名前より パイナップルリリーのほうが分かりやすいかも?


ユーコミス(別名:パイナップルリリー) (キジカクシ科シロイヌタデ亜科またはツルボ亜科)にも 何種類かあるようです。 この ユーコミスは スマホの Google Lensアプリで画像検索したら
 Eucomis comosa 'Sparkling Burgundy' (Pineapple Lily)
と出てきました。 たぶんこれで正解と思います (^^)/
立ち上がっている茎が 直径2cmの、錆びた鉄パイプにそっくりなのです。 まっすぐな鉄パイプの中を貫いてパイナップルリリーが咲いているように見えました (^^ゞ




それで、例によって、 シベの観察です。
6枚の花被片の上に 基部が合着したおしべが黄色い花粉を付けています。 めしべは6つの部屋があるのでしょうか、 ガガイモの子房にちょっと似ています。




ところ変わって、ここからは 安城デンパークにあったユーコミス(パイナップルリリー)です。 花の感じが 前の 'Sparkling Burgundy' と全然違います。スマホの Google Lensアプリで撮ってきた写真を画像検索させたところ、こんどは
 Eucomis autumnalis
って出てきました。
属名の「Eucomis」はラテン語の「eukomes(美しい髪)」、種小名の「autumnalis」は「autumnale(秋咲きの)」に由来します。




面白いのは この Eucomis autumnalis のほうは 雌しべの柱頭が くねっと曲がっています。Eucomis autumnalis だと皆そうなるのか、範囲は分かりません。
デンパークのホームページの説明です:
キジカクシ科の球根植物、ユーコミスの花が始まりました。別名パイナップルリリーともよばれ、小さな花が無数に咲いた姿がパイナップルのようにも見えます。(特に花の上がり始めはパイナップルそのもの!)学名のユーコミス(Eucomis)は、ギリシャ語の「美しい髪の毛」に由来しています。春植え→夏開花の丈夫でオススメの球根植物です。




このEucomis autumnalis、 雌しべの柱頭が くねっているのも面白いが、 よく見ると花被片の先っぽにも何か白いものがついています。




もっと近づいてみましたが、 花被片の先端の白いもの、何だか分かりますか?
本文2枚目の 'Sparkling Burgundy' のほうも、 子の花被片の先の突起、はっきり写ってましたね!?




隣にあった ユーコミス の別の株です。 今度は 最初の Eucomis comosa 'Sparkling Burgundy' のように 柱頭はまっすぐ伸びています。 でも 今度は 子房に 部屋らしきものがありません。 らっきょうみたいな 子房です (^^♪








チャバネセセリが花の中からゆっくり出て来ました。昼寝でもしていたのでしょうか(´・ω・)





クリナム・ポウェリー ’アルバ










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