アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

黄色い花 - 春よ来い!

2020-12-15 10:19:39 | みんなの花図鑑
早くも ソシンロウバイの花が咲いたそうで、ヒト世界は新型ウィルスで春が来るか分からないというのに、花たちはちゃんとルールを守っているようです。

ティタティタ

春一番に咲く花は 黄色い花が多いですね


黄色は虫の目に留まりやすいのだとか



学名は Narcissus cyclamineus cv. Tete a tete


Tete a teteってどういう意味?



tete が古いフランス語で「頭」を意味し、Tete a tete で、頭を寄せ合い内緒話をするという意味だそうです\(^o^)/




ヒイラギナンテン 'チャリティー'

ヒイラギナンテンも黄色い花だけど、こちらは 冬のど真ん中!といった感じですね



ヒイラギナンテン 'チャリティー' は 学名も Mahonia x media。 ナンテンはみな メギ科の木です。



「冬の時期、葉の少ない園内でひときわ存在感を放ちます。ヒイラギナンテンはヒイラギのようなトゲトゲした葉を持つことが特徴です」(安城デンパークの解説板の説明より)



ヒイラギナンテンのひとつひとつの花は真ん中に少し緑色の柱頭が突き出しています。おしべはというと なんと花被片にくっついています。


ふだんは横たわっているのですが、訪花昆虫が柱頭のつけねにさわると、花被片に密着していた雄しべが起き上がり、柱頭に近づくのだそうです。

余談ですが・・・
日本には春夏秋冬と四季がありますが、インドネシアでは 雨季と乾季の2季しかありません。
乾季の夏は「パナスカ~リ」(とっても暑い)といっておろおろ歩きます。
そしてようやく雨が降り出す雨期に入ると、熱帯雨林の樹々たちが芽吹きだすのです。
だから私は 「インドネシアでは 夏が終わると春が来る」といっています。


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