アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

コマユミ - 新穂高にて

2020-10-30 20:00:01 | みんなの花図鑑
新穂高シリーズ、第2回は コマユミ です。


コマユミの果実は 線香花火の火の玉に似て 燃えるように真っ赤です。
ニシキギの実も「じりじりと震えている線香花火の火玉のような赤」(asitahuku.exblog.jp「ニシキギ(錦木)線香花火の火玉」)で、コマユミそっくりです。区別の仕方は のちほど。




場所は 新穂高ロープウェイの「しらかば平駅」階段下。
白樺の黄葉の下にあるのが 紅葉したコマユミです。




種子は2つがくっついて火の玉になっています。(奥の黒っぽい影は ロープウェイのゴンドラ)




ニシキギ科 、果皮は いくつに割れるか ↓ 例によって おさらいです(^_-)-☆
ニシキギとコマユミ・・・・2裂
ツルウメモドキ・・・・・・3裂、
マユミとマサキ・・・・・・4裂、
ツリバナとアメリカマユミ・5裂。

コマユミは2裂し、マユミは4裂します。形もだいぶ違います。




このくらい近くに寄ってみると 2つに割れているのが分かります。




バックは 白樺の黄葉。




コマユミとニシキギの果実は 線香花火の火の玉みたいでそっくりです。果皮が2つに割れるところも同じです。
どう区別するのでしょう?
答えは枝を見ます。枝に翼があれば ニシキギです。この木は翼が無いので コマユミです。




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