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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

モクレン科も満開 - ぽかぽか陽気7

2023-03-13 16:00:09 | みんなの花図鑑
やっぱり今年は花の咲くのが早いですよね (^^♪
以下、3月11日、安城デンパークの状態です。

ハクモクレン

ハクモクレンの学名は Magnolia denudata (マグノリア・デヌダータ)
ちなみに シモクレンのほうは Magnolia liliiflora (マグノリア・リリィフローラ)





ハクモクレンの学名 の種小名 denudata はラテン語の形容詞 denudatus(裸の、露出した)の女性形。





何が denudatus(裸の、露出した)なのかと思ったら、「果実の姿が(裸の、露出した)」ということらしいです。





「原産地は中国中部で、中国東南部から西南部に分布する。日本を含む温帯域の世界各地で庭木や街路樹として植栽されている。」(Wikipedia「ハクモクレン」)









ハクモクレンには6枚の花弁と3枚の萼片があり、すべて開ききることはありません。
それに対して…





コブシ

コブシの花びらは6枚だけで、花は完全に開きます。




コブシの学名は Magnolia kobus




はじめ シデコブシかと思いましたが、「シデコブシ」の花弁は12枚から30枚あります。




ちなみに シデコブシの学名は Magnolia stellata





シデコブシの種小名 stellata は「星形(状)の」の意だそうです。






モクレン属の花は、めしべ・おしべが環状ではなく、らせん状に付くことが特徴。




雌しべ群(上)と雄しべ群(下)





オガタマノキ

ついでにモクレン科ということでオガタマノキも見て見ましたが、こちらは花期が遅くまだこんな状態でした。









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