朝露に濡れたダイズの花だともっといいのですが、降り続く雨に濡れた大豆の花です。
もっとも大豆の花は 大きな葉に隠れて咲いていますから、頭状花序の花たちのように直接雨に打たれることは少ないでしょうが・・・
マメ科の花は蝶形花といって皆このような形をしています。
上に大きく開いているのが 虫たちを呼ぶ旗(フラッグ)の役目をする 旗弁。
下の左右の一対が虫が止まる足場になる 翼弁。
翼弁の中に 舟弁といってその中の花シベを包んでいる弁があるのですが、この画像ではよくわからないです。
こちらのほうが 少し分かりやすいですかね。
こちらのほうが もっとよくわかりますね。一番手前の 青い弁が 舟弁です(竜骨弁という言い方もあります)。
日本で大豆が食べられるようになったのは 縄文時代中期だそうです。
あまりにも身近な豆ですが、「そもそも英語圏にはダイズは生育しておらず、彼らにとっては18世紀になって持ち込まれた外来作物なのです。」(加藤昇の 大豆の話)
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