春には タラの芽のてんぷらを食べてる自宅庭のタラノキです。
こんなふうに 細かい花がいっぱい。花の下の葉は 落ちてきた雄しべで真っ白です。
タラノキはウコギ科の木で、花期は8~9月。よくハエが集まってきます。ハチも来ますけど、ハエやアブのほうが多いです。
さて本題の花なんですが、雌雄同株といわれてます。「花序の枝の上部には両性花の花序、下方には雄花の花序がつくことが多い。(樹に咲く花)」(松江の花図鑑「タラノキ」)
ところが実際は どれが両性花でどれが雄花か、一目瞭然でないのです。
上の小花は 雄性期でなく 雌性期であることは明らかです。
画像の右手の花は 柱頭が5つに割れて開いています。柱頭の先は赤く染まっています。
画像の左上手の小花は蕾らしき小花とそれが開いて雌しべの柱頭が頭をもたげています。まだ5つに割れていません。
両方とも おしべらしきものはありません。
この画像では 中央の花序が一番最後の状態(柱頭が開いて受粉が終わって果実になりつつある)、下側の両方の花序の一部に雄しべがちょっと見られます。おそらく、ですが、おしべの活動期(雄性期)の最後で 花弁とおしべは脱落し雌しべが成熟しだす時期にあるものと思われます。
順番が逆になりましたが、雄性期の花です。
「花弁は5個あり、三角状卵形で先は尖る。雄しべと花柱は5個。」(同上)
この状態が 一番花っぽいですね。
雄性期の花というのは分かるんですが、これが両性花の雄性期か 雄花の雄性期かは分からないのです。
なぜなら、雄花といっても、めしべが退化しているとか、無くなっているわけではないからです。
「結実する両性花も脱落する雄花といわれているものも、形態的にはすべての花が両性花で構成されているように見える。」
「結実しない花の雌しべが明確に退化していれば雄花として認知しやすいのであるが、実際には雌しべが退化しているわけでもなく、5本の花柱を開くことから、見た目には〝結実しなかった両性花〟としか見えない」
(以上、続・樹の散歩道「タラノキの花は何ともわかりにくい!!」より)
見出しに使った画像の元の画像ですが、ハエが舐めている部分、ちょうど ヤブガラシの花のようですね。ウコギ科でも 花盤というのかどうかは知らないですが、花盤に相当する部分に蜜があるようです。
こんなふうに 細かい花がいっぱい。花の下の葉は 落ちてきた雄しべで真っ白です。
タラノキはウコギ科の木で、花期は8~9月。よくハエが集まってきます。ハチも来ますけど、ハエやアブのほうが多いです。
さて本題の花なんですが、雌雄同株といわれてます。「花序の枝の上部には両性花の花序、下方には雄花の花序がつくことが多い。(樹に咲く花)」(松江の花図鑑「タラノキ」)
ところが実際は どれが両性花でどれが雄花か、一目瞭然でないのです。
上の小花は 雄性期でなく 雌性期であることは明らかです。
画像の右手の花は 柱頭が5つに割れて開いています。柱頭の先は赤く染まっています。
画像の左上手の小花は蕾らしき小花とそれが開いて雌しべの柱頭が頭をもたげています。まだ5つに割れていません。
両方とも おしべらしきものはありません。
この画像では 中央の花序が一番最後の状態(柱頭が開いて受粉が終わって果実になりつつある)、下側の両方の花序の一部に雄しべがちょっと見られます。おそらく、ですが、おしべの活動期(雄性期)の最後で 花弁とおしべは脱落し雌しべが成熟しだす時期にあるものと思われます。
順番が逆になりましたが、雄性期の花です。
「花弁は5個あり、三角状卵形で先は尖る。雄しべと花柱は5個。」(同上)
この状態が 一番花っぽいですね。
雄性期の花というのは分かるんですが、これが両性花の雄性期か 雄花の雄性期かは分からないのです。
なぜなら、雄花といっても、めしべが退化しているとか、無くなっているわけではないからです。
「結実する両性花も脱落する雄花といわれているものも、形態的にはすべての花が両性花で構成されているように見える。」
「結実しない花の雌しべが明確に退化していれば雄花として認知しやすいのであるが、実際には雌しべが退化しているわけでもなく、5本の花柱を開くことから、見た目には〝結実しなかった両性花〟としか見えない」
(以上、続・樹の散歩道「タラノキの花は何ともわかりにくい!!」より)
見出しに使った画像の元の画像ですが、ハエが舐めている部分、ちょうど ヤブガラシの花のようですね。ウコギ科でも 花盤というのかどうかは知らないですが、花盤に相当する部分に蜜があるようです。
大きくて花は見る事が出来ません。
こういう花が咲いているのですね。
この蠅・・・褄黒金蠅ですか?
丁度私が今日アップしたのが蠅か虻か分からなかったのですが,
私の昆虫の先生が名前を教えてくださいました。
私のブログは現在が殆ど昆虫ばかりですが,
昨年に最後の愛犬を亡くすまでは30年以上も犬の世界にとっぷりと首まで使っており,
今年の春にやっと立ち直り花育てを始めた時に昆虫との新たな出会いをしています。
花も昆虫もまだまだ入り口にも立てていない世界ですので,
花については此方で学ばせてください。
いつもコメントありがとうございます^^
ウチのタラノキもそんなに高くはないのですが、脚立にまたがって撮りました。
私もはなをじっくりみたのは これが初めてでした \(^o^)/
コメントありがとうございます^^
ハエの名は全然分かりません。「褄黒金蠅」 ですか! ありがとうございます!
最近ようやく花と昆虫に 相性があることに気がついたところです。
また教えてください。今後ともよろしくお願いします(^^♪