アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

昔のクイズをもう一度 - 於大公園篇

2024-12-09 07:00:00 | みんなの花図鑑
(初出 2020-11-25 )
於大公園(東浦町)の紅葉はすでに ラクウショウ、メタセコイア、トウカエデ、モミジなどをアップ済みですが、他にもちょっと面白い紅葉があります。

それらを クイズにしてみましたので、名前を当ててお楽しみください \(^o^)/

A

これは 紅葉する木としてよく知られた(見慣れた)木ですね



場所は 公園内でなく、外周道路のマンションの下でした。



木には触らないほうがいいでしょう (´∀`)




B

これはちょっと意外な木ですよ
ヒントは 垂れている冬芽です。名前が「キ」で始まる木です。



これは カマキリの卵。 ヒントにならないかも "(-""-)"



C

これも紅葉する木としては盲点かも?


春に 花とそのあと面白い実をつけます。「コ」で始まる木ですよ




D

根から水を吸い上げる力が強い木です。



春先に枝を切ると水が滴り落ちることから この木の名前が付いたと言われてます。




E

これは簡単。エノキと同様よく見る背の高い木です。竹ぼうきをひっくり返したような樹形をしています。



よく見る木ですが、個体によって紅葉の色が「赤」「橙」「黄」と3様に変化します。遺伝的に 紅葉の色が決まってるんですって。




F (★これは 答えが分かりません)

葉のかたちを見るともみじ系のカエデですが、黄葉しています。



種類は分かりません。
「カエデ属植物は全てが紅葉するわけではなく、日本のイタヤカエデ(Acer mono)やヒトツバカエデ(Acer distylum)、海外のヨーロッパカエデ:Norway maple (Acer platanoides)などはアントシアニンが合成されにくいため秋には紅葉せず黄葉します。」とありますが、葉のかたちがもみじ系なので、そのどれでもないようです。




G

けっこう味わいのある紅葉でしょ



ヒント 果物のなる木です。



H

きれいな紅葉をしています。


対生で長い柄があり3出複葉が特徴のようです。



I

昔は お正月の羽根つきの玉、この木の果実で作っていました。



「ム」で始まる木です。




J (最後の木です)

最後は 紅葉ではないですが・・・赤い実と黄色い実が一緒になっています。



難しく考えないでください。バラ科の「ピ」で始まる木です。



では 答えを。




A 答えは 下の写真をご覧ください。




B  答えは 下の写真をご覧ください。




C  答えは写真内の樹名板をご覧ください(^^)/




D  答えは写真内の樹名板をご覧ください(^^)/




E
ケヤキです。左 褐色、右 黄葉。



F
カエデ (名前不明)
〔追記〕
この木について shuさんからコメントをいただきました。
「Fは黄色だとイタヤカデと思いましたが、葉の形はイロハモミジのようですね。
黄色く色づくイロハモミジもありますので、そうではないでしょうか。」
イロハモミジやオオモミジは黄色く色づくものがあることは 以下を見て情報を得ていました。


私もイロハモミジかオオモミジではないかと、漠然と、考えていたのですが、イロハモミジとオオモミジの識別ポイントについて調べてみました。

● 葉の鋸歯を見る方法

イロハモミジは 鋸歯が二重の「重鋸歯」であるのに対し、オオモミジは 一重の「単鋸歯」であるという違いがあるそうです。

● 翼果で区別する方法

イロハモミジの翼果は 竹トンボのように水平につくが、オオモミジの翼果は U字型かブーメランのようにつく曲がっているそうです。
果実がついていれば、これが一番わかりやすそうです。


G
はい、カキの木でした (^^)/


H
もしかしたら メグスリノキではないでしょうか。(もし間違ってたらご指摘ください m(_ _)m)


I
ムクロジ(無患子)です。
ムクロジ科といったらカエデ属も ムクロジ科でした。


J
ピラカンサ。
ピラカンサは 外来種3種の総称で、黄色の果実をつけるタトバナモドキの他は トキワサンザシとヒマラヤトキワサンザシ(カザンデマリ)で交雑していることもあるので 区別が難しいです。赤と黄が一緒になっているので、ピラカンサが正解とします。





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4 コメント

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Re: なつみかんさん^^ (アブリル)
2024-12-09 22:44:07
恥ずかしながら、4年前のクイズで
メグスリノキはもちろん、私自身答えが出てこなかったものが数本ありました(ToT)
それにしても、今年は紅葉の見ごろが予測できなくて困ります。
イチョウで有名な祖父江町もギンナン祭りが終わってからいったのにまだ黄色くなっていなく、このまま葉っぱが落ちてしまうのかと思ったらつい最近になって「いまが見頃」と新聞に載ってました。
安城デンパークのメタセコイア並木が奇麗だという情報を得ましたので、あさってにでも行ってみます。
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対生 (なつみかん)
2024-12-09 21:07:21
こんばんは~
クイズ楽しませていただきました。
メグスリノキだけ、不正解でした・・・
カエデの仲間は対生・・・と覚えているのですが、確かにメグスリノキも三出複葉が対生していますね。

カエデの仲間は分かりません。
時々イロハモミジも黄葉していることがあるので、黄色くなるだけでは分かりません・・・
気温や日当たりなど、色々な条件で変わるのかもですね。
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Re: kojiさん^^ (アブリル)
2024-12-09 07:48:57
そうですよね、メグスリノキがカエデの仲間とはなかなか受け入れがたいですよね
(すみません、きょうはシリアのことであたまがいっぱいです。きょうはパソコンクラブがあるのでシリアのことを話そうと思います
https://blog.goo.ne.jp/avril_kanabun/e/874bc2e119a3226763f33bddfe16ba0a
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Hは・・・ (koji)
2024-12-09 07:33:10
わたしもメグスリノキだと思います。
わが家のお隣三さんにあるのです。
ときどき、紅葉した葉が風に流されてくることがあります。
しかし、カエデ類の表にありますがメグスリノキもそうだとは知りませんでした。
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