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後白河法皇の13回忌以来、800年ぶりの法要 京都・三十三間堂

2020年10月05日 | 京都の寺社

三十三間堂で約800年ぶりに行われた法要「浄土如法経次第」



後白河法皇の13回忌に際して鎌倉時代に営まれた法要「浄土如法経(にょほうきょう)次第」が3日、京都市東山区の三十三間堂で約800年ぶりに行われた。一部に浄土宗の法式による勤行を含む法要で、千体千手観音立像を安置する堂宇に浄土宗僧侶の厳かな声明が響いた。

 三十三間堂(蓮華王院)は天台宗京都五箇室門跡の一つ「妙法院」の仏堂。元久元(1204)年に後白河法皇の13回忌を蓮華王院で営むにあたり、当時の土御門天皇が浄土宗の開祖・法然を招いて写経の法要を行った記録がある。

 その後に同様の法要を営んだ記録はなく、三十三間堂の千体千手観音立像が国宝指定されたことを記念する慶讃法要の一環として約800年ぶりに再興された。

 最初に妙法院の杉谷義純門主が法要の趣旨などを仏前で述べた後、「浄土宗古儀聲明(しょうみょう)研究会」で活動する浄土宗僧侶が「六時礼讃(らいさん)」と呼ばれる勤めの一部を行った。昭和初期に途絶えた古譜の旋律が堂内に響くと、参拝者らが足を止めて手を合わせた。妙法院の岸舜栄執事長は「普段の三十三間堂よりさらに厳かな雰囲気を参拝の方にも感じていただけたのでは。ご縁のある方々の協力に感謝したい」と話した。

(京都新聞社)








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信長焼き打ち免れた延暦寺瑠璃堂、初の内部公開 重要文化財、11月末まで

2020年10月05日 | 京都の寺社

初めての開扉を前に、本尊の前で営まれた法要



織田信長による焼き打ちを唯一逃れたとされる瑠璃堂



天台宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)で、織田信長による焼き打ちを唯一免れたとされる瑠璃堂(重要文化財)の初の特別開扉が10月から、始まった。室町時代の建築様式を今に伝える建物で、本尊の薬師如来像を扉の外から参拝できる。

 今年は1571(元亀2)年の焼き打ちから450回忌の節目にあたることから、戦国武将が駆け巡った山の歴史に思いをはせる機会にしてもらおうと、延暦寺の西塔地域にある瑠璃堂内部を初めて一般公開することにした。

 堂内に記された昭和40年代の修復記録によると、瑠璃堂の草創期については不明で、建物の形式から室町時代後期の建築であることが推定されるという。薬師如来像も室町時代の作。天井には草花を描いた天井画が複数枚あり、柱の一部には彩色も残るなど、堂宇全体が比叡山の長い歴史をしのばせる。

 今出川行戒参拝部長は「歴史のロマンに思いをはせると同時に、平和のありがたさや感謝の気持ちを感じてもらえれば」と話している。

 公開は11月30日まで、西塔地域では釈迦堂の内陣特別公開も行っている。いずれも諸堂巡拝料が必要。

(京都新聞社)












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