
(台北中央社)台北市の柯文哲市長、基隆市の林右昌市長、新北市の侯友宜市長は13日、林佳龍交通部長(交通相)が召集した会議に出席した。3市間の交通網整備について意見が交わされ、計画中の基隆ライトレール(LRT)をメトロ(中運量捷運)に昇格させて輸送力増強を図るほか、台北市の南港駅まで延伸し利便性を向上させる方針で一致した。
基隆市と台北市間の通勤ニーズは高いものの、輸送力不足が長年の課題となっている。また、両市間を新北市が隔てており、3市をまたぐ複数の鉄道計画の調整が複雑化。この日は、3市長による初の会議となった。
メトロは基隆が30年間切望していたものだと喜んだ林市長。交通部(交通省)鉄道局によれば、ライトレールからメトロへの昇格で、より自動化されたシステムが導入されることになり、運転間隔はライトレールの5分から3分以下に短縮される。
また、基隆メトロの南港駅までの延伸、台北メトロの計画中の路線「民生汐止線」との統合などについても3市間で合意に達した。
このほか、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)の北端、南港駅から北東部・宜蘭県への延伸案についても話し合われ、台北首都圏に水道水を供給する翡翠ダム(新北市)の集水域を通過せずに迂回するルートが採択された。今後は台湾鉄道の東部幹線を敷き直す案との比較、検討が進められる。